ティボー・ブーディニョン サヴニエール クロ・ド・フレミーヌ(仏ロワール産白750ml)

ロワール屈指の銘醸地として知られるアンジューの中でも、各方面から注目を集めるティボー・ブーディニョン、2009年がファーストリリースという比較的新しい蔵元ながら、2018年にはこちらもフランスの有力評価誌であるベターヌ＆ドゥゾーヴ誌において、なんとブルゴーニュの最高峰であるルロワやボルドー五大シャトーの一角ムートンとともにトップ10生産者に選ばれ、2020年にはこちらもロワールの最高峰に君臨するクロ・ルジャールと並ぶ評価を受けた、まさにロワールのみならず、フランスを代表する蔵元のひとつとして知られています。

このワインは、サヴニエールの中でも特に重要な畑として知られるクロ・ド・ラ・ユットのすぐ裏手に位置する絶好区画で育まれたブドウで仕込んだもの。マンダリンオレンジやアプリコットなどのフルーツや、品の良いフローラルなアロマが香り、口の中ではフレッシュな柑橘の果実と上質なミネラルが一体となった、繊細な風味が広がります。

元々はブルゴーニュの『フィリップ・シャルロパン(ご存じ、フィラディス取り扱いの名門です！)』を始め、ボルドー、ロワールの幾つかの生産者で修業を積んだティボー。ロワール地方の中心エリア、アンジュ-のテロワールに魅せられた彼が造りだすワインは、まさに「天性のセンスから生まれたもの」としか言いようがありません。ほんの数年でその地域を代表する生産者になってしまうとは…やっぱり、“天才”っているんですね。