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ジャック・セロス リュー・ディ マルイユ・シュール・アイ スー・ル・モン ブラン・ド・ノワール N.V.

ジャック・セロス リュー・ディシリーズ、マルイユ・シュール・アイ村のピノ・ノワール100%によるブラン・ド・ノワール。オレンジピールやカモミール、赤い果実の香りから穏やかにはじまり、トロピカルフルーツやナッツ、キャラメルの印象に広がっていく、あたたかさを感じさせるスタイル。全体的にふくよかなボディ感がありつつも中程度の酸はバランス良く確かに存在。若干の昆布ダシ的なニュアンスも感じられます。余韻は複雑でとにかく長く、シャンパーニュがいつまでもそこにあるかのように香りが漂い続ける感じ。厳しさを感じさせるシャンパーニュよりも、柔らかさのあるシャンパーニュが好みの方にお薦めしたいリュー・ディです。

※メインラベル下部に塗りつぶし跡あり。関連画像を参照ください。

ジャック・セロス シュブスタンス ブリュット N.V.（デゴルジュ:2015）

『ジャック・セロスの魅力はその危うさと一貫性。相反するもののように感じますが、爆発するような危うくも官能的な香りは、良薬か麻薬かどちらにもとれます。また、どの作品を飲んでもジャック・セロスだとわかる、一貫性を感じる、芯のあるシャンパーニュです』ソムリエ 井黒卓

　 「シュプスタンス」＝「本質」という名前にふさわしい、本拠地アヴィーズのテロワールを表現した、1984年から毎年継ぎ足されたソレラ・システムのシャンパーニュ。 収穫の翌年、228Lの小樽から4,000Lの大樽に澱と共に移され、次の年には澱を取り除いて4,300Lのステンレスタンクに移されます。
毎年このタンクから全体の22％をボトリング。減った分を大樽から移し、更に大樽の減少分を小樽から移していくため、毎年の特徴が層のように重なり、テロワールの深みを感じるシャンパーニュに仕上がります。
毎年3,000本の生産。

ジャック・セロス ヴェルシオン・オリジナーレ エクストラ・ブリュット N.V.（デゴルジュ:2015）

『ジャック・セロスの魅力はその危うさと一貫性。相反するもののように感じますが、爆発するような危うくも官能的な香りは、良薬か麻薬かどちらにもとれます。また、どの作品を飲んでもジャック・セロスだとわかる、一貫性を感じる、芯のあるシャンパーニュです』ソムリエ 井黒卓

　 ヴェルシオン・オリジナーレ エクストラ・ブリュット。
表記はエクストラ・ブリュットですが、ノン・ドサージュ。つまりブリュット・ナチュールです。
主にアヴィーズ、クラマン、オジェの3箇所の斜面の区画で収穫されたワインをブレンド。
アンセルムの求める修道士のような厳格な味わいを追及し、ヴェルシオン・オリジナーレはイニシャルよりもクラマンの比率が高く、またそれぞれのグラン・クリュの斜面の区画のブドウが使われています。