生産者の紹介
革新の力でシャブリを進化させる、ジュリアン・ブロカール
ジュリアン・ブロカールは、1997年に父ジャン・マルクのドメーヌを継ぎ、シャブリにビオディナミを導入した革新的な生産者である。マルク・ギユモのワインに感銘を受けた彼は、土壌の活性化とブドウの生命力向上を実感し、2012年に自身の名を冠したドメーヌを設立。現在は7区画25haでビオディナミを実践し、プレパラシオンも一部自家製、残りはピエール・マッソンから調達する。醸造ではコンクリートタンクや卵型タンクを取り入れ、自然な対流で澱からの旨味を引き出すなど、独自の手法を追求。2014年にはデカンター誌でシャブリのトップ19に選出され、パーカーからも高い評価を受ける。シャブリの未来を切り拓く注目の造り手である。
みんなのワインレビュー
ジュリアン・ブロカール シャブリ・プルミエ・クリュ コート・ド・レシェ
- ★
- 5.00
- 3件のレビューがあります
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凝縮感溢れるエレガンス
2018vtを2021年4月に。
解説の風味そのままの、素晴らしいワインです。
美辞麗句ではなく、この銘酒に対する的確なコメントと思います。
このワインの前に開けたラングドック赤以上に、ローストポークに合うほど、凝縮感と肉厚さを感じます。
それでいて、綺麗なミネラリーと酸といったシャブリ印。
流石です。
他の一級畑、特級畑も試します。
気品の豊なフルーテイで大胆なアロマ
熟したリンゴやマーマレードの香があり、干しぶどうような甘さのフレーバーを感じる張りとまろやかさを味わえる最高級のシャブリー
透明感
輝きのある僅かにグリーンがかったイエロー。粘性は強め。
セージやミントのような清涼感のあるハーブに、石灰や火打石、小麦粉というかパン生地っぽいニュアンス。レモンやグレープフルーツ、オレンジピール、白い花。
口に含むと塩味を感じる溌剌とした酸に、レモンやオレンジといった柑橘が口いっぱいに広がります。オレンジのハチミツを彷彿とさせるような甘みがあり、アフターにかけて樽っぽい香ばしさが少々。とても透明感があって綺麗なワインでした。
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