ワインニュース

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カリフォルニアのグラン・クリュ構想

非公式のグラン・クリュがカリフォルニアに出現しています。   ナポレオン三世の命令により、1855年のパリ万博で設立された格付けがもちろん本物のグラン・クリュです。グラン・クリュはワインの格付けにおける最高峰で、ブドウが育った特定の区画、もしくはワインが造られたシャトーに言及されます。ブルゴーニュやアルザス、シャンパーニュ、ラングドック、ロワールで […]

新たな品種に目を向け始めたブルゴーニュ

とどまることを知らない気候変動の脅威に対する防御策の一案として、ピノ・ノワールとシャルドネに代替するブドウ品種をコート・ドールで採用する計画がついに動き始めました。   ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)で副代表を務めるFrederic Barnierによると、既に代替品種の候補リストが上がってきているそうです。   新たな品種の候補 […]

ワインのスーパー・テイスターとコロナウイルス耐性

あなたはどれくらい敏感にワインの味を取れますか?その答えは想像以上に重要な意味があるかもしれません。   スーパー・テイスター 5月末に発表された新たな研究結果によると、スーパー・テイスター(より敏感な味覚を持っている人のこと)はコロナウイルスに対する自然耐性を持っているそうです。しかしあなたのテイスティング能力が平均以下の場合、コロナウイルスへの […]

ドイツ産リースリングと気候変動

近年の気候変動はドイツの森林と多くの農業従事者に壊滅的な影響を及ぼしています。   ドイツの農林大臣によると森林はかつてないほどのスピードで枯渇しており、暑く乾燥した気候と害虫の影響で、トウヒの79%、松の木の80%、オークの80%、そしてブナの89%が甚大な被害を受けていると警告しています。   中央ヨーロッパの植物は近年の気候に耐え忍 […]

シャンパーニュの注目すべき2ヴィンテージ

  近年のシャンパーニュにはあまり良いニュースが見受けられませんでした。   パンデミックと近年の自然災害の狭間で、どういうわけかワイン業界はシャンパーニュの秀逸なヴィンテージを見逃しているようです。   災害にも見舞われず豊作となった2018年は予想通り評価誌で称賛の言葉を受けましたが、2019年と2020年については多く語ら […]

フランスのブドウ畑を破壊する冬の悪天候

寒波の影響でフランスにおけるブドウ収穫量の約3分の1がダメージを受け、業界全体の被害額は約24億ドルにも上る見込みです。   4月中旬フランスは冬の気候に逆戻りし、夜間の気温がマイナスまで落ち込むエリアが国全体で観測されました。農業が受ける影響は甚大で、フランス政府はこの自然災害に対して莫大の経済的支援を行うことに同意しました。フランスの殆どのワイ […]

ナパが講じる4200万ドルの山火事対策

  もう手遅れだと考える人もいるかもしれませんが、ナパ管理委員会(BOS)は山火事対策として今後5年間に数100万ドルを費やすことを決定しました。   新しい先駆けとしてより多くの防火帯(防災上設けられる可燃物のない地帯)を確保し、地域の地域における可燃物の総量を減らすことに重点をおきます。この計画は4月初旬に可決され、ナパの消防署長が要 […]

カリフォルニア北部が直面する干ばつの危機

  カリフォルニア北部では35日間にわたって降雨がありませんでした。   4月中旬、カリフォルニア州知事Gavin Newsomはソノマとメンドシーノに干ばつ緊急事態宣言を発令し、乾燥したメンドシーノ湖の湖底から記者会見を行いました。   しかしながら、Newsom知事はパンデミック禍における州知事命令で反発を招き、国民解職の危 […]

ボランジェの買収が見せるオレゴン・スパークリングワインの輝かしい未来

  オレゴンは次世代の高品質スパークリングワインの聖地となりうるでしょうか?BollingerがオレゴンのワイナリーPonzi Vineyardsを買収したと聞いたら、あなたはきっと驚くことでしょう。   エリザベス2世やジェームズ・ボンドまでもが贔屓にするシャンパーニュの大手メゾンBollingerが、フランス国外でワイナリーを買収する […]

ワイン詐欺の「ニューワールド」

  コロナウイルスの影響で多くの企業がオンラインでのワイン販売の売上増加を享受している一方で、新たに急成長を遂げているワイン産業があります。それは「ワイン詐欺」です。   詐欺師は単純に偽物のワインを販売しているわけではありません。緻密ななりすましを通して、ワイン業界全体を乗っ取ろうとしているのです。   大半のオンライン店舗は正当なものですが、詐欺師はイン […]

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