生産者の紹介
『シャトー・シャス・スプリーン』がムーリス村に所有する別シャトー。ムーリス村の個性的なテロワールが表現された、手頃ながらも目を見張るクオリティのシャトー。
『シャトー・シャス・スプリーン』が『シャトー・プジョー』との間に所有するもう一つのシャトー。
1700年、かつてアンドレ・ピエール・グレシエ・ドポワイエンが所有していた『シャトー・グレシエ』が、ムーリス地区最良のテロワールである『グラン・プジョー』の名前を後ろに加えて新たな歴史をスタート。(グラン・プジョーとサン・モーベール=現在のシャトー・ラトゥールのエステートは長きに渡って同じ所有者のものでした。)1820年に相続問題でエステートが分割され、カスタン家の子供と兄弟姉妹に均等に相続されました。『シャトー・グレシエ・グラン・プジョー』は引き続き運営を続けられましたが、相続人のひとりであったローザ・フェリエールが約20年後に彼女の持つシャトーの名前を『シャトー・シャス・スプリーン』に変更し、隣接する2つのシャトーとともに家族経営が継続されてきました。
1840年の相続継承時に更に半分に分割されつつも、エステートはフランス国内・ヨーロッパ市場での名誉と歴史あるブランドのキャリアを継続しました。フィロキセラ禍、幾多の戦争などの危機を乗り越え、1960年代にINAO(国立原産地名称研究所)が1855年の格付を見直そうと試みたとき、『シャトー・グレシエ・グラン・プジョー』と『シャトー・シャス・スプリーン』はともにグラン・クリュ3級になるとも推測されていたそうですが、結局その見直しは立ち消えに。惜しくもクリュ・ブルジョワ級に留まることとなりました。
その後も世代交代の際にシャトー統合の検討はされつつも最終的に『シャトー・グレシエ・グラン・プジョー』は独立したひとつのシャトーとして存続することとなりました。現在もセリーヌ・ヴィラールと夫のジャン・ピエール・フーベにより、シャトー独自所有の区画でボルドー系伝統品種カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロを中心にカベルネ・フラン、プティ・ヴェルドの4品種を栽培。近年は『シャトー・シャス・スプリーン』の醸造チームによる技術的サポートも受けつつ、透明感、果実味、滑らかさのある良質なワインをリリースし続けています。
みんなのワインレビュー
【完売致しました。再入荷の予定はございません。】シャトー・グレシエ・グラン・プジョー ムーリス・アン・メドック 2009年
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