Columbia Valley(コロンビア・ヴァレー)
コロンビア・ヴァレーはワシントン州南東にある、米国でも最も巨大なAVAのひとつで、ざっくりワシントン州の1/3ものエリアを占める。AVAの総規模は4500000ha(ブドウ畑の合計は24313ha)で、内ワシントン州は3500000ha(ブドウ畑23971ha)をカバー、残りはオレゴン州にまたがる。ワシントンの99%のブドウ畑がこのAVA内にあ […]
コロンビア・ヴァレーはワシントン州南東にある、米国でも最も巨大なAVAのひとつで、ざっくりワシントン州の1/3ものエリアを占める。AVAの総規模は4500000ha(ブドウ畑の合計は24313ha)で、内ワシントン州は3500000ha(ブドウ畑23971ha)をカバー、残りはオレゴン州にまたがる。ワシントンの99%のブドウ畑がこのAVA内にあ […]
パタゴニア地方は南アメリカ大陸で最も南に位置し、アルゼンチンとチリの両国にまたがる広大な範囲をカバーしている。一般的にワイン産地として語られるパタゴニアはアルゼンチン側のパタゴニア北部にあるリオ・ネグロ(Rio Negro)やネウケン(Neuquen)を指す。パタゴニアと聞けば、ファインワインというよりも恐竜や砂漠のイメージが先行するが、実は高品質なブドウが […]
ラインガウはドイツのワイン産地の中で最も重要なエリアの一つである。規模でいうと約3,150haと決して大きいわけではなく、最大規模のラインヘッセンのおよそ1/9しかない。これはドイツ全体の畑のわずか3%程度である。しかしながら、規模こそ小さいもののドイツ最高峰の一つとも数えられる品質と最高レベルの熟成ポテンシャルを秘めたリースリングが生まれる。 歴史を見ても […]
モーゼルとラインヘッセンの間に挟まれるナーエは、西のHunsruck Hill(フンスリュック山地)を通ってライン川へと合流するナーエ川にちなんでこの名が付けられている。ナーエはドイツのワイン産地の中でも比較的規模が小さく、主に小規模生産者で構成され、畑はナーエ川とその支流沿いに点在している。約4000haの畑は7つの地区に分かれ、300を超す単一畑にブドウ […]
ラインヘッセンはドイツにある13のワイン産地で最も面積が大きく、畑は約26,500haに広がる。これは全畑の約25%弱を占めており、生産量だけでなく収量もドイツで最大規模を誇る。ラインヘッセンは3方面を他産地に囲まれており、北はライン川対岸にラインガウが、西にはナーへ川を境にナーへが、南はハールト山脈を境にファルツが隣接する。ラインヘッセン北部にある最大都市 […]
ドイツ西部に位置するファルツは、東を流れるライン川と西に横たわるハールト山に挟まれるようにして細長く広がっている。このハールト山はフランスのヴォージュ山脈からつながっており、アルザスをそのまま北上するとファルツにぶつかる。この地を代表する生産者Burklin-Wolf(ビュルクリン・ヴォルフ)、Friedrich Becker(フレードリッヒ・ベッカー)やV […]
イーデン・バレーはサウス・オーストラリア州にある冷涼な産地で、お隣のバロッサ・バレーとあわせてバロッサ・ゾーンと呼ばれている。ゾーンの南東を占めるイーデン・バレーは、バロッサ・バレーとともに世界で最も重要かつ高品質なワインを生み出す産地の一つとして広く認知されている。 ■テロワール イーデン・バレーは、実際にはバレー(渓谷)ではなく、むしろなだ […]
南アフリカのウェスタン・ケープ州の中でもとりわけ有名なエルギンは、首都ケープタウンから65kmほどの距離にある。南アフリカで最も冷涼とされるこの地の気候とソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ノワールやシャルドネなどが見事にマッチし、驚くほどエレガントなワインを生み出している。 ■テロワール エルギンはホッテントット・ホランド山脈に囲まれた内陸の台地にあり、周り […]
南オーストラリア州都のアデレードから北130kmほどに位置するクレア・バレーは、オーストラリアを代表するリースリングの銘醸地。オーストラリアの中でも最も風光明媚なエリアの一つでもあり、品質にこだわるブティック系のワイナリーが多く集まることで知られている。 ■テロワール クレア・バレーは温暖な大陸性よりの気候を持ち、夏は高温になるが夜は涼しく気温が下がる […]
フランケンはドイツの中央に位置するワイン産地で、1000年を超える歴史を持つ。この地のアイコンとも言えるのが「ボックスボイテル」と呼ばれるユニークな楕円形のボトル。実はこのボトルでワインを瓶詰めできるのはフランケン以外にもあり、バーデン北部やポルトガル、イタリア、ギリシャのそれぞれ限られた一部のエリアでは使用が認められている。 この地で最上のワインを生むのは […]