ドイツワイン好きのつぶやき (バイヤーアシスタント 桐山 真実子)

数十年も前からドイツワインは日本に輸入されていますが、何故かいまだに日本ではマイナーな存在です。個人的にはとても好きで、お財布が許す限り追いかけたい生産者もいるのですが、いかんせん日本のワイン総輸入量に占める割合は年々減少しており、2010年の時点でたった2.2%…。量的には10年前のほぼ4分の1です。欲しいワインは日本で入手するのは難しい銘柄ばかりなので、ドイツに行って蔵元や小売店で直接買ったり […]

イタリア出張報告① ~ブルネッロ・ディ・モンタルチーノを4つのエリアに分けてみると (営業 青山 マルコ)

フィラディスのイタリアワイン担当、青山マルコです。東京のイタリアンレストランを中心に担当させて頂いていますので、私のことをご存知ない方も多いと思います。簡単な自己紹介ですが、イタリア人の父と日本人の母を親に持つ、世間で言うところの“ハーフ”と言う存在で、外見はほぼ日本人にしか見られませんが、イタリア語を話すことは全く問題ありません。 帰郷と称して、という訳ではもちろんありませんが、イタリア担当とし […]

イタリア出張報告② ~本当に巨人だったエンツォ・ポントーニ (営業 青山 マルコ)

ゆるやかな時間の中で生きる男、エンツォ・ポントーニ トスカーナ訪問後、一路カンパーニャへ。その後フリウリへ移動し、今回の出張で最も楽しみにしていたフィラディス取扱い生産者、クロアットでお馴染みのミアーニ当主エンツォ・ポントーニ氏に会って感じたことをお伝えしたいと思います。 ミアーニと言えばイタリアワインの中でカルト的な存在として有名であり、地元ブットリオ在住の人でも、容易に手にすることはできない幻 […]

ワインのコンディションに関するお話(営業 曽束 仁寿)

前回までに皆様にお届けした『ワインの輸送の“ホント”』、『船便VS航空便の比較試飲』が大変御好評頂きましたので、今回はワインのコンディションについてお話したいと思います。 フィラディスでは様々な古酒を取り扱っており、毎月大量の古酒が入荷してきます。私が検品するワインだけで、ざっと年間5万本。日本でいちばん多くの古酒を中心としたファインワインを目にしているはずです。ここでは、私の経験に基づいて、お話 […]

船便VS航空便、本当はどっちがいいの? ~比較実験してみました! (営業 古川 康子)

ワインに携わる以上、コンデションにこだわらない人は、おそらくいないはずです。私たち輸入業者がそこに徹底してこだわることは当然のことです。私たちも日頃、「航空便はやっぱりコンディションがいいよね」等々お話を伺うことはよくあります。もちろん反対の意見の方もいらっしゃるわけです。 Firadisニュースレター2011年11・12月号において輸入担当の鈴木から、ワイナリーからフィラディス倉庫までの輸送の流 […]

ワイン輸送の“ホント”を教えます!②海上輸送から入庫まで(輸入担当 鈴木幸恵)

前回はフランスからの船便を例に、ワイナリーでの集荷~船積みするところまでをお話ししました。 第1弾はコチラ   今回は第2弾として海上輸送~フィラディスの倉庫へ入庫するまでをお話ししていきたいと思います。 海上輸送について さて、フランスを出発したワイン、日本までどのくらいで着くと思いますか? 飛行機だとたったの十数時間ですが、船便だとなんと約5週間。長い船旅です。ちなみに3年ほど前まではフランス […]

ワイン輸送の“ホント”を教えます!①ワイナリーから現地の港編 (輸入担当 鈴木幸恵)

ワインのプロである皆さんは当然ワインのことはお詳しいですよね。お仕事の中でワインの説明をされる機会も多いことと思います。産地やブドウ品種、生産者やヴィンテージ・・・でも、そのワインどんなふうに輸送されているかご存知ですか? ワインにとって輸送時のコンディションはとても大切です。どんなに素晴らしいワインも輸送時にダメージを受けてしまっては台無しです。ところがワインの輸送については、正しい情報が広まっ […]

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