≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタビュー!≫
『ワイン職人に聞く、10の質問』
アルジャーノのリッカルド・ボージ さん
Q1:ワイン造りを一生の仕事にしよう、と決意したきっかけは何ですか?
⇒伝統、だからだ。
ファミリーは500年前にこの地で農業を始め、ワインを造り続けてきた。それをさらに次の世代に伝承していく責任が、僕たちにはあった。
Q2:これまでワインを造ってきて、一番嬉しかった瞬間は?
⇒アルジャーノが所有している全ての畑の土壌について詳細な科学的調査を行った際に、我々の土には途方もない複雑性とポテンシャルが秘められている、と分かった時だ。それ以来、ひとつひとつの細かい区画ごとに、どんな農業的アプローチで向き合うかを考えられるようになった。
Q3:その反対に、一番辛い(辛かった)ときは?
⇒1984年のことかな…本当に辛く悲しく、そして自分たちの心を試される年だった、完璧な作柄で収穫を迎えたこの年。なんとその直前に大量の雹が降ってしまい、ブドウが全滅してしまったんだ。
Q4:ワイン造りで最も「決め手になる」のは、どの工程だと思いますか?
⇒その土地ならではの個性を正しく表現できる、樹齢の高い古木を維持し続けることだと思う。ワインを醸造していくのは、そのブドウが偉大なワインになるのを少し手助けするくらいのことだと思う。
Q5:あなたにとっての「理想のワイン」とは?
⇒たとえ目隠しで飲んだとしても、そのワインが有しているべき産地やブドウの個性を完璧に見つけられるようなワイン。
Q6:今までに飲んだ中で最高のワインを1本だけ選ぶとしたら?
⇒「まだ出会っていない」かな。だから、毎年、毎日探求が続くんだ。
Q7:自分のワインと料理、これまでに一番マリアージュしたと思った組み合わせを教えてください。
⇒暖かな気候に恵まれた年のブルネッロ・ディ・モンタルチーノを15年から20年ほど寝かせて…
トスカーナ風のTボーン・ステーキに合わせたときかな。あまりのおいしさに、感情が湧き出るような体験だった。
Q8:もしあなたが他の国・地域でワインを造れるとしたら、どこで造ってみたいですか?
⇒同じイタリアで、シチリア島のエトナ。傑出したテロワールを有していて、まだまだ可能性を秘めている場所だと思うから。
Q9:あなたの「ワイン造り哲学」を、一言で表現してください。
⇒テロワールの理解を突き詰められる限り突き詰め、そしてワイン醸造時には可能な限り余計な手を加えないこと。
Q10:最後に…日本にいるあなたのワインのファンに、メッセージを!
⇒自身の味覚と本能に素直になって、そしてワインへの興味と好奇心を持ち続けてください。自分が本当に大好きなワインがあるのなら、是非産地を実際に見て、そして我々のような造り手と直接話してみてください。
お電話1本ですぐご注文!
通販専用フリーダイヤル
受付 / 10:00-16:00 (平日)
※お支払いは現金代引きのみ
※一般のお客様専用窓口です