シャンパーニュ

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Yarra Valley(ヤラ・バレー)

ビクトリア州の州都メルボルンの北東に位置するヤラ・バレーは、「暑くて乾燥したシラーの産地」というオーストラリアのイメージとは全く異なり、極めて冷涼な産地である。エレガントで複雑なピノ・ノワールとシャルドネを生むヤラ・バレーでは、世界中から多くの愛好家が訪れてくるため、ワイナリー観光も重要な産業となっている。 ブドウが初めて植えられたのは1838年で、そこから […]

Chartogne Taillet(シャルトーニュ・タイエ)

果てしない熱意を持った1983年生まれのアレクサンドル・タイエ。 世界大戦前はグランクリュの村々と同じ価格で取引されていたメルフィ村に本拠地を構え、そのメルフィを体現しようと土壌を研究し尽くし、畑を耕す馬や堆肥用の羊すらもメルフィ内で育てるという筋金入り。 ジャック・セロスでの修行後、両親が営むシャルトーニュ・タイエに参画してから早10年余り。 ミネラル感豊 […]

Agrapart et Fils(アグラパール・エ・フィス)

「私は、土壌に対する姿勢はブルゴーニュ的だが、ワインづくりにおいてはきわめてシャンパーニュ的だ」 コート・デ・ブランのレコルタン・マニュピュラン(RM)生産者の大御所、アグラパールの当主のパスカル・アグラパールは語る。 グラン・クリュ アヴィズ村に本拠地を置くアグラパールはコート・デ・ブランのテロワールを知り尽くした、シャルドネの天才的な表現者でありRMブー […]

Henriot(アンリオ)

Henriot HP 200年続く家族経営のシャンパン・メゾン。それがアンリオだ。 フィロキセラや世界大戦の被害を受けながらもアンリオの一族がブランドを絶やさず継承し続けており、シャンパーニュの中ではとても珍しい存在である。 1990年代には大手メゾンであるブルゴーニュのブシャール・エ・フィス、シャブリのウィリアム・フェーブルなどを傘下にし、これを機に2つの […]

Bollinger(ボランジェ)

Bollinge HP ボランジェは設立当初から現在まで家族経営の非常に珍しいシャンパーニュ・メゾンである。 他にもシャンパーニュのアヤラ、ブルゴーニュのメゾン・シャンソン、ロワールのラングロワ・シャトー、コニャックのデラマンを所有している。 主にグランクリュとプルミエクリュから成る178haもの自社畑を所有し、生産に必要な約60%を賄っている。 木樽での発 […]

Pierre Peters(ピエール・ペテルス)

Pierre Peters HP ピエール・ペテルスはコート・デ・ブランのグラン・クリュを中心に計18haを所有するブラン・ド・ブランのスペシャリスト。 少しも濁ることなく、ピュアでクリーンでまっすぐなスタイルは多くの人々を魅了している。 特にフラッグシップであるシェティヨンは秀逸であり、メニル・シュル・オジェでトップの1つであるシャンパン。   […]

Louis Roederer(ルイ・ロデレール)

Louis-Roederer HP 高級シャンパンの代名詞でもあるクリスタルを擁するルイ・ロデレール。 ワイン業界にも他業種が参入して巨大なカルテルが誕生するなか、実は2世紀に渡って家族経営を守り通す稀少なシャンパンメゾンでもある。 現在はフランス国内のワイナリーをいくつか買収し、カリフォルニアにもワイナリーを設立し精力的な広がりを見せているが、あくまでその […]

Taittinger(テタンジェ)

Taittinger HP 1800年代から設立したメゾンが多い中で、テタンジェは1932年創業の割と後発のシャンパーニュ・メゾンである。 シャンパーニュだけでなくカリフォルニアワインの製造、そしてホテル業や出版業も営むため巨大で商業的なメゾンだと思われがちだが、実は代々テタンジェ家が経営する家族企業のメゾンなのだ。 創業当初から畑のクオリティにこだわり高い […]

Perrier-Jouet(ペリエ・ジュエ)

Perrier Jouet HP 美しいアネモネのラベルで有名なシャンパーニュ、ペリエ・ジュエ。 19世紀末から第一次世界大戦が開戦するまでのパリが繁栄した華やかな時代を指す『ベル・エポック』がそのままラグジュアリー・キュベの名前として採用されている。 それほどペリエ・ジュエと芸術は切っても切り離せない密接な関係にあり、華やかなシャンパーニュの中でも特にその […]

Fleury(フルーリー)

Fleury HP シャンパーニュの最南端、土壌もブルゴーニュに近い土地でフルーリーはシャンパンを造っている。 フルーリーといえばビオディナミ、と言っても過言ではないくらいシャンパーニュ地方の作り手の中で確固たる地位を築いている。 味わいは柔らかく、適度な酸がありながらもどこか温かみがあるスタイル。 かといってボリュームが出すぎることもなく、その秀逸なバラン […]

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