Le Mesnil-sur-Oger(ル・メニル・シュル・オジェ)
サロン、クリュッグなどグランメゾンが愛す洗練されたシャルドネの産地
鋭く厳しい酸と細く硬いミネラルを持ち、長期熟成向きのキャラクター
目次
■特徴
コート・デ・ブランのグラン・クリュの中ではシュィイに続き2番目に広い栽培面積を誇り、オジェのすぐ南隣に位置するメニル・シュル・オジェ。
お隣と名前こそ似ているものの、そのキャラクターは正反対。
外交的で華やかなオジェに対し、メニル・シュル・オジェは鋭く厳しい酸と細く硬いミネラルを持ち、熟成には長い時間がかかる。
そのため、他の村のブドウとブレンドされることも多いのだが、飲み頃を迎えると素晴らしくエレガントなシャンパーニュを楽しむことができる。
コート・デ・ブランの最南端に位置するメニル・シュール・オジェ。
クリュッグのラグジュアリーキュヴェを生む単一畑クロ・デュ・メニルを擁し、洗練の極みであるサロンを生み出すこの村の魅力に大きく寄与するのは土壌である。表土が非常に薄くベレムナイト・チョークの層がすぐに露出する土壌が、豊かで強いミネラル感とシャープな酸をもたらし、シャンパーニュのグランクリュの中で最も長熟で最もエレガントと評されるワインを生み出す。
■データ(出典:GRANDES MARQUES&MAISONS DE CHAMPAGNE)
栽培面積 | 約435.30 ha |
栽培比率 | シャルドネ 99.7%
ピノ・ノワール 0.3% |
栽培家数 | 480 |
主なシャンパーニュ・メゾン | Delamotte
Duval-Leroy Krug Louis Roederer Moët & Chandon Philippe Gonet Salon Thiénot Veuve Clicquot |
主なレコルタン・マニュピラン | Claude Cazals
Guy Charlemagne Pierre Moncuit Rocourt Moncuit Pierre Péters J. L. Vergnon |
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