生産者の紹介
『シャトー・サン・ピエール』は、ボルドー メドック地域格付第4級のシャトー。2009年ヴィンテージにロバート・パーカーが98点を付け、その他の年も90点台を連発。この格付としてはずば抜けたクオリティを誇る造り手として知られています。
そのワイン造りの歴史は16世紀にまで遡り、このエステートはメドック地域で最も古いものの 1 つと考えられています。記録では1693年、マルキ・ド・シュヴェリーが所有する「セランサン」という名前のワイン農園の存在を確認されており、その時に建立されたメドック伝統様式のエレガントな建物が『シャトー・サン・ピエール』の興りとなったようです。
1767年にサン・ピエール男爵がこのエステートを購入、当時の慣習に従い彼の名前を付けました。彼の死後には 2 人の娘が彼の遺産を分割、以降も更に分割がされ、エステート全体が複数のオーナーによって所有される極めて異例の形となりました。1892年からは実際に 『サン・ピエール・セヴァイストル』と『サン・ピエール・ボンタン・デュバリー』の2つのラベルでワインがリリースされていたとのこと…。それでも1855 年のグラン・クリュ格付からはから除外されることなく、第4級のリストのトップに掲載されたままでした。
1922 年、アントワープ出身の 2 人の商人、ピエールとシャルル・ヴァン・デン・ブッシェ兄弟がエステートの 半分に当たる部分をまとめて取得、そしてその60年後に現オーナー家のアンリ・マルタンが全体をまとめて購入、何世紀にもわたって散らばり、継承されてきた『シャトー・サン・ピエール』が再び完全なものとなり、2世紀以上前に付けられた名前を取り戻すことに。現在はアンリの息子ジャン・ルイ・トゥリオが運営、年を経る毎に進化・発展を続ける注目のシャトーとなっています。
みんなのワインレビュー
シャトー・サン・ピエール サン・ジュリアン 2008年(仏ボルドー産赤750ml)
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