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moukan1972♂さんのレビュー一覧

21 ~ 40 件目を表示しています。(全41件)

1,000円なら嬉しいワイン。

レビュー対象商品:シャトー・アルトニャック クロズリー・デ・リ シャルドネ(仏ラングドック産白750ml)

投稿日時:2019/07/27 11:39:08

探せば〝ほぼ同じ値段〟で買える同じ蔵のAOCワイン「Limoux Terres Amoureuses 2015」の方が全然旨いし、何ならそこらで普通に売ってるフェウド・アランチョの「Inzolia」(1,000円) で十分。

全体には品良くチャーミングなので、決して苦しゅうはないけれど──プラっと入ったカジュアルなビストロでグラス500円で出て来れば前向きな気持ちにもなれるが──、わざわざ家呑みするほどのワインじゃない。週末待機のデイリー使いの白なら、他にいくらでも選択肢はある。

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サンセールの代わりにはならないが、

レビュー対象商品:ヴィルボワ・フルニエ トゥーレーヌ・ソーヴィニヨン・ブラン(仏ロワール産白750ml)

投稿日時:2019/07/25 12:20:01


シャンパーニュ基準の人間からすると、それでも他のエリアの陽気なソーヴィニヨンよりは舌に馴染む。

酸は普通、ミネラルはしっかり、果実味やコクは程良い出力感、佇まいは折り目正しく端正、柑橘ファイヤーはサンセールやボルドーに比べれば七掛けがせいぜい。

このワイン自体は普段使いに最適で質も高いけれど、この値段なら100円か200円を足してMichel Thomas (AOCサンセール) やPascal Jolivet (IGPロワール) を買う。個人的にはフィラディスさんにはカンシー (Quincy) あたりで安いのを見つけて来て欲しい。

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まるでエレガンス&フィネスのない大仰で厚化粧なケバいシャルドネ

レビュー対象商品:マイケル・デイヴィッド・ワイナリー シャルドネ

投稿日時:2019/07/12 10:43:59

飲んだのは「2016 」。一口目は「まあまあかな」とも思ったけど、便利なので敢えてダジャレを使うと、要するに「少し甘っ樽い」。時間が経つと共にキツめのお花──パンジーか (笑) 。酸は「レモン」から「白桃」の皮へ。ワインの世界ではこんなもんを「リッチ」と言うのか。確かに田舎の成り金みたいではある。

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うーん・・・

レビュー対象商品:ドメーヌ・カンタン・ジャノ(フィリップ・ジャノ) サントネ・プルミエ・クリュ パスタン

投稿日時:2019/07/12 10:40:08

なんか鈍重というか、あまりフィネスを感じない。チャーミングだとは思うけど、都会のヲトナには野暮ったく感じてしまう。香りはウニョウニョと複雑なので楽しいワインだとは思う。飲んだのがピノ・ノワール経験の浅い時期だったので、新作の「マランジェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ」でも買ってみようかしらん。

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個人的にアタリは1本だが、

レビュー対象商品:【ゆったりリラックス系ワイン】映画や読書・音楽のお供にゆっくり愉しみたいイタリア赤ワイン3本セット(750ml×3本)

投稿日時:2019/07/12 10:37:07

この中では「IL Valentiano Campaperi Toscano Rosso」だけが好みだった。他の2本は──まあ、値段なり。勢い余って「Brunello Di Montalcino Campo Di Marzo」も他で買ってしまった。

イタリアワイン・マトリクスにおいてこのワイナリーがどういう位置づけなのは (今はまだ) 分からないが、ちょっと追い掛けてみたいと思わせてくれたことは良いキッカケになった。セットのイイところってそういうところ──出会いの回数稼ぎこそ重要。

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まさにDanceable&Groovyな弾ける躍動感!

レビュー対象商品:ピエール・パイヤール レ・パルセル ブジー・ブリュット・グラン・クリュ(仏シャンパーニュ750ml)

投稿日時:2019/07/12 10:28:03

2018年10月30日に「極上のシャンパーニュ体験セット」で購入。以前に「2012年ベース/Dégorgement:2017/2」も飲んでるが、セットに入っていたのは「2013年ベース/Dégorgement:2017/10」。

まさにスパイシー&クリスピー&パワフル&スタイリッシュ。ピノ果皮由来のクリスタルなタンニンと疾走感のある直線的な酸、そしてダンディーに身に纏うミネラル。2012年ベースよりも色濃くピノ・ノワールを感じる。堅牢なストラクチャーに閉じ込められたエネルギッシュなフルーティネスがもたらす緊張感、そこから放たれる疾走感のある嚥下ストーリー。素晴らしい。

無駄のないシャープかつソリッドな味筋ながら、力強い果実味が輝ける酸を従えて肉厚なジューシネスを運んで来る。他所のスパークリング・ワインが死んでも達成できない、まさにこれが「AOCシャンパーニュ」の威厳と矜持。1,500円のスパークリングを4〜5本並べたところで連中には何もできないし、決してシャンパーニュがそれを許さない。

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個人的にメニル主体のNVは何故か鬼門・・・

レビュー対象商品:ジャン・ルイ・ヴェルニョン コンヴェルサシオン ブリュット ブラン・ド・ブラン グラン・クリュN.V.(仏シャンパーニュ750ml)

投稿日時:2019/07/12 10:14:17

2018年10月30日に「極上のシャンパーニュ体験セット」で購入。

個人的にメニル主体のNVはどうにも「薄い」と感じてしまう時間帯が多くなる。ノンマロでこの厚みのある果実感は素晴らしいと思うけれど、また飲みたいとは思えない。ま、そこは嗜好や経験数の問題もあるんでしょう。フィラディスさんの扱いではないが、最近飲んだ中で個人的にメニルのブラン・ド・ブランで「ハっ」とさせられたのは「LAUNOIS pére & fils Veuve Clémence」くらい。

「Conversation=会話」という名前のキュヴェであることを踏まえると仕方のない面もあるけれど、ちょっとドザージュの量が多い。3g-4g/1Lで十分。

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なぜかブラン・ド・ノワールの陰に隠れがちだが

レビュー対象商品:エティエンヌ・ルフェーヴル ブリュット・レゼルヴ・カルト・ドール グラン・クリュ N.V.(仏シャンパーニュ750ml)

投稿日時:2019/07/12 10:00:07

2018年10月30日に「極上のシャンパーニュ体験セット」で購入。DégorgementのDATAがないのでいつのロットなのかは分からないが、これはまさにパーフェクトな出来映え。

果実味のもたらす味と香りの景色はあくまでもエレガントかつチャーミング。そして隅々にまで焦点の合う、この圧倒的な見晴らしの良さ──おそらくこれがヴェルズネイのブドウがもたらす美観なのだろう。

軽やかでありながらも力強く、透明感に満ちていながらも味わいの骨格を象る、細いが強度のある柱が方々に張りめぐらされており、果実味とミネラル感との間に流れる凝縮感──というよりは、それらが醸し出す緊張感は、まさに可憐にして妖艶。

NVなのでデゴルジュ時期の詳細は不明ながら、結果的に程良く育ったブーケが値段以上の高級感をアシストする、王道にして完璧なバランス。素晴らしい。

※この後、一度SOLD OUTになってるので、現行品はおそらく別ロット。

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ブラン・ド・ブランで最初に好きになった1本

レビュー対象商品:ブリュン・セルヴネイ メロディ・オン・セー ブラン・ド・ブラン アヴィーズ・グラン・クリュ N.V.(仏シャンパーニュ750ml)

投稿日時:2019/07/12 09:50:58

「極上のシャンパーニュ体験セット」で購入したが、過去の履歴消去前にマグナムでも購入済み。

NVだけでも5回は飲んでるが、いくら探してもクレマンでの代替は不可能。ノンマロなので果実味の出方が素っ気なく (生々しく) 、そこに「薄さ」「軽さ」を感じる飲み手もいるだろうが、酸とミネラルが主導する力強くもしなやかな味筋はまさにグラン・クリュならではのフィネスとエレガンス。小さな領域で色の明るい果実の花が凛と咲き誇るイメージ。

良いブラン・ド・ブランは温度が上がっても水っぽく感じないことが大事で、このクラスになると泡が弱まった翌日のコンディションを少し高めの温度でサーブすることで、逆にワインとしてのハイクオリティを窺い知ることができる。同じ価格帯のブルゴーニュ・ブランに勝ち目ナシ。

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中身は不動のメンバーではありませんが。

レビュー対象商品:職人的生産者6人による作品を集めた『極上のシャンパーニュ体験セット』(750ml×6本)

投稿日時:2019/07/12 09:38:20

売れ行き次第で中身が他の銘柄にスイッチするので、そこはタイミングもあるけれど、フィラディスのシャンパーニュに対する哲学が端的かつ野心的に示された価値ある6本セット。

我が家の6本は☆5でしたが、今の6本セットは未飲のキュヴェが2本もあるので☆4とさせて頂きました。うちで買った6本の中では特に「Etienne Lefevre Carte d'Or (ブラン・ド・ノワールじゃない方) がパーフェクトな出来映え。特にRMシャンパーニュ初心者には絶対に必要なキュヴェだと個人的には思うので──これでRMシャンパーニュが好きになる──、再メンバー入りを熱望。

Brun ServenayのNVを開けるは5回目だったけど、新たに「Melodie en C」となってかたらは初めてで、以前より味に厚みが出てた印象。素っ気ないクリアな (果実味生々しい) 味筋の方が個人的には好きだが、これはこれで旨い。

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値段なり

レビュー対象商品:ヴィッラ・ダヴィーニ モンテクッコ・ロッソ(伊トスカーナ州産赤750ml)

投稿日時:2019/04/13 11:33:31


『映画や読書・音楽のお供にゆっくりと愉しむ、イタリア赤ワイン3本セット』で買いました。3,000円なら物足りないけど2,000円なら「ま、いいっか」という意味では値段なり。

一廉のゴージャス感というか静かに威風堂々とした佇まいで、重心低めの構造は感じるものの、逆にピュアな果実味はボンヤリとしてるような──深い森の中へ1つの美しい花を彷徨い求めて突き進んでもなかなかそれには出会えずに最後は倒れて草木に埋もれてしまう的な (笑) 。

今回の3本の中では圧倒的に「イル・ヴァレンティアーノ」が好みでした。その後このワイナリーの「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ Campo di Marzo 2013 」も買って飲んだけど、やはり、これも美味しかったです。

「WINE CLUB 30」しかレビューが書けないシステムなのでいつも辛口コメントばかりですが、フィラディスさんは、相変わらずシャンパーニュに関してはどれも素晴らしいモノが多いです。

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「捉え方」の問題。

レビュー対象商品:フアン・ヒル シルバー・ラベル(スペイン フミーリャ産赤750ml)

投稿日時:2019/02/12 16:55:48


三鷹の某酒屋で「2015」を購入。フィラディス印の正規品です。

評価の分かれるワインのようだけど、別に、そう込み入った話でもない。要は「捉え方」の問題で、簡単に言うと、これは「酔える高級ブドウジュース」です。

なので、ワインとしての厳粛性や優美性をこのキュヴェに求めるのは酷。アンダー3,000円という値段に対しても「コスパの良い (満足度の高い) 高級ワイン」ではなく、あくまでも「1,000円台のなんちゃってフルーティーワインの最強版」というアプローチで向き合うべき。

別にフィラディスの肩を持つわけではないけれど、このワインに対してネガティヴな意見を書いてる人は少し的が外れてますね。ま、そこのところをキチンと事前に説明した上で推す必要が販売側にはあるけれど、ネット販売の煽り文句なんて、どこも似たようなもの。基本、フィラディスで真にハズレがないのは「シャンパーニュ」ジャンルです。

それでもピクニックなんかには向いてると思いますよ。それこそ花火大会の季節とか、氷を入れたクーラーボックスに缶ビールなんかと一緒にキンキンに冷やして、プラスチックのコップでガブ飲みすれば楽しいでしょうね。

ブルゴーニュやボルドーのリジットな集中力をこのワインに求めてはいけません。あくまでも「酔える高級ブドウジュース」です。アサヒ飲料の「Welch's (ウェルチ) 」とか、あれが体良くワインになった感じ。



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イクラ好きが安いイクラの良さを探るようなもの

レビュー対象商品:ドメーヌ・カンタン・ジャノ(フィリップ・ジャノ) ブルゴーニュ・ピノ・ノワール(仏ブルゴーニュ産赤750ml)

投稿日時:2018/12/13 14:15:35


 同じ造り手のプルミエ・クリュも一緒に買ったので、まずはコチラから。普段はRMシャンパーニュをよく飲んでるので、ブルゴーニュの赤をマトモに飲むのは初めてかも──そういう意味では初心者の戯言ではあるのだけれど。

 たとえばイクラの大好きな人がイクラの苦手な (もしくは本当に旨いイクラを知らない) 人に安くてそこそこ旨いイクラを案内する時、その程度の質のイクラで相手の中のイクラの概念が覆されるのかという問題がある。たしかに老舗の高級品からスーパーで売ってる人工イクラまで、イクラ好きを理由に様々な質のものを食べまくって来た人の場合、安価なイクラの中に高級品の面影や品質の良さを嗅ぎ取ることは可能ではあるだろう。簡単に言えば、彼は「コスパについての権威」なのである。

 このピノ・ノワールもそれと同じ。これを飲んで初心者や門外漢がブルゴーニュのピノ・ノワールにハマるとか、そういうのは絶対にない。そういう意味で、一体なんのためにこのレンジのワインがあるのかと言えば、それもイクラやウナギと同じで、毎日バクバク高級品は口にできないから、満足できる最低ラインの中の上質さを求める中で、コスパについての権威たち (一廉のピノリストたち) は、きっとここに一定の何かを見い出すのでしょう。

 初心者にだって、それくらいはわかる。なぜなら、このワインからは感動を何も貰えないが、同時に不快な気持ちもあまり湧いて来ないから。ジューシネスには瑞々しい透明感があり、酸のラインもキレイで液に優しい光沢感を与え、厳しさとは無縁のタンニンと旨みが結びつくと、まるで鰹出汁のようなテクスチャーにも出会える。ワインそのものは砂糖と凝固剤を入れる前の上質なゼリーのようでもあり、疲れ知らずに悪酔いもせずにスイスイ飲めるものの、言ってしまえば、ただそれだけ。

 ちなみにオレはイクラはそれほど好きではないが──心底「旨い!」と思ったことがない──、妻はそこそこ好きで、実際、彼女は、一皿108円の回転寿しでもイクラを頼むし、たまに父親が御歳暮でもらった高級品も食べるわけだが、元々がイクラ好き人間なので、たとえ安物であっても、それを正しい味わいに寄せて食べることができるというわけだ。

 ちなみにこれをオレは自ら『イクラ理論』と呼んでいて、意外にいろんな現象に当てはまるので、今回はブルゴーニュのピノに汎用してみた。

 本当に旨いイクラ (Bourgogne Rouge) って、一体いくら出せば買えるんですかね。RMシャンパーニュなら「予算7,000円以内」で相当なレベルのキュヴェまで拾えるけど、きっとこのジャンルは厳しいんでしょうね。

 いつも文句ばっか書いててもアレなので、フィラディスさんの入れてるシャンパーニュで最近飲んで一番旨かったヤツを御紹介。

 Bernard Bremont / ベルナール・ブレモン ブリュット「ミレジメ 2008」

 数が少ないらしく、取扱店は限られるみたいだけど、これ、超旨かったです。これなら文句無しの☆5ですね。ありがとうございます。

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むしろ2日目が旨いのはイル・ヴァレンティアーノではなくこっちだし、別に言うほど〝超濃厚ボリューミー〟でもない。

レビュー対象商品:ヴィノジア ネロモーラ(伊カンパーニャ産赤750ml)

投稿日時:2018/12/07 22:22:41


『映画や読書・音楽のお供にゆっくりと愉しむ、イタリア赤ワイン3本セット』で購入。
https://firadis.net/category/CLUB30/578.html

 動画の瓶は2012だけど、手にしたのは2015。つまり、同じ言葉でこのワインを説明できるかどうかの問題がまずあるのと、あとは飲み手の味覚マップや嗜好に左右されることを差し引いても、どちらかと言えば──少なくとも20℃近辺の温度で飲めば、滑らかに甘やかで、まさに一般女子が「飲みやすぅ〜い!」と言いそうな、柔らかな味わいではある。

 同セットのイル・ヴァレンティアーノの方が、ソツのない、ある意味「オーセンティックな佇まいを兼ね備えた折り目正しくフルーティーなワイン」という意味では、こちらは幾分「野趣に富んだ多層的なアロマを身に纏ったヤンチャなワイン」とは言える。そのことが〝超濃厚ボリューミー〟であることの証左ならそうなのかもしれないが、正直、プロポーションは値段なりの姿を素直に投影しているレベルだとは思う。つまり、いろいろと意気込んでいる、気合いの入った楽しいワインではあるものの、決して一廉の作品性を得るまでには至っていないので、単にオヤジ臭い衣装を身に纏った背伸びした若者という感じではある。

 とはいえ、一口の中の物語性には富んでおり、確かに食中よりも酒単体で飲んで楽しいワインではあると思う。ただし、2日目になると一気に内へ向かう集中力も高まり、なんというか、まさに折り目正しい味わいに変化するので、ヤンチャな表情は相対的に奥へと引っ込み、この場合は食卓を華やがせる力強いワインとなる。

 1,500円前後で買えれば大満足。

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普通に開けたてが旨い。

レビュー対象商品:カンパぺーリ ロッソ・トスカーノ(伊トスカーナ州産赤750ml)

投稿日時:2018/11/27 20:52:50

『映画や読書・音楽のお供にゆっくりと愉しむ、イタリア赤ワイン3本セット』で購入。
https://firadis.net/category/CLUB30/578.html

イタリアの赤をマトモに家で飲むのは久々だけど、暖かみのある、ふくよかなジューシネスを感じられる1本で、とてもバランス良く、酒単体でも食中酒でも、そのどちらのシチュエーションでもカジュアルな上質さと共に楽しめる。

やたら「2日目が美味しい」ということをアナウンスしてるけど、別に初日から普通に旨い。むしろ時間と共にタンニックな渋みのアタックは増すので、個人的には常温の初日の一杯目の印象が一番いいくらい。

普段はシャンパーニュを中心に飲んでるので、赤の評価マトリクスに乏しく、このワインが赤全体でどこにマッピングされるかは窺い知れないけれど、何も知らずにレストランでこれをボトルで頼んだのなら、間違いなく笑顔で食事を終えられることだけは確か。

他の2本にも期待。

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「割安なサンセール」というよりは「割高なミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ」と捉えた方が素直で正直。

レビュー対象商品:ル・クロー・ドローム ヴァランセ・ブラン(仏ロワール産白750ml)

投稿日時:2018/09/25 22:30:18

──フランスでは、ロワール地方がこういったワインの代表的な生産地。「サンセール」が名高いですが少々価格が高め・・・。ということで、CLUB 30ではここでも隠れた名産地「ヴァランセ」をセレクトします──

というShop側の売り文句には若干の違和感。別に探せば2,000円ちょいで「旨いサンセール」──たとえば「Michel Thomas / ミッシェル・トマ」とか──は買える。そういう意味で、この「ヴァランセ」は「割安なサンセール」というよりは「割高なミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ」という表情の方が強く前に出る。

アロマも快活な生命力に溢れたシトラスというよりは、やや清楚にフローラル寄りの愛らしいニュアンス。決して不味いワインではないが、どうにも中途半端で、値段と釣り合うかは微妙。

すべては飲み手の捉え方に依拠する。「1,500円クラスのなんちゃってボルドー白」よりはマシだが、反面「1,000円前後の出来の良いミュスカデ」よりは割高だし、当然、一部の2,000円台のサンセールやボルドー白で得られるタイトで集中力のあるビビッドな果実味なんかどこにも探せない。

なんとなく品良くチャキっとまとまった欠点の少ないワインだが、仮にそんなものがあるとして、まるで「AOCロワール」──ザックリしたバランスの、継ぎ接ぎだらけのダイジェストなロワール・ワインとでも言うべき、なんとも頼りない存立性に満ちた味わいであることも、また事実。

この際、+500円程度の値段は気にしないから、遠慮なく満足度の高いワインを案内して欲しい。デイリーワインとして、この内容では、ブっちゃけ高いです。

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別に言うほどコッテリもしてないし、むしろ酸は弱い。

レビュー対象商品:【完売致しました!現地生産終了のため再入荷予定はございません。ありがとうございました!】アバニコ・セレクション テンペスタード・ゴデーリョ 750ml(スペイン バルデオラス産白750ml)

投稿日時:2018/09/16 12:14:58

普段は週末にRMモノを中心にシャンパーニュを飲んでるけど──フィラディス取扱のモノもよく飲む──、最近は単価を下げるためにスティルワインの白もちょいちょい買い出した。

抜栓直後の瓶口からは樽一派のRMのような──つまりブルゴーニュのシャルドネのようなキリキリしたドライな香りの風が舞い、それこそジャック・セロスや弟子のミニエールなんかで感じることのできる、まるで梅酒のような酸化のニュアンス (密度の高い果実味) もそよぎ、ほんのり期待が膨らむものの、含むと別に薄いし酸も全然足りてないし、当然シャルドネの幻影なんかどこにもない──コアに佇む透明感のある清冽な〝点の酸〟を探せない。

骨格が緩いので、すぐに隙間から安っぽい甘みが漏れて焦点が合いずらく──これをワイン飲みは「余韻が長い」と言うんだろうけど、酸が寄り添うわけでもないので、まるでなかなか地上に着地できない不安なスカイダイバーのよう。

さすがに1,000円台のワインとの違いは見せてくれるものの、そこそこ厚化粧な香りの纏いなので、飲んでてすぐに飽きる。「コッテリ」はよくわからない。RMシャンパーニュ基準だと普通に「水」だし「酸味」なんか微塵も感じない。

先週たまたまルフレーヴの「マコン・ヴェルゼ2015」を飲んでしまったので、ちょっと分が悪かったというのもあるけれど、なにかもう一押し、決定的な個性が欲しいし、それがないから「また飲みたい」とも思わない。

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ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌとして格段に安いわけでもないが。

レビュー対象商品:ドメーヌ・ダヴィッド ミュスカデ(仏ロワール産白750ml)

投稿日時:2018/09/11 14:20:20

1,000円以下でそこそこ飲める瓶が拾えるジャンルにあって、そことの明確な線引きこそ感じれないものの、上質なデイリーワインとしての一定以上の品位はある。また飲みたいとは思わないが、たとえばこれが家の目の前のコンビニの冷蔵庫に常備されていたら気まぐれを起こしてリピートしてしまう程度にはチャーミングなワイン。

あと、余談ですが、2,500円くらいで大満足できるサンセールを扱って下さい。基本フィラディスさんのセンスは信用してますし、特にRMシャンパーニュのセレクトは好みのモノが多く、いつも買って飲んでます。

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品格ある引き締まった味筋。

レビュー対象商品:トマダ・デ・カストロ グラン・リバド・アルバリーニョ(スペイン リアス・バイシャス産白750ml)

投稿日時:2018/09/11 14:13:08

この価格帯のアルバリーニョの最上品だとは思わないが、ワインとして一定以上の品格があり、ギリギリ「旨安」のフィールドを抜け出てる気すらする──つまり二軍のレギュラーではなく一軍の控え。

これならまた買ってもいいと思える。

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値段に見合わない。

レビュー対象商品:トラミン・ピノ・グリージョ(伊アルト・アディジェ産白750ml)

投稿日時:2018/09/11 14:07:27

普通。同じ値段を出せば他にもっと旨いヤツはいくらでもある。たしかに1,000円台のイタリアワイン全般よりは酸の密度が高い (ラインがしなやか) けど、だから?ってなもん。

基本的にはクリアで品の良いワインだと思うけど、もう少し突き抜けて来るニュアンスは欲しい。そうじゃないと、もう1枚 (1,000円) 足す理由が見えにくい。昨日、別経由でこれの「ソーヴィニョン」を手に入れたので、飲んだら追記しておきます。

ちなみに1,280円なら特に文句はないです。

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2018/9/19追記──。

これの「ソーヴィニヨン」を飲みました。フィラディス経由のボトル (正規品) です。全くキャラが異なるからアレだけど、同じ値段を出すなら「ソーヴィニヨン」の方がキャッチーにトロピカルなので飲んでて楽しい。ツヤツヤと煌びやかな液性には内に向かう集中力や引き締まったミネラルは感じないが、皆が集まる場での序盤のパーティー酒としてはベター。

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