産地の辞典

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Martinborough(マーティンボロー)

ニュージーランド北島の最南端にある産地ワイララパ。プレミアムワインの生産にフォーカスしているこの産地は、ニュージーランド全体のわずか3%ほどの栽培面積、生産量としては全体の1%しかない。ワインツーリズムが栄えているが、その理由は首都ウェリントンからわずか1時間というアクセスの良さがある。ワイララパにある3つのサブリージョンの内、最も知名度が高くかつ重要な産地 […]

Hunter Valley(ハンター・バレー)

オーストラリアの東海岸に横たわるニューサウスウェールズ州は、人口が最も多い州として知られており、州都は最大都市のシドニーである。ワイン生産は1980年代から急速に伸び、現在ではオーストラリアで二番目のワイン生産量を誇る。この州において最も名高いワイン産地がハンター・バレーである。ハンターバレーは単に有名なだけでなく、オーストラリアのワイン産業にとって歴史的に […]

Aconcagua Valley(アコンカグア・バレー)

アコンカグアはチリに広がる4つのリージョンの内、北から二つ目にあるワイン産地である。ここには重要なサブリージョンが3つあるが、そのうちの一つがアコンカグア・バレーであり、チリを代表する産地として広く知られている。 チリの首都サンティエゴから北100kmほどに位置するアコンカグア・バレーは、暑く乾燥しているため長らくブドウ栽培に適さないとみなされてきた。しかし […]

Maipo Valley(マイポ・バレー)

チリで最も重要なワイン産地はどこか、と聞かれてマイポ・バレーと答える人は少なくないだろう。チリの首都サンティアゴのちょうど南に位置するマイポ・バレーは、リーズナブルでカジュアルというチリのイメージを覆す高品質ワインを生む。しばしば「南アメリカのボルドー」とも言われ、果実味主体のリッチなカベルネ・ソーヴィニヨンが特徴である。   サンティアゴ周辺に初 […]

Elgin(エルギン)

南アフリカのウェスタン・ケープ州の中でもとりわけ有名なエルギンは、首都ケープタウンから65kmほどの距離にある。南アフリカで最も冷涼とされるこの地の気候とソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ノワールやシャルドネなどが見事にマッチし、驚くほどエレガントなワインを生み出している。   ■テロワール エルギンはホッテントット・ホランド山脈に囲まれた内陸の台地にあり、周り […]

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