生産者の紹介
わずか16歳で多額の借金をして珠玉のグラン・クリュを獲得した、アルザスの新生ドメーヌ。
現当主のシャルル・スパーはアルザスでブドウ栽培農家兼ネゴシアンを営むスパー家の8代目だ。先祖のピエール・スパーは1820年にドイツからやって来た。1892年にその子孫が大手ネゴシアンのシャルル・スパーを設立したが、所有畑を残して、2007年にベーブレンハイムの協同組合に売却をした。当時シャルルはボーヌで醸造学を学んでいる最中で、カリフォルニアのマム・ナパ、ペルノ・リカールでの修行から戻ったばかりだったが、祖父にアルザスに戻るよう頼まれ、ブドウ畑を有機栽培に変えることを条件として家業に入った。シャルルの最初の収穫は2010年であるが、この年に8.2haのブドウ畑を持つDomaine Buecher-Fixを経営していた現在の妻、アメリ・ブシェールと出会う。 2017年にエコサートとデメターからそれぞれオーガニックとビオディナミの認定を受け、それを機に夫妻は2つのドメーヌを統合し、およそ20haを所有するアメリー&シャルル・スパーを創業した。
シャルルは、話し出すと止まらないワイン造りへの飽くなき探求心とセンスのみならず、大胆な行動力を持つ人物であり、そのエピソードには事欠かない。なんと、裁判所での特別な手続きを経て、わずか16歳で25年間を掛けて返済する必要がある多額の借金をして珠玉のグラン・クリュSchoenenbourgを獲得している。また所有するグラン・クリュのひとつであるMambourgはアルザスでも一番暖かく、白ブドウにとっては糖度が上がりすぎてしまうため、ピノ・ノワールとシラーのみを植えている。グラン・クリュとは名乗れなくなってしまうことなど意にも介さない彼のこだわりが良くわかる。残糖がなく酸がしっかりとしたクリーンな味わいのワインをナチュラルな造りで生み出すアルザス屈指の注目生産者である彼らは、数ある生産者団体には一切加盟せず、自らの意思のみを指針に豊富な経験を活かしたワイン造りに邁進している。
所有畑20haのうち、80%もの大部分がロケーションの良い丘陵地にあり、所有畑の半分に及ぶ10haがグラン・クリュの畑だ。しかも、フラッグシップのSchoenenbourgを筆頭にHengst、Brand、Mambourgなどの著名畑を所有している。2010年からオーガニック、2014年からはビオディナミ栽培を採用し、上述した通り2017年にオーガニックとビオディナミの認証を取得した。畑は草を自生させていて、1年に3回、馬で耕作をし、伝統的な手作業で収穫をしている。すべて自然酵母で発酵させ、ワインはきめ細かい澱の上で12~18ヶ月間熟成させる。ピノ・ノワールに関しては例外的な年を除き、100%全房発酵させる。
既に評論家たちからの熱い視線が注がれており、Vinousは、「アルザス地方に誕生した最も野心的な新しいワイナリーのひとつによって作られたワインは確かなもので美味しい。」と称賛している。ジェームス・サックリングや、ジャンシス・ロビンソン、ラ・レビュ・デュ・ヴァン・ド・フランスでも毎年ティスティングをしてウォッチされているが、90点以上の高得点を数多く獲得している。若い世代の活躍が目覚ましいアルザスの中でも、今後の活躍が非常に楽しみな生産者であることは間違いないだろう。
みんなのワインレビュー
アメリー・シャルル・スパー リースリング アルテンブルク(仏アルザス産赤750ml)
この商品にはまだレビューがありません。最初の一人になりましょう!

お電話1本ですぐご注文!
通販専用フリーダイヤル
受付 / 10:00-16:00 (平日)
※お支払いは現金代引きのみ
※一般のお客様専用窓口です