シラー

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Swartland(スワートランド)

スワートランドは南アフリカにある広大なワイン産地で、州都ケープタウンから65km北に位置している。オランダ語で「黒い土地」を意味するスワートランドは、雨後に黒くなる南アフリカ固有の植物にちなんで名付けられたという。元来この地は麦の生産地であったが、1990年代後半から人の手を介さないワイン造りをする生産者たちが注目し、スワートランドの人気に火がついた。注目す […]

Priorat(プリオラート)

スペイン北東部カタルーニャ州といえば、国際的な観光都市であるバルセロナが有名だ。そのバルセロナから海岸沿いに南に100kmほど下るとタラゴナという町が見えてくる。この町から少し内陸に位置するプリオラートは、規模こそ小さいものの極めてダイナミックな産地である。この地が生む力強いフルボディの赤ワインは、過去数十年にわたって高級ワインとしての名声をほしいままにして […]

Hawke’s Bay(ホークス・ベイ)

ホークス・ベイはニュージーランド北島の東海岸に位置するワイン産地で、ネイピアやヘイスティングスの町の周辺に広がっている。ここはニュージーランドで二番目に大きいワイン産地であり(トップはマールボロ)、特に赤のボルドーブレンドとシラー、そしてシャルドネの品質の高さで知られている。ホークス・ベイはニュージーランドで最も古いワイン産地の一つとして知られており、初めて […]

Stellenbosch(ステレンボッシュ)

ステレンボッシュは南アフリカで最も有名なワイン産地である。ウエスタン・ケープ州の沿岸エリア、ケープタウンの東に位置するこの地は、南アフリカを代表する著名なワイナリーたちが軒を連ねる。南アフリカの中でも歴史ある産地で、ブドウの植樹が始まったのは、移民によって開拓された17世紀後半。現在では、全体の約20%のブドウがこの地に植えられており、産業の中心地として機能 […]

Barossa Valley(バロッサ・バレー)

カリフォルニア州はアメリカにおけるワイン産業の中心地であるが、オーストラリアのそれはサウス・オーストラリア州と言っても差し支えないだろう。州都アデレードの周辺に広がる著名な畑の数々に加え南部のライムストーンコーストを含むこのエリアは、オーストラリアを代表するワイン産地といえる。サウス・オーストラリア州の中でも特に重要なのがバロッサ・バレーであり、パワフルなシ […]

Salta(サルタ)

アルゼンチンの北端にあるサルタは、世界で最も過酷な環境を持つワイン産地と言っても過言ではない。というのもアンデスの山岳地帯に広がるサルタの中には、標高3000mを超す驚異の畑が存在するからである。ワイン産地の規模としては、アルゼンチンの中で4番目に大きいサルタだが、トップのメンドーザと比べると生産量が極めて少ないのが特徴である。サルタの中核となるのは、やや南 […]

Hermitage(エルミタージュ)& Crozes Hermitage(クローズ・エルミタージュ)

15%までマルサンヌとルーサンヌをブレンドすることができるが、100%シラーのワインが一般的。 その昔、ロシア皇帝に愛され、19世紀前半まではフランスの中でも最も高価なワインと持て囃されていたのがエルミタージュだった。 そしてほとんど知られていないのだが、当時高価なボルドーワインにはエルミタージュのワインがブレンドされていた。 しかし、実はシラーというだけで […]

St.Joseph(サン・ジョセフ)

コート・デュ・ローヌの7つのアペラシオンの中で、クローズ・エルミタージュに次ぐ大きさを誇るサン・ジョセフ。 基本的にはシラーの産地だが、マルサンヌとルーサンヌも栽培されており、赤ワインには最大10%までブレンドすることができる。 1668年にはすでにワインが販売されていた記録が残っているほどその歴史は長い。 フランス国王の食卓でも高く評価され、ヴィクトル・ユ […]

Cote-Rotie(コート・ロティ)

■特徴 直訳すると「炙られる丘」。その名が示す通り、ぶどう畑は南東を向く非常に急な斜面に広がるため太陽の光をたっぷり浴びる。 なんとなくそんなイメージが先行して、『コート・ロティ=暑苦しいワイン』と思われがちだが、実はローヌ随一のとてもエレガントなスタイルのワインが出来る。 赤ワインにはヴィオニエを20%までブレンドが可能。 それはワインに華やかさや柔らかさ […]

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