メルロ

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Oakville(オークヴィル)

オークヴィルは全米のカベルネ・ソーヴィニヨンの頂点に君臨するワイン産地で、ラザフォードとヨントヴィルに挟まれたナパ・ヴァレーの心臓部に位置する。 この地のブドウ栽培は1868年にまで遡ることができ、当時Henry Walker Crabbが最初の畑を作り、その場所をTo Kalonと名付けた。約100年後にRobert Mondavi(ロバート・モンダヴィ) […]

Constantia(コンスタンチア)

南アフリカのウエスタン・ケープの州都ケープタウンは、アフリカ有数の世界都市であり風光明媚な観光名所として知られている。この街の南に位置するコンスタンチアには、その起源を1685年まで遡ることができる程の深い歴史がある。とりわけ18-19世紀の時代には、伝説の甘口ワインVin de Constance(ヴァン・ド・コンスタンス)で名を馳せたという記録が多く残っ […]

Tasmania(タスマニア)

タスマニアはオーストラリア本土から約250km離れた場所にある島であり、一つの州として認められている。ブドウ栽培面積は約1700haで、オーストラリア全体の生産量のわずか1%にも満たないが、プレミアムなワインの生産地として注目されている。タスマニアは特に高品質なスパークリングワインで知られているが、実は生産量の2/3はスティルワインが占めている。ピノ・ノワー […]

Priorat(プリオラート)

スペイン北東部カタルーニャ州といえば、国際的な観光都市であるバルセロナが有名だ。そのバルセロナから海岸沿いに南に100kmほど下るとタラゴナという町が見えてくる。この町から少し内陸に位置するプリオラートは、規模こそ小さいものの極めてダイナミックな産地である。この地が生む力強いフルボディの赤ワインは、過去数十年にわたって高級ワインとしての名声をほしいままにして […]

Margaret River(マーガレット・リバー)

西オーストラリア州の南西の端にあるマーガレット・リバーは、オーストラリアを代表する銘醸地のひとつである。最高級のシャルドネとボルドーブレンド(カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロー)を生み出しており、輸出市場においても極めて重要な地位を占めている。歴史を遡ると、1960年代に高品質なワイン産地としてのポテンシャルが見込まれ、初めて商業用のブドウが植樹された。その […]

Hawke’s Bay(ホークス・ベイ)

ホークス・ベイはニュージーランド北島の東海岸に位置するワイン産地で、ネイピアやヘイスティングスの町の周辺に広がっている。ここはニュージーランドで二番目に大きいワイン産地であり(トップはマールボロ)、特に赤のボルドーブレンドとシラー、そしてシャルドネの品質の高さで知られている。ホークス・ベイはニュージーランドで最も古いワイン産地の一つとして知られており、初めて […]

Toscana(トスカーナ)

首都にフィレンツェを構え、イタリア随一の観光地でもあるトスカーナ。 ワイン造りの歴史は紀元前8世紀からと言われており、現在でもピエモンテと並んでイタリアを代表する銘醸地である。 主要なDOCGとしては、バローロと並びイタリアを代表するブルネッロ・ディ・モンタルチーノや、日本での知名度が非常に高いキャンティなどがある。 特にキャンティ・クラシコでは2014年に […]

Pomerol(ポムロール)

■特徴 サンテミリオンと並ぶ右岸の2大優良産地だが、その面積は800haとサンテミリオンの1/4と実に小さい。 これ以上開墾できる畑はなく、もちろん生産できるワインの本数も限られるが世界からの需要は高まり続けている。 ボルドーの銘醸アペラシオンの中では唯一格付けが存在せず、それぞれのシャトーが自分の立ち位置を暗黙の内に理解しているのだそう。 全体的にシャトー […]

Saint-Emilion(サンテミリオン)

■特徴 街並みが文化遺産にも登録される、美しい銘醸地。大陸性気候の影響と2つの河に挟まれているおかげで、冬でも比較的暖かく春の霜も避けることができる。 9つの村から成るこの地域のブドウ耕作面積は5500haと広大で、土壌も多種多様。 それに相まってAOCサン・テミリオン・グラン・クリュ、プルミエ・グランクリュ・クラッセ、グラン・クリュ・クラッセなど名称・呼称 […]

Pessac-Leognan(ぺサック・レオニャン)、Grave(グラーヴ)

■特徴 ぺサック・レオニャンと聞いて思い浮かべるものはなんだろうか。 これといった特徴がぱっと出てくる方は決して多くないと思う。 左岸とひとくくりにされているが、メドックを雄弁に語れるワイン通でもペサック・レオニャンというと口ごもる。 それだけこの土地はよくわからず、ベールに包まれている。 その原因の1つが格付けにあると思う。   1855年、メド […]

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