Pommard(ポマール)
■特徴 中世から骨太で男性的なポマール、しなやかで女性的なヴォルネイと表現され、ブルゴーニュでも2つのアペラシオンは特に高い人気を誇っていた。 日本ではそれほどではないのだが、今でもポマールの人気は高い。 赤ワインのみの生産で、AOC認定はブルゴーニュの中で最も早い1936年。 ブルゴーニュワイン=ポマールというくらい定評があったためブルゴーニュ大公や旧家が […]
■特徴 中世から骨太で男性的なポマール、しなやかで女性的なヴォルネイと表現され、ブルゴーニュでも2つのアペラシオンは特に高い人気を誇っていた。 日本ではそれほどではないのだが、今でもポマールの人気は高い。 赤ワインのみの生産で、AOC認定はブルゴーニュの中で最も早い1936年。 ブルゴーニュワイン=ポマールというくらい定評があったためブルゴーニュ大公や旧家が […]
■特徴 その歴史は古く、1328年のブルゴーニュ公国戴冠式にはヴォルネイが振舞われていたらしい。 今よりもコート・ド・ニュイの評価が高くなく、コート・ド・ボーヌの赤ワインこそが至高とされていたため、当時ヴォルネイのワインはブルゴーニュ最高のワインだった。 かつて王家が直接管理をし、その食卓にも登場していたことからますます評価は上がることになる。 ブルゴーニュ […]
■特徴 その名の通りグラン・クリュのモンラッシェをピュリニー・モンラッシェ村と2分する村で、こちら側では区別のためにル・モンラッシェと定冠詞をつけて呼ぶことができる。 人口約300人あまりの小さな村でありながら、 作付面積の約半分がプルミエ・クリュという異常なくらい高い割合で、そのどこでも赤白問わず生産が可能。 赤白共に長熟するものが多く、白は厚みが合って豊 […]
■特徴 世界最高の白ワイン産地の1つであるピュリニー・モンラッシェ。 緻密でミネラリーなキャラクターは上質でありながら正統派。土地と醸造によってどんな味わいにも姿を変えるシャルドネのお手本ともいえる。 至高の畑モンラッシェを筆頭に、優れたグラン・クリュ、プルミエ・クリュを有しブルゴーニュだけでなく世界を代表する白ワインの産地でもある。 モンラッシェ ピュリニ […]
■特徴 間違いなくブルゴーニュを代表する白ワインの産地でありながら、一昔前までは『モンラッシェ』でないために品質にそぐわない待遇をされていたムルソー。 さらにコート・ド・ボーヌ最大の村でありながら、グラン・クリュの区画はない。 しかし、そのふくよかなキャラクターと優れたプルミエ・クリュ、世界が奪い合う優良生産者の存在が、ムルソーを一躍トップ生産地に押し上げた […]
■特徴 ネックレスの中央の真珠、王冠の宝石。 この村はいつも輝かんばかりの言葉で形容される。 豪華絢爛でありながら慎ましく、奔放であり厳格。常に相反する2つの要素を合せ持つからこそ、このワインは見抜きづらく人々を魅了する。 一体、ヴォーヌ・ロマネの本質とはどこにあるのだろうか。 『ロマネ』 ヴォーヌ・ロマネといえばロマネ・コンティ、ロマネ・コンティといえばヴ […]
■特徴 ニュイ・サン・ジョルジュのワインはどういうものなのか、一言で表すことが出来ないから、この村は昔からアイデンティティを打ちだすのに苦労している。 ニュイ・サン・ジョルジュ村とプレモー・プリセ村の2つの村から成る広い面積のせいか、グラン・クリュが存在しないからか、やたら多いプルミエ・クリュのためか、その原因はいくつかあり明確に言い表せない。 しかし間違い […]
■特徴 左右をジュヴレ・シャンベルタンとシャンボール・ミュジニーという輝かしいアペラシオンに挟まれ、どうしても影が差してしまうのがモレ・サン・ドニ。 その特徴は「ジュヴレほどタニックではなく、シャンボールほどエレガンスではない」と隣村に比べられるだけで明確なスタイルがない。 それはモレ・サン・ドニの住民たちの寡黙で厳格な決して外交的とは言えない性格がワインに […]
■特徴 ブルゴーニュの村々の中で1番好きな村はどこか? そんな問いかけをしたときに大多数の人が挙手をするのがこのシャンボール・ミュジニーだろう。 決して力強さや屈強さを持ち合わせているわけではないのだが、華やかでありながらも繊細なこの村のワインは全てのワインラヴァーを魅了してやまない。 シャンボール・ミュジニーがよく女性らしい、エレガントと表現される由縁は諸 […]
■特徴 ブルゴーニュ最古のぶどう畑であり、最大の栽培面積を誇り、かのナポレオン皇帝も愛したジュヴレ・シャンベルタンは『ブルゴーニュの王様』と呼ばれる。 グラン・クリュを有する村の中では最北に位置するため、涼しい気候の中ブドウはゆっくりと熟し、緻密なタンニンと酸、果実味を手に入れる。 厳格で豪傑、どちらかというと寒い時期に飲みたくなるような力強い味わいが多くの […]