３つのポイント

1. ≪良い状態で楽しむには、いつ抜栓する？≫：抜栓直後から十分においしい状態で楽しむことができますが、「時間が立ったらもっとおいしくなりそうだぞ・・！」という期待値をビシビシ感じさせる1本です。できれば最低でも飲む1時間前にはコルクを抜いておいてください。香りの複雑性がグンと増し、ワインの十分な深みが迫ってきます。 パワフルでヴォリューム感ある味わいが、時間を経るごとにスケール感を増していく印象です。
2. ≪このワインがもっとおいしくなる温度設定≫：いつも「赤ワインは冷やしめで」とお勧めしていますが、このワインに関しては日本の室内の常温、で大丈夫です。生産者も、17-19度の温度設定を推奨しています。確かに、温度を下げてみたところガシッとした引き締まり感が強調され過ぎてしまいました。やや高めの温度でワインの柔らかくして楽しむのが最適でした。
3. ≪おすすめのワイングラス形状・サイズ≫：ボルドーらしい飲みごたえを存分に楽しむなら大ぶりのボルドー型グラス(縦長、口細)がおすすめですが、丸型ブルゴーニュグラスもこれがなかなかのものでした。タンニンが軽くなり、果実の甘さがもっと前に出てくるイメージです。ご自宅にある、出来るだけ大きなグラスでお楽しみください。偉大なボルドーの味わいを、5,000円以下でたっぷりと堪能できます！