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Echezeaux14さんのレビュー一覧

21 ~ 40 件目を表示しています。(全83件)

熟成香が楽しめるが未だ未だ熟成しそう!

レビュー対象商品:【完売致しました。再入荷の予定はございません。】セリエ・デ・ユルシュリーヌ サヴィニー・レ・ボーヌ 2007年

投稿日時:2021/10/21 14:08:39

・トップノートは少し熟成したブルゴーニュらしい良香り。少し妖艶さもある赤系果実の良い香り(健全さもあり)。色は先週の<シャトー・マッソン ボーヌ1級2003>より良い感じで、色はそれより薄目。
・味は酸味がシッカリあり、少し苦味も感じ飲みごたえはあるが、旨味は少なそう。 でも、シャトー・マッソン ボーヌ2003より味がシッカリしている感じがする。
・料理との相性では、メンチは甘辛ソースとトマトソースではトマトソースの方が合ったが、中トロの刺身の方が合う。でも、一番合ったのはガーリックシュリンプで、このワインの一寸した苦味が合うのかも?
・翌日は、香りがチョット落ちたような感じで妖艶さは全然なく、味わいは前日と同じで酸味と苦味があり、旨味やコクは少な目で殆ど変わらない(本ページの紹介コメントでは、翌日が美味しくなるとのことだが、その兆候は見られない)。
・コルクは、質は別にして結構長い(デュロシェやシャトー・マッソンより長い)。但し、コルクに染みたワインの香りは、断然マッソンの方が良かった。
・澱は殆どなく、僅かに底に沈んでいる程度で、澱による色の濃さや香り・味わいの変化は最後のグラスでもなかったが、料理との相性なのか、最後に苦味が甘味に変わってきた気がする。これが翌日の方が美味しいと言っている変化なのかは不明だが、未だ未だピークではなく、暫らく熟成しそうな気はする。

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フレッシュ感はあるが今がピーク?

レビュー対象商品:【完売致しました。ありがとうございました!】シャトー・マッソン ボーヌ・プルミエ・クリュ レ・グレーヴ 2003年

投稿日時:2021/10/12 12:18:54

・色は縁に一寸オレンジは入っているが、18年経っているとは想えない未だ未だ濃いフレッシュな感じのルビー色。
・トップノートは控えめながら熟成した妖艶な感じのブーケがある。でも、2杯目以降になるとフレッシュな感じの梨の皮の香り(軽いブショネかも?)が強く出てくる。
・味わいは、最初酸味が殆ど感じられず、滑らかであるが水みたいに薄くピーク越えかと思ったが、2杯目以降では酸味が少し出てきて、それに合わせてミネラルやコクも感じられるようになる。
・料理との相性では、牛ステーキ(山葵ポン酢)とも良く合うが、それ以上にオリーヴ&ドライトマトマリネ(成城石井)の黒オリーブやドライチェリートマトの方が合う。
・3日目(2日目は訳あって飲まず)は香りがベッコウ飴のようになっていて完全にピークアウト。戻ってくることもなし。味わいは殆ど変わっていないが ...
・コルクは普通に一級・特級クラスの長さがあり、湿気を含んでいるのか結構重いです。上部はカビが付いていて、下に染みたワインの香りは最初に感じた妖艶な感じがあり、状態は良さそうです。
・保管状態は良さそうですが、ワイン自体のパワーか殆どピークにきていて、今後あまり熟成しない(持たない)気がします。

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旨味はあるけど単純・平板な香り。価格相応にカンポ・ディ・マルツォには及ばないレベルかと。

レビュー対象商品:カンパペーリ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(伊トスカーナ州産赤750ml)

投稿日時:2021/05/18 08:51:09

・トップノートは良くある酸味の強そうな安イタリアワインの感じ。その後、30分経っても一向に開かずダンマリを決め込んだような趣き。翌日は樽香風の香りが目立ち、相変わらず果実香はあまり感じられない。
・味わいは、香りの印象とは打って変わって、酸味もタンニンも結構あるものの飲み難くはなく、コクも旨味も結構ある。
 未だ少し早いのか(パワーのある2013ヴィンテージのため?)、滑らかさという点ではイマイチの感じもするが、アルコール度の高さ(14.5%)はそれほど感じず、和食にもそこそこ合いそうな柔らかさを感じる。
・料理との相性では、サーモンの刺身とローストビーフとはどちらも良く合うが、やはりローストビーフの方が合う。サーモンは山葵醤油、ローストビーフはグルービーソースで食べたが、味付けの差ではなく元の素材そのものとの相性と思われる。ワインに旨味とタンニンが結構あるので、肉の方が合うと想われる。
 翌日は、鴨ローストと合わせてみたが、これまた良く合うものの感覚的にはローストビーフの方が合っていた気がする。そして、意外にもアサリの酒蒸しともまぁまぁ合う。やはり、広く料理との相性が良いようだ。
・翌日の味わいは、薄くなった感じでアフターにも少し尖がりが出てきた。但し、旨味はシッカリあり、それが飲み易さに通じているかと。
・セールスポイントは旨味のある柔らかい味わいだと思いますが、同じ造り手の『カンポ・ディ・マルツォ』の方が香りは勿論、味わいも持続性や熟成力で上の気がします。(カンポ・ディ・マルツォは、当初は平凡な香味と思いましたが、1年チョット経って再度開けたら、大化けしていました。)

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ワインの完成度は廉価版ガルナッチャ・ネグラより落ちる。白も赤も上級キュベは発展途上か?

レビュー対象商品:エレンシア・アルテス レステル(スペイン テッラ・アルタ産赤750ml)

投稿日時:2021/05/11 18:11:21

・年末恒例の温泉旅行、谷川温泉の別邸『仙寿庵』に持ち込んで、和食に合わせてみました。(ガルナッチャ・ネグラの繊細な味わいが好印象だったので、その上級キュベも和食に合うと思って持ち込みました。)
・トップノートは、色の濃さのイメージに反してベリーAのような香りで、それに一寸酸味を
 感じさせるブルーベリーぽい果実香があります。アフターにはシラーのようなローヌぽい
 余韻も感じさせます。(後で確認したらシラーも入っているのですね!)
・味わいは、ガルナッチャ・ネグラよりコク・厚味があり滑らかで美味しいです。 ... と
 思っていたら、香りが最初のエレガンス系から濃い系に変わってきて、それに伴い味わいも
 甘味が増す感じで酸とタンニンが尖ってくる感じがします。濃い系のローヌやイタリアの
 ワインぽい感じに変化してきます。和食には合わせ難い味わいになってきました。
・このワイン、抽出が強すぎるのか、ガルナッチャ・ネグラでは適度だったのが、葡萄の
 凝縮度が上がって適した醸造が行われていないのではと勘ぐってしまいます。
 そういった意味では、このワインは未だ発展途上ではないかと思ってしまいます。
・とは言え、この価格では十分なレベルの香味を持ったワインです。ガルナッチャ・ネグラが
 あまりにもコスパが良かったので、それと比べての評価となります。

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飲むのは未だ早いのか、少し味わいのバランスが悪い気が...

レビュー対象商品:【完売致しました:再入荷予定はございません】シャトー・ラフィット・カルカッセ サン・テステフ・クリュ・ブルジョワ 2012年

投稿日時:2021/03/25 22:51:03

・色は、未だ未だ若々しい少し紫の入ったガーネット。脚が長く粘性は高そう。(Alc.13%)
・トップノートは殆ど香りがなかったが、暫くすると典型的なカベルネぽいスパイシーな香りと
 針葉樹の香り。杉ぽい香りはカリフォルニアのカベルネに良く感じられるが、ブラックベリー
 等の果実香もありボルドーらしさを感じる。ブルーベリー等の香りも出てきて、段々開いて
 きて少し複雑性も感じられるようになる。
・味わいは、酸味が結構強く(それ程尖ってはいないが)、タンニンが控えめな感じがする
 (酸味にブロックされているような感じ)。 そのせいか、少し薄い味わいに感じる。
・料理との相性では、試しに買った揚げ鶏ニンニク醤油(唐揚げではない)とはイマイチで、
 和牛モモステーキには良く合う。山葵醤油で食べるよりステーキソースの方が合う。
・翌日は香りに殆ど変化がなく、味わいは最後に少し酸味が穏やかになって甘味が感じられる
 ようになり、少し厚味が出てきた感はある。
・澱はあまりなく、細かいのがボトル壁にチョット付いている程度。このことからも葡萄の質が
 イマイチなのか、フィルターのかけ過ぎのような気がする。
・他の方のコメントは皆酷評ですが、コスパは良いとは言えないまでも、それ程悪いとは思えません。

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ノンヴィンとは、香りは大差ないが味わいのスケールが全然違う感じ!

レビュー対象商品:ブリュン・セルヴネイ キュヴェ・シャルドネ ヴィエイユ・ヴィーニュ グラン・クリュ 2012年(仏シャンパーニュ750ml)

投稿日時:2021/03/21 18:08:31

・色は綺麗な濃い目のゴールデンで、泡は肌理細かく、その割には結構勢いもあります。
・トップノートは蜂蜜レモンの香りというか、それにリキュールを混ぜたような香り。
・味わいは、グレートヴィンテージらしく、シッカリした酸にコクと幾らかの甘味を感じます。
 余韻も長くミネラルも豊富そうです。 以前飲んだノンヴィンのブランドブランとは
 全然葡萄の質が違う感じがします。
・料理との相性では、アボカドもスモークサーモンも合いますが、煮貝(アワビ)が
 1番合います。漬け汁が良く合うようでこれに漬けた胡瓜も合います。
・翌日、泡が抜けてくると、味わいは変わらないが香りはより蜂蜜香が強くなり単調な感じで、
 複雑性や変化が少なく地味深さには欠けるかと。

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香味は全然違うが、ラスカーズを彷彿させるエチケット

レビュー対象商品:シャトー・ド・リオンヌ グラーヴ 2015年

投稿日時:2021/03/18 14:42:31

・トップノートは酸味の利いた乳酸菌飲料系の香りで、果実で言うとカシスというよりアンズ。黒系は殆ど感じられない。
 開けて30分を過ぎると、香りに深みが出てきてカベルネらしい香りが出てくる。それでも、黒系の果実香は
 あまり感じられず、ボルドーらしからぬ香り。
・味は、「ソムリエのワイン解説」とは違う印象で、酸味が結構あるもののタンニンは控えめな気がする。
 でも、ヴィンテージの恩恵かコクはそれなりにある感じ。翌日には酸味が滑らかになってまずまずの味わい。
・料理との相性では、ドライトマトとオリーブのマリネ(成城石井)と良く合う。特にブラックオリーブとの相性が抜群。
 麻婆茄子とも相性が良く、ドライトマトと同じくらいか。でも、和牛リブロースステーキと一番相性が良いかと。
 相性ではブラックオリーブと双璧と思う。
・澱も、5年しか経っていないとは言え全然出ておらず、香り同様あまりボルドーらしからぬワイン。

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ラトゥールのサード『ボイヤック』より良いかも?

レビュー対象商品:【完売致しました。再入荷の予定はございません。】シャトー・グレシエ・グラン・プジョー ムーリス・アン・メドック 2009年

投稿日時:2021/01/18 06:51:47

・トップノートは乳酸菌飲料の香りにカシスやブラックベリー(食べたことはないですが...)の黒系の香り。
 この前飲んだラトゥールのボイヤックより良い香りです。翌々日のボイヤック程の複雑性はありませんが、果実風味豊かです。
・味わいは、酸味が強いながらもピュアで、コクと旨味があります。タンニンも滑らかで、ボイヤック程のパワーは
 ありませんが、ヴィンテージの良さを感じさせる濃さ・膨らみがあります。
 但し、翌日はアフターに苦味(エグミ?)が少し出てくるので、1日で飲み切った方が良いと思われます。
・料理との相性では、鮪の中トロ刺身ともブルゴーニュ程ではないにしても、まずまず合っていました。タンニンが穏やかで
 酸味が結構強いので合うのだと思います。でも、砂肝の唐揚げと一番合っていました。
・シャトー・シャス・スプリーンと同じスタッフが造っているようで、シャス・スプリーンもコスパの良いワインですが、
 無名なだけにもっとコスパが良いと思います。

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新世界系のリッチなシャルドネを想わせるスペイン白ワイン

レビュー対象商品:カン・フェイセス シャルドネ (スペイン ペネデス産白ワイン750ml)

投稿日時:2021/01/12 20:53:00

・香りは最初から開いており、カリフォルニア・シャルドネのようなバタークリームを想わせる香り。
 また、パイナップルやマンゴを想わせる南国フルーツの果実香。
・味わいも、コク・旨味がありながら、若いカリシャルみたいな尖がりはなく、既にある程度の滑らかさがあります。
・ペアリングはあまり考えず、鰤しゃぶなので兎に角白ワインということで、手頃なのがなかったので開けましたが、
 脂ののった鰤自体には合わないことはないです。
 そして、ポテトサラダに良く合います。ブリーチーズにも良く合いました。
・翌日は、味わいはそのままの印象ですが、香りは落ちた気がします。 とは言え、リピートありだと思います。
・スペインのシャルドネは、アナヨン以外では初めて飲んだ気がしますが、どのくらい栽培されているのでしょうか? 最近増えているのでしょうか?

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若くしてこの滑らかさは葡萄の質か、控えめな抽出?

レビュー対象商品:フランソワ・ダレン ムルソー テート・ド・キュヴェ(仏ブルゴーニュ産白750ml)

投稿日時:2020/11/25 11:41:35

・色は綺麗な透明度の高いゴールデン。若い割には黄色が強いように思われる。
・トップノートは高級ブル白らしい(白系?)フローラルな香り。時間が経つと、大人し目ながらリキュール香、ジンジャー系の香り、仄かな青リンゴの香り等が出てきて、複雑性を感じさせる。
・味わいは、酸は既に穏やかで、若いワインに良くみられるアフターの尖りは全然ない。但し、旨味、ミネラルが少し足りない感じで、その分薄く感じる。
・料理との相性では、鮑(トコブシ?)の刺身がテクスチュアは1番合っている感じがしますが、マリアージュとしてはアサリの酒蒸しが1番合います。手羽先の唐揚げもまずまず合っていました。
・翌日は、香りも味も落ちず(良くなることもないですが)、相変わらず酸が滑らかで旨味が少し増したような気もします。
 この滑らかさは、葡萄の質なのか造り(特に控えめな抽出)なのか気になるところですが、旨味やミネラルの少なさ(?)を見ると、造りの部分が大きい気がします。

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グレートヴィンテージらしい葡萄の質か?

レビュー対象商品:シャンパーニュ・ドワイヤール キュヴェ・ブラン・ド・ブラン ミレジム・グラン・クリュ 2015年

投稿日時:2020/11/11 08:29:03

・トップノートは還元状態かあまり香りが立たず、ガス圧が弱いのか(抜栓時はかなり押し上げられたが)泡立ちがイマイチ。
 但し、肌理は非常に細かく、1時間経ってもそこそこ泡立ちはあります。
・味わいは非常に滑らかで優しい。コクも旨味もあり、少し甘味を感じます。
・相性は、牡蠣とマッシュルームのクリーム煮が一番合い、次がかき揚げ天、その次が舞茸天とイカ刺し、と言った
 ところでしょうか? また、ブルーチーズとは良く合います。
・香りは、グラスの中で時間が経つと、やや蜂蜜香が出てきて、更に温度か上がるせいか焼き栗の香りも出てきます。
・翌日も香り(蜂蜜ぽい熟成した香り)とコクのある味わいは健在で、ノンヴィンの翌日の時に感じた味わいとは
 明らかに違い、葡萄の質が違いそうです。
・甘味があるので、ドサージュが多いのかと想いましたが、0.6g/Lと非常に少なく、翌日には甘さは感じられませんでした。
・この葡萄の質の違いは、グラン・クリュとプルミエ・クリュの畑の違いだけなのか、ヴィンテージによる違いが
 どのくらいあるのか、気になるところです。

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マルサネとは想えない逸品!=私見ですが、良くも悪くもマルサネの印象が変わります=

レビュー対象商品:ドメーヌ・フィリップ・シャルロパン・パリゾ マルサネ・エシェゾー 2020年(仏ブルゴーニュ産赤750ml)

投稿日時:2020/11/10 21:43:31

同じ畑・ヴィンテージのジャン・フルニエと比較テイスティングしましたので、一部比較のコメントが出てきます。
シャルロパン・パリゾ(以下パリゾ)は最初から開いていて、華やかな赤系の良い香り。香りだけで、十分美味しそうな感じが
予感できます。 パリゾと言うと黒系の印象があるのですが、このワインに関しては赤系が強いです。
そして、香りからの予感のままにコクも旨味も十分あり(若いマルサネとは想えない味わい)、既に飲み頃で酸の尖がりもなく十分に美味しい! それ程滑らかという訳ではないですが、旨味満載の美味しさというタイプ。(熟成させるとどうなるか?)
料理との相性では、ヒジキ煮は旨味のあるパリゾの方が合い、黒酢豚は酸味のあるフルニエの方が合うイメージ。
また、鮪(中トロ)はパリゾの方がやや合っていたイメージで、鴨はどちらにも良く合い同程度かと。
翌日も華やかな香りが健在ですが、時間が経つと黒系の香りが出てきて(パリゾらしい?)、そうなるとシャンボール・ミュジニーと言うかヴォーヌ・ロマネぽい香りになってきます。
全体的な評価としては、翌日は差が縮まったものの香りも味わいもパリゾに分があり、マルサネらしさ(?)と将来性(長熟?)ではジャン・フルニエと言った感じでしょうか?

ジャン・フルニエとの比較テイスティング・ブログはこちら。⇒https://plaza.rakuten.co.jp/winetosoccer/diary/202011040000/

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マルサネとは想えない逸品!=私見ですが、良くも悪くもマルサネの印象が変わります=

レビュー対象商品:ドメーヌ・フィリップ・シャルロパン・パリゾ マルサネ・エシェゾー(ヴィンテージ端数在庫アウトレット品:20%OFF)

投稿日時:2020/11/10 21:39:30

同じ畑・ヴィンテージのジャン・フルニエと比較テイスティングしましたので、一部比較のコメントが出てきます。
シャルロパン・パリゾ(以下パリゾ)は最初から開いていて、華やかな赤系の良い香り。香りだけで、十分美味しそうな感じが
予感できます。 パリゾと言うと黒系の印象があるのですが、このワインに関しては赤系が強いです。
そして、香りからの予感のままにコクも旨味も十分あり(若いマルサネとは想えない味わい)、既に飲み頃で酸の尖がりもなく十分に美味しい! それ程滑らかという訳ではないですが、旨味満載の美味しさというタイプ。(熟成させるとどうなるか?)
料理との相性では、ヒジキ煮は旨味のあるパリゾの方が合い、黒酢豚は酸味のあるフルニエの方が合うイメージ。
また、鮪(中トロ)はパリゾの方がやや合っていたイメージで、鴨はどちらにも良く合い同程度かと。
翌日も華やかな香りが健在ですが、時間が経つと黒系の香りが出てきて(パリゾらしい?)、そうなるとシャンボール・ミュジニーと言うかヴォーヌ・ロマネぽい香りになってきます。
全体的な評価としては、翌日は差が縮まったものの香りも味わいもパリゾに分があり、マルサネらしさ(?)と将来性(長熟?)ではジャン・フルニエと言った感じでしょうか?


同じ畑・ヴィンテージのジャン・フルニエとの比較テイスティングブログはこちら。⇒https://plaza.rakuten.co.jp/winetosoccer/diary/202011040000/

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色と香りは、まるでブルーベリージャム!

レビュー対象商品:【限定入荷】グランデス・ビノス・イ・ヴィニェドス アナヨン・カリニェナ(スペイン カリニェナ産赤750ml)

投稿日時:2020/10/11 22:29:13

・先ず驚くのは、エコの時代に逆行するシャンパーニュ並みの重量級ボトル。それに長熟を狙っているのかかなりの上げ底。その割にはコルクが短く打栓も緩く貧弱なのは、バランスが悪く長熟を狙っているとは想えない。
・トップノートは濃いローヌのような感じで、カリフォルニアのように果実風味が強く、ブルベリージャムのような香り。それに色も縁に未だ紫が入って、濃いブルベリージャムそのもの。
・味は、濃さの割には結構飲めるが、未だ早いかタンニンが強く、アフターにかなりの苦味を感じる。酸味も結構あると想われるが、このタンニンに隠れていてそれ程感じられない。 時間が経つと苦味は消えるが、兎に角パワーを感じる。
・翌日は、ジャム系の香りは控え目になって、その代わり乳酸飲料系の香りが出てくる。むしろ、こちらの香りの方が好み。(但し、香りが落ちたことは確かと想われる。)
・翌日の味わいは、また最初の苦味が復活するが、時間が経つとまた消える。
・料理との相性では、ローストビーフが付け合わせのタレが濃いために良く合う。合うかと思ったロピアの肉団子はローストビーフ程には合わない。そして、和牛モモ肉はローストビーフと同じくらいか、それ以上に合う。
 それ程合わないかと思ったネギトロ海苔添えは想ったより合う。 肉団子と同じくらいか?
・それにしても、スペインらしい濃いワインは、若い頃なら好きだったかもしれないが、「もういいや!」と言う感じである。ボルドーのグランヴァン並みの複雑さがあればそうではないけど、これだと流石に飲み飽きる。
 でも、3000円そこそこでそれを望むのは高望みというもの。

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ミルミルうちに飲んで減ってしまう旨シャンパーニュ!

レビュー対象商品:ジャン・ルイ・ヴェルニョン ミュルミュル ブリュット・ナチュール ブラン・ド・ブラン プルミエ・クリュ(仏シャンパーニュ750ml)

投稿日時:2020/08/15 13:34:06

・色はエロクウェンス同様、薄目の琥珀色で泡も肌理細かい。翌日には少し濃くなり、黄色が入ってゴールデンとなる。
・香りは、エロクウェンス程強くはないが蜂蜜香があり、甘さをより連想させ、かつ白い花の香りも感じる。エロクウェンスと比べると、林檎や柑橘系の果実香は弱めで複雑性も少ない。時間が経ってもあまり変化はなし。
・味はエロクウェンス程滑らかではなく、コクはあるがミネラルが少な目で、温度が上がると薄い味わいに感じられてしまう。ノンドゼのせいもあるかも。酸はエロクウェンスと同程度ある感じがする。
・合わせた料理は、舞茸天、枝豆豆腐、スルメイカソーメン、焼鳥(塩)、鴨ロースト、葉生姜・味噌であるが、一番合うのは烏賊と舞茸天。烏賊はテクスチュアが合う。葉生姜はイマイチで、やはりビールの方が合う印象。
・翌日でも香りも味も落ちず、泡もそこそこ残っていて楽しめます。エロクウェンスを一回り小粒にしたような感じで、なかなかの出来です。

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シャンパーニュにしては驚く程の滑らかな味わい!

レビュー対象商品:ジャン・ルイ・ヴェルニョン エロクウェンス・エクストラ・ブリュット ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ N.V.(仏シャンパーニュ750ml)

投稿日時:2020/08/07 12:21:50

・香りは最初から開いており、蜂蜜香に林檎(青ではなく赤系)グレープフルーツ等の柑橘系の香り。それに一寸独特な香りがある。それが最初分からなかったが、時間が経つと(変わったかもしれないが)タイムやペパーミントのようなハーブ系の香り、それに蓬ぽい香りも。
・色はそんなに濃くなく、特に黄色はあまり入ってなく、綺麗な琥珀色で泡が非常に肌理細かい。色の薄さは、リザーブワインもステンレス貯蔵なのか?
・味は、酸は結構あるけど尖ってなく優しい味わいで、コクも旨味もある。シャンパーニュにしては滑らかなのが1番の特長。
・料理との相性では幅広く合い、天婦羅はもちろん、アボカド、鮃の刺身、唐揚げ、カレーにも合う。天婦羅では、野菜系より海老・魚介系の方が合うのが分かっていたが、烏賊と海老では、このシャンパーニュに関しては同じくらいかと。
 そして、鶏の唐揚げ(大蒜入り)が鮃刺しやカレーよりも合うのが分かった。大蒜が利いているのかも?
 また、湘南ゴールド&ホイップクリーム入りのメロンパンが、味わいの方向性と言うかテクスチュアが一致してよく合う感じ。
・香りは、更に時間が経つと蜂蜜香が強くなって良くなるが、90分以上経つと泡の弱まりと共に落ちる気がするが、味わいは全く落ちない。
・色は薄いのでリザーブワインもそれ程熟成させていないと想われますが、この滑らかさは醸造法によるのでしょうか、葡萄の質に起因するのか、興味あるところです。

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かつての銘酒の復活か!!!

レビュー対象商品:シックスティーン・バイ・トゥエンティ シャルドネ・ソノマ・コースト (USAカリフォルニア産白750ml)

投稿日時:2020/07/25 13:29:13

・ポールホッブスと言えば、オーパスワンの初代醸造長として有名だが、実はシャルドネもかなりのレベルだと思っている。
 かなり前だが、当時の新進気鋭の造り手パオレッティとポールホッブスのシャルドネ比較テイスティングがあり、最初パオレッティの方が安いけど香りも味も良いなぁと思っていたところ、1時間ぐらい経ってポールホッブスが劇的に良くなり、パオレッティを追い越したという記憶があります。そんな訳で、ポールホッブスは開くのに時間がかかるかもしれません。
・初日は色をあまり意識していませんでしたが、翌日は濃くなったような感じで濃いゴールデン。上部は光沢があり透明できれいですが、最後の方は濁りがあります。無清澄・ノンフィルターということでしょうか?
・香りは最初から開いており、カリシャルらしい南国フルーツ(パパイヤやパイナップル)の果実香。それに過熟の柿とか甘酸っぱい杏のような香り。この辺の香りはNZにも見られ、新世界共通かも? 時間が経つと、過熟の柿は収まってきて落ち着いた品の良い香りになります。
・味は若いカリシャルらしい硬い味わいで、ミネラルが強く尖りがあります。カリシャルに良く感じられる硬水系の味を感じます。
・相性では、天婦羅と焼鳥ではやや天婦羅に分があり、焼鳥では鶏皮が一番合い、次がボンジリかと。刺身ではホタテとイカが合い、複数のイカの中でも特に甲イカの刺身が一番合う感じ。(胴体と足では、胴体の方がテクスチャが合うイメージ)
新じゃが明太子マヨネーズはイマイチの感じ。
・翌日には、香りのパワーは落ちたが、その分エレガントさ(仏ぽさ)が出て複雑さも増した気がします。
 味わいも、未だ硬さはあるものの、少し甘味も出てきてふくよかで旨味が増した感じ。
・やはり、ポールホッブスのシャルドネはレベルが高く、真価を発揮するには時間がかかります。とは言え、葡萄の質が違うのか、以前の方がレベルが高かったようなイメージを持っています。

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1級とは思えない弱い酒質!( 尤も村名並みの価格ですが ... )

レビュー対象商品:カミーユ・エ・ローラン・シャレール シャブリ・プルミエ・クリュ・ヴォークパン(仏ブルゴーニュ産白750ml)

投稿日時:2020/07/25 09:16:29

・同じ一級のヴォークパンと比較テイスティングしたが、樽熟成の方が樽熟らしからぬ香りと味わいで、その違いというか効用が全然分からない。(尤も樽熟成はわずか20%なので、分かるべくもないかも)
・トップノートは少し籠っている感じではあるが、ヴォー・ド・ヴェイ(樽熟20%)より奥行きがある感じで好印象。
・味は、どちらも酸が穏やかでシャブリらしからぬ味わい。と言うか、一級にしては薄くミネラルも少ない感じ。強いて言えば、ヴォー・ド・ヴェイより酸はあり味もシッカリしている感じではある。(あくまで比較の上だけだが)
・料理との相性では、流石に天婦羅とは良く合い(野菜のかき揚げ等の野菜系より海老の方が合う)、同じくらいに水タコの刺身と良く合い、七味をかけた焼鳥よりも合っていた。まぁ、ウニとは程々と言った感じ。
 そして、翌日合わせたフランクフルトとも良く合った。特に、玉葱入りが良く合っていた。
・翌日は香りは開いて良くなっていて、南国フルーツぽい香りも出てきて、コートドボーヌのシャルドネのような香りになってきた。でも、味わいは落ちてはいないが良くなることもなく、相変わらずの薄い味わいである。
・若い造り手で、エチケットから言ってモダンな感じがするが、造りもモダンで、多分今現在はステンレスタンクの造りの方が合っているのでしょう!
 でも、1級と言ってもACブルゴーニュより少し高いぐらいの価格で安いですが、この香味ではリピートはないです。
 今後の進歩に期待と言ったところでしょうか?

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中途半端な造り

レビュー対象商品:カミーユ・エ・ローラン・シャレール シャブリ・プルミエ・クリュ・ヴォー・ド・ヴェイ(仏ブルゴーニュ産白750ml)

投稿日時:2020/07/25 08:16:43

・樽熟成ということで複雑な香りや地味深い味わいを期待していたら見事に裏切られた!
 トップノートは甘いレモン水のような甘さを感じさせる柑橘系の香りで、なんか薄っぺらい感じがします。
・味はシャブリとは思えない酸の穏やかさで飲み易いが、コクもミネラルもあまり感じられない薄い味わいで、これで一級かと思ってしまう。
・同じ一級のヴォークパンと比較テイスティングしたが、樽熟が20%では、私のテイスティング能力では殆ど違いは感じられないかも。
 半々ならまだしも、20%なんて何故こんな中途半端なことをしたのか? 思い切って100%にすれば良いのでは?
 それは、造りの方針が未だ固まっておらず、試験的に実施しているような感が否めない。現にステンレス100%より酸は弱めで翌日には香りも味わいも落ちている。(ステンレスの方は落ちておらず香りは良くなっている。)
・2014と未だ創業が浅いようで、試行錯誤をしているのかもしれず、これからに期待と言うことですかね!
 そんな訳で将来に期待を込めての「喝!」で厳しめの評価をしています。

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1年半以上経ったら香味の印象が激変!

レビュー対象商品:イル・ヴァレンティアーノ ロッソ・ディ・モンタルチーノ カンポ・ディ・マルツォ

投稿日時:2020/06/23 07:29:42

2年近く前に飲みましたが、その時は大して美味しいとは思わず、「フ~ン」と言う感じでスルーしました。
そして、今回飲んで感想が様変わり。但し、これは上のクラスの「イル・ヴァレンティアーノ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」の話です。多分、このロッソも同様に良くなっていると思います。
評価の★もブルネッロの方で、2度目のテイスティングコメントがシステムの仕様上書けないので、こちらを拝借しています。

【イル・ヴァレンティアーノ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ】2本目
・トップノーズはイタリアによくある平板な軽めのサンジョベーゼの香り、と思ったが少し時間が経つと柔らかい香り(軽めのピノノワールとかメルローの香り、日本で言えばボーペイサージュか?)が出てきて良い感じになる。(1年半前にはなかった)
 こうなると、先週飲んだフレスコパルディのブルネッロより良くなる。
・味わいは最初から柔らかく旨味・コクもあり美味。(1年半前とは全然違う) 先週のフレスコパルディより滑らかで美味しい(こうなると、家内のグラスの減り方が先週とは全然違い、分かり易い。)
・色は縁に心持ちオレンジが入っいる感じで、透明度はチョット低いか? エチケットは高級そう(個人的感想)だが、コルクは短く白っぽい。
・料理との相性では、どうかなぁと思ったネギトロとも結構合う。当初、味付けの濃い炙り叉焼の方が合うと思っていたが、意外にもネギトロの方が合い、海苔を巻くともっと合う。優しい味わいだからと想われる。でも、牛肉・ズッキーニ・アスパラ炒めの方がもっと合っていた。
・翌日も香りり柔らかさは健在で、熟成感と言うかエロチックな感じ(果実で言うと熟れた柿)が出ていて良い感じ。
 味わいの柔らかさもも健在で、1日経ったからか大き目のグラスに変えたからか、酸味はピュアさに加えて、より穏やかになっている。
・翌日の相性では牛タンの胡麻ソース焼きと良く合うが、意外にも鮭バター焼きも同じぐらい良く合う。柔らかい味わいなので広く相性の良いワインである。
・それにしても最近(?)のイタリアワイン赤は、先週のフレスコパルディと言い、このワインと言い、14.5%とアルコール度が高い。温暖化の影響なのか、酵母の変性なのか、醸造法の変化なのか、気になるところである。

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