生産者の紹介
カリストガの果実味を極める、知られざるナパの名手バーロウ
ナパ・ヴァレー最北端のカリストガは、完熟した果実味とフィネスを兼ね備えたワインを生む理想の地である。1994年、南カリフォルニアから移住したウォーレンとジャンヌ・スミス夫妻が息子バールとともに設立したバーロウは、この地のテロワールに魅せられ、自家消費用にワイン造りを始めた。畑のポテンシャルを見抜いた醸造家アート・フィンケルシュタインの助言をきっかけに1997年から市販を開始。フィロキセラの被害を乗り越えながらもサステイナブル農法を採用し、夜間の涼風が育む酸と日中の高温が生む凝縮感を生かした、豊かな果実味と長期熟成のポテンシャルを備えたワインを造り続けている。現在も生産量の大半を他ワイナリーに供給する希少な存在ながら、ナパ・カベルネらしい力強さと上質さを持つワインを良心的な価格で提供し、ナパの知られざる優良生産者として静かな注目を集めている。
みんなのワインレビュー
バーロウ・ヴィンヤーズ バールージュ・ナパ・ヴァレー 2018年(USAカリフォルニア産赤750ml)
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