ブルゴーニュ

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Fixin(フィサン)

■特徴 教会の勢力が活発だったためワイン造りの歴史は古く、11世紀の初頭からブドウ栽培されていた記録が残っている。 栽培面積約100haとややこぢんまりとしたフィサンは、人気アペラシオンであるジュヴレ・シャンベルタンに隣接しており、中々フォーカスされることがない。 コート・ド・ニュイ・ヴィラージュを名乗ることもできるため、フィサンの名を冠せず販売をされること […]

Marsanney(マルサネ)

■特徴 ブルゴーニュの首都ディジョンから南にすぐのところに、コート・ド・ニュイ始まりのアペラシオン、マルサネがある。 3つの村からなるこのアペラシオンの栽培面積は約240haにのぼり、その内20haではロゼの生産も認められている。 その歴史は古く、ブルゴーニュで唯一3つの色のワインを造ることができる。 そんな唯一無二のアイデンティティがあっても、どこかパッと […]

GC Corton(コルトン)、Corton-Charlemagne(コルトン・シャルルマーニュ)

■特徴   ラドワ=セリニー、アロース=コルトン、ペルナン=ベルジュレスの3つの村から成り立つグラン・クリュのコルトンとコルトン・シャルルマーニュは、コルトンの丘の斜面にぐるっとぶどう畑が広がっている。 その合計面積は約160haと非常に広大。例えるなら東京ディズニーランド3個分。 しかしその広さと特殊なAOC規定があいまってコルトンについての一般 […]

Pommard(ポマール)

■特徴 中世から骨太で男性的なポマール、しなやかで女性的なヴォルネイと表現され、ブルゴーニュでも2つのアペラシオンは特に高い人気を誇っていた。 日本ではそれほどではないのだが、今でもポマールの人気は高い。 赤ワインのみの生産で、AOC認定はブルゴーニュの中で最も早い1936年。 ブルゴーニュワイン=ポマールというくらい定評があったためブルゴーニュ大公や旧家が […]

Volnay(ヴォルネイ)

■特徴 その歴史は古く、1328年のブルゴーニュ公国戴冠式にはヴォルネイが振舞われていたらしい。 今よりもコート・ド・ニュイの評価が高くなく、コート・ド・ボーヌの赤ワインこそが至高とされていたため、当時ヴォルネイのワインはブルゴーニュ最高のワインだった。 かつて王家が直接管理をし、その食卓にも登場していたことからますます評価は上がることになる。 ブルゴーニュ […]

Chassagne-Montrachet (シャサーニュ=モンラッシェ)

■特徴 その名の通りグラン・クリュのモンラッシェをピュリニー・モンラッシェ村と2分する村で、こちら側では区別のためにル・モンラッシェと定冠詞をつけて呼ぶことができる。 人口約300人あまりの小さな村でありながら、 作付面積の約半分がプルミエ・クリュという異常なくらい高い割合で、そのどこでも赤白問わず生産が可能。 赤白共に長熟するものが多く、白は厚みが合って豊 […]

Puligny-Montrachet (ピュリニー=モンラッシェ)

■特徴 世界最高の白ワイン産地の1つであるピュリニー・モンラッシェ。 緻密でミネラリーなキャラクターは上質でありながら正統派。土地と醸造によってどんな味わいにも姿を変えるシャルドネのお手本ともいえる。 至高の畑モンラッシェを筆頭に、優れたグラン・クリュ、プルミエ・クリュを有しブルゴーニュだけでなく世界を代表する白ワインの産地でもある。 モンラッシェ ピュリニ […]

Meursault (ムルソー)

■特徴 間違いなくブルゴーニュを代表する白ワインの産地でありながら、一昔前までは『モンラッシェ』でないために品質にそぐわない待遇をされていたムルソー。 さらにコート・ド・ボーヌ最大の村でありながら、グラン・クリュの区画はない。 しかし、そのふくよかなキャラクターと優れたプルミエ・クリュ、世界が奪い合う優良生産者の存在が、ムルソーを一躍トップ生産地に押し上げた […]

Vosne-Romanee (ヴォーヌ・ロマネ)

■特徴 ネックレスの中央の真珠、王冠の宝石。 この村はいつも輝かんばかりの言葉で形容される。 豪華絢爛でありながら慎ましく、奔放であり厳格。常に相反する2つの要素を合せ持つからこそ、このワインは見抜きづらく人々を魅了する。 一体、ヴォーヌ・ロマネの本質とはどこにあるのだろうか。 『ロマネ』 ヴォーヌ・ロマネといえばロマネ・コンティ、ロマネ・コンティといえばヴ […]

Nuits-Saint-Georges (ニュイ・サン・ジョルジュ)

■特徴 ニュイ・サン・ジョルジュのワインはどういうものなのか、一言で表すことが出来ないから、この村は昔からアイデンティティを打ちだすのに苦労している。 ニュイ・サン・ジョルジュ村とプレモー・プリセ村の2つの村から成る広い面積のせいか、グラン・クリュが存在しないからか、やたら多いプルミエ・クリュのためか、その原因はいくつかあり明確に言い表せない。 しかし間違い […]

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