当初期待していなかったので、その品質にビックリ!
レビュー対象商品:シャトー・ド・マルサネ マルサネ・エシェゾ (仏ブルゴーニュ産赤750ml)
投稿日時:2019/03/16 19:14:00
最初の香りトップノーズはイタリアワインのような酸っぱさを感じさせる、赤系の平板な香り。でも、スワリングすると直ぐに黒系の
芳ばしい果実香が出てきて、良い感じになる。 大きいグラスに注ぐと、更に良くなり複雑さ(フルニエよりある)が増す。
そして、花の香りも出てくる(黒系の度合いはフルニエより高い)。色も、フルニエよりやや濃く、かつ透明度が高い気がする。時間経過での変化もフルニエよりある。
味わいは酸味がそんなに強くなく(フルニエと同程度)、丁度良い感じである。そしてフルニエより旨味があるのか厚みを感じる。でもアルコールは
12.5%と低い。90分ぐらい経つと、香りに漬物ぽさが出てきて華やかさが減ったと思ったが、一時的だった。香りに関しては、最初フルニエに負け、
直ぐに逆転したが、90分以上経つと同じくらいに。料理との相性ではレバニラはシャトーの方が合い、サンマチーズはフルニエの方が合う。海苔
ネギトロはフルニエの方が一寸合い、和牛はシャトーの方が合うが、相性の度合はネギトロの方が高い。翌日の鶏・大根はイマイチ合わない感じ。
翌日も香りは落ちず(黒系が減ったと思ったが時間が経つと復活する)、そして、味は料理なしで単独で比べると、フルニエより厚味・旨味がある。
但し、時間が経つとフルニエの味に厚みが出てくるので、60分以上経つと殆ど同程度である。特に料理と合わせると遜色ない。逆に、シャトーの
方は、酸味が増す感じがする。フルニエは時間経過で直線的に良くなっていくのに対して、シャトードマルサネは変化の揺れが大きい。コスパ
には、どちらも同程度と言える。コルクの長さは同じで、質・堅さはフルニエが上に見える。ワインの染み込みはフルニエのが濃く、シャトーは結晶(酒石酸カリ?)が
付いて光って見える。 澱は壜壁に結構付いており、ブルゴーニュにしては多い。これが旨味に繋がっているのかも?
ちなみに、ジャン・フルニエとの比較が所々出ていますが、同じ畑・同じヴィンテージでジャン・フルニエと比較テイスティングを行っています。
その結果のブログを下記のURLに記載しています。
⇒ https://plaza.rakuten.co.jp/winetosoccer/diary/201903100000/
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