≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタビュー!≫
『ワイン職人に聞く、10の質問』
マイケル・デイヴィッド・ワイナリー オーナー・醸造家のデイヴィッド・フィリップスさん
Q1:ワイン造りを一生の仕事にしよう、と決意したきっかけは何ですか?
⇒私のファミリーはカリフォルニアのローダイで5世代に渡って農家を営んできた。そしてその長い歴史の間、常にブドウを育ててきたんだ…禁酒法の時代もね 笑
家族が大切に守ってきた畑がいつも目の前にあるんだ、自分もワイン造りを仕事にするのが当たり前だったよ。
Q2:これまでワインを造ってきて、一番嬉しかった瞬間は?
⇒ワインの造り手にとって一番嬉しいときは、自分たちのワインを誰かがおいしく楽しんでくれているのを目にする時に他ならない。
ワインは誰かを幸せにするための飲み物だからね!!
Q3:その反対に、一番辛い(辛かった)ときは?
⇒辛い、というか本当に面倒で厄介なのは、アルコールに関する法規制のことだ。アメリカでは50州それぞれに異なるアルコール規制や税法があって、それがメチャクチャ複雑なんだよ!それ以外のことは、正直大したことじゃない 笑
Q4:ワイン造りで最も「決め手になる」のは、どの工程だと思いますか?
⇒結局は、良いブドウを育てる事、に尽きるんじゃないかな。ワインのクオリティの90%以上はブドウ畑の段階で決まっていて、我々はそれをキャプチャするだけ。最高のワインは、最高のブドウからしかできない、っていうことさ。
Q5:あなたにとっての「理想のワイン」とは?
⇒理想のワインは「今日飲みたいと思ったワイン」。だって毎日飲みたいものは変わるからね!
敢えて選ぶとしたら、私は赤ワイン、特にシラー種のワインが一番理想的なスタイルだと思っている。オーストラリア、フランス、ワシントン、そしてカリフォルニア。世界中の個性豊かなシラーが大好きだよ。
Q6:今までに飲んだ中で最高のワインを1本だけ選ぶとしたら?
⇒最高のワインを1本、難しい質問だなあ!!!18歳の時に初めて飲んだ「Beaulieu Vineyards ボーリュー・ヴィンヤーズ」のカベルネ、確か1974年ヴィンテージだった。
当時12ドルだったけど、あの時の自分にとっては大変な高級ワインだったんだ。
Q7:自分のワインと料理、これまでに一番マリアージュしたと思った組み合わせを教えてください。
⇒『マイケル・デイヴィッド』のワインとベストマッチする食べ物だって?それは勿論グリル、バーベキューに決まってるよ!
牛肉、ポークリブ、そして日本のヤキトリ…フルーツ感が爆発するような私たちのワインと最高の相性だ!
Q8:もしあなたが他の国・地域でワインを造れるとしたら、どこで造ってみたいですか?
⇒私が世界で一番好きな国はネパールなんだけれど、残念ながらワインを造るのは難しそうだな 笑でも私はとにかく山のある土地が好きだから…そうだ、フランスやスペインのピレネー山脈に近いエリアがいい!
Q9:あなたの「ワイン造り哲学」を、一言で表現してください。
⇒哲学、なんていう偉そうなものは持っていないのだが…ブドウが育ったその場所ならではの個性を表現することかな。
そして、この土地の母なる自然が我々に与えてくれるものに、誇りを感じることだね。
Q10:最後に…日本にいるあなたのワインのファンに、メッセージを!
⇒日本のワインラヴァ-の皆さん、カリフォルニア・ローダイで生まれた『マイケル・デイヴィッド』のワインたちを楽しんでくれて本当にありがとう。
アメリカに来ることがあったら、是非私たちのワイナリーに遊びに来てくれよ!!
お電話1本ですぐご注文!
通販専用フリーダイヤル
受付 / 10:00-17:00 (平日)
※お支払いは現金代引きのみ
※一般のお客様専用窓口です