シャルドネ

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新たな品種に目を向け始めたブルゴーニュ

とどまることを知らない気候変動の脅威に対する防御策の一案として、ピノ・ノワールとシャルドネに代替するブドウ品種をコート・ドールで採用する計画がついに動き始めました。   ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)で副代表を務めるFrederic Barnierによると、既に代替品種の候補リストが上がってきているそうです。   新たな品種の候補 […]

シャンパーニュの注目すべき2ヴィンテージ

  近年のシャンパーニュにはあまり良いニュースが見受けられませんでした。   パンデミックと近年の自然災害の狭間で、どういうわけかワイン業界はシャンパーニュの秀逸なヴィンテージを見逃しているようです。   災害にも見舞われず豊作となった2018年は予想通り評価誌で称賛の言葉を受けましたが、2019年と2020年については多く語ら […]

フランスのブドウ畑を破壊する冬の悪天候

寒波の影響でフランスにおけるブドウ収穫量の約3分の1がダメージを受け、業界全体の被害額は約24億ドルにも上る見込みです。   4月中旬フランスは冬の気候に逆戻りし、夜間の気温がマイナスまで落ち込むエリアが国全体で観測されました。農業が受ける影響は甚大で、フランス政府はこの自然災害に対して莫大の経済的支援を行うことに同意しました。フランスの殆どのワイ […]

ボランジェの買収が見せるオレゴン・スパークリングワインの輝かしい未来

  オレゴンは次世代の高品質スパークリングワインの聖地となりうるでしょうか?BollingerがオレゴンのワイナリーPonzi Vineyardsを買収したと聞いたら、あなたはきっと驚くことでしょう。   エリザベス2世やジェームズ・ボンドまでもが贔屓にするシャンパーニュの大手メゾンBollingerが、フランス国外でワイナリーを買収する […]

ワイン産地における気候変動の脅威

多くの人が気にかけている通り、地球温暖化は近い将来に大きく世界を変えることになりそうです。現段階の予測では2度の気温上昇は決定的なようです。   気候変動が世界のワイン産地で様々な影響を与えることは明らかです。地球温暖化の進行スピードを速いと感じている人がいる一方で、地球温暖化の影響が完全に感じられるようになるまで気づかない人もいます。しかしながら、最も明確 […]

カリフォルニアの収穫レポート2020

    カリフォルニアの収穫量がここ10年で最低だったというニュース(California Grape Crush Report)の報告は、昨年の壊滅的な山火事の影響を鑑みると驚くことではないでしょう。2020年の収穫量は350万トンで、2019年より14%減少しました。   9月に山火事の被害を受けたナパとソノマにおける収穫量減少が顕著 […]

混沌としたブルゴーニュワインに加わる新たなAOC

  コロナウイルスによるパンデミックや関税の影響があるにも関わらず、ブルゴーニュは我々の予想を圧倒します。   限られた供給に対する絶え間ない需要の高さが価格上昇に拍車をかけており、特にそれは上級カテゴリーで顕著です。気候変動による気温の上昇の影響でブドウは収穫時に完熟することができるので、偉大なヴィンテージが続く結果となっています。   […]

ナパはカベルネにお別れのキスをするべきか?

  カリフォルニア大学デービス校はオンラインセミナーを開催し、気候変動によってカリフォルニアからシャルドネが消滅するかどうかを話し合いました。この議論は発展し「ナパはカベルネ・ソーヴィニヨンから離れるべきか?」という話題にまでなりました。ナパのLarkmeadとMassicanのワインメーカーであるDan Petroskiは「私たちは過去25年カベルネの上に […]

古代品種の復活

  地元のワインバーに行って今日のグラスワインは何か質問してみてください。その答えは数年前のものとは大きく異なるかもしれません。   グラスワインと言えばカベルネやソーヴィニョン・ブランが主流でしたが、最近では単一畑のパイスやヴァルディギエ、そのほかの無名な品種が注目を集めています。これらの品種は決して新しい品種というわけではありません。むしろ、地 […]

ソノマ・ピノ業界へのブルゴーニュの進出

  数十年に渡り、ブルゴーニュの醸造家たちはオレゴン州と交流を続けてきました。多くのフランスのワイナリーがカリフォルニアへ投資をしてきましたが、ブルゴーニュの人々はカリフォルニアのピノ・ノワールに対して公然と軽蔑することすらあったので、ピノ・ノワールに対する投資は行われてきませんでした。   しかし、ブルゴーニュのDomaine Faiveleyが […]

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