香り

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Chassagne-Montrachet (シャサーニュ=モンラッシェ)

■特徴 その名の通りグラン・クリュのモンラッシェをピュリニー・モンラッシェ村と2分する村で、こちら側では区別のためにル・モンラッシェと定冠詞をつけて呼ぶことができる。 人口約300人あまりの小さな村でありながら、 作付面積の約半分がプルミエ・クリュという異常なくらい高い割合で、そのどこでも赤白問わず生産が可能。 赤白共に長熟するものが多く、白は厚みが合って豊 […]

Nuits-Saint-Georges (ニュイ・サン・ジョルジュ)

■特徴 ニュイ・サン・ジョルジュのワインはどういうものなのか、一言で表すことが出来ないから、この村は昔からアイデンティティを打ちだすのに苦労している。 ニュイ・サン・ジョルジュ村とプレモー・プリセ村の2つの村から成る広い面積のせいか、グラン・クリュが存在しないからか、やたら多いプルミエ・クリュのためか、その原因はいくつかあり明確に言い表せない。 しかし間違い […]

Chambolle-Musigny(シャンボール・ミュジニー)

■特徴 ブルゴーニュの村々の中で1番好きな村はどこか? そんな問いかけをしたときに大多数の人が挙手をするのがこのシャンボール・ミュジニーだろう。 決して力強さや屈強さを持ち合わせているわけではないのだが、華やかでありながらも繊細なこの村のワインは全てのワインラヴァーを魅了してやまない。 シャンボール・ミュジニーがよく女性らしい、エレガントと表現される由縁は諸 […]

Pessac-Leognan(ぺサック・レオニャン)、Grave(グラーヴ)

■特徴 ぺサック・レオニャンと聞いて思い浮かべるものはなんだろうか。 これといった特徴がぱっと出てくる方は決して多くないと思う。 左岸とひとくくりにされているが、メドックを雄弁に語れるワイン通でもペサック・レオニャンというと口ごもる。 それだけこの土地はよくわからず、ベールに包まれている。 その原因の1つが格付けにあると思う。   1855年、メド […]

Pauillac(ポイヤック)

■特徴 よくメドックの特徴に挙がる、ブラックカラントや杉、タバコといった独特のアロマを強く反映させることから、『メドックの真髄』とも呼ばれる。 ボルドーワインと聞いてポイヤックの味わいのイメージを思い浮かべる人も多いだろう。 1級格付けが3つ、2級~5級までのシャトーが15存在しており85%を格付けシャトーが占める一大優良産地。 メドックの4大アペラシオンの […]

Alsace(アルザス地方)

ドイツとの国境、南北170kmに渡り長く広がるアルザス地方。(三重県と同じくらい) 非常に広いアペラシオンのためもちろん気候条件や土壌が異なってくる。 さらにアルザスでは赤白10種類を超える品種が植えられている上に、様々な土壌がパッチワークのようになっているため品種の組み合わせはまさに無限大。 『アルザスワイン』と一括りにすることは難しく、単純なようで複雑、 […]

Pays Nantais(ペイ・ナンテ地区)、Vendee(ヴァンデ)

ロワール河の河口に広がるペイ・ナンテ地区とヴァンデは合わせると1.5万haを超える広大なワイン産地。 1,270のワイン生産者、2つの協同組合、50のネゴシアンが毎年1億本以上のボトルを生産している。 主にミュスカデの生産がメインで、一部で他の白ワインやロゼ、赤ワインが造られている。 最近になってAOC認定された地域もあり、静かに変革が起きている産地でもある […]

Cote-Rotie(コート・ロティ)

■特徴 直訳すると「炙られる丘」。その名が示す通り、ぶどう畑は南東を向く非常に急な斜面に広がるため太陽の光をたっぷり浴びる。 なんとなくそんなイメージが先行して、『コート・ロティ=暑苦しいワイン』と思われがちだが、実はローヌ随一のとてもエレガントなスタイルのワインが出来る。 赤ワインにはヴィオニエを20%までブレンドが可能。 それはワインに華やかさや柔らかさ […]

Verzenay(ヴェルズネイ)

■特徴 丘の斜面に北東を向いて畑が広がるヴェルズネイは、モターニュ・ド・ランス最上のピノ・ノワールが生産される産地。栽培面積の86%をピノ・ノワールが占めることから、いかにこの黒ブドウが重宝されているかが伺える。 ボランジェやクリュッグ、ロデレールなど錚々たるシャンパーニュハウスが多くの畑を所有しており、 村のシンボルマークでもある特徴的な風車は現在、マムが […]

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