シャヴォスト ブラン・アッサンブラージュ N.V.(2021年）

コート・デ・ブランとヴァレ・ド・ラ・マルヌに挟まれるエペルネの南、11の村から構成されるサブリージョンのコトー・シュット・エペルネのシャヴォ村において、約20の栽培家によって構成される協同組合のシャヴォスト。2019年に現在のワインメーカーであるファビアン・ダヴィオーが参画すると、有機栽培、亜硫酸無添加の醸造、リザーブワインの不使用、ドサージュ・ゼロといった通常の協同組合とは大きく異なる方向へと舵を切り、一度味わえば忘れることができないほどのピュアでナチュラルな味わいシャンパーニュを生み出すようになると瞬く間に注目を集め、今では入手困難な蔵元となっていることでも知られています。ブラン・アッサンブラージュは、エントリー・キュヴェでありながらも圧巻の仕上がりとなることで知られるもので、ニューヨークタイムズのワイン評論チーフを務めるエリック・アシモフ氏が、自身がお勧めするスパークリングワイン13選の特集記事の中で、今や入手困難な造り手で当店でも人気を集めるシャルトーニュ・タイエやドント・グルレのワインとともにこのキュヴェをピックアップしたほど。白い花や赤いベリーとともに、ほんのりとしたブリオッシュのニュアンスも感じられるアロマが香り、ピュアさと繊細さ、フレッシュさのある白い果実の香味がしっとりと穏やかに広がる味わいは、思わず飲み進めてしまうほどです。