ブルゴーニュ

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Ulysse Collin(ユリス・コラン)

ユリス・コランは2004年がファーストヴィンテージとなるまだ若いレコルタン・マニュピュラン(RM)。 RMとしてスタートしたのはつい最近だが、実は200年前からブドウ栽培を稼業にしており現当主で6代目の歴史ある一族。 当主のオリヴィエ・コランはRMの巨匠ジャック・セロスの弟子のひとりで、単一畑でのシャンパン造りをモットーにしている。 所有する畑は10haほど […]

Jacquesson(ジャクソン)

Jacquesson HP 200年以上の長い歴史と伝統を誇り、グラン・クリュ アイ村、本拠地のあるディジー村などに自社畑を中心とした52haの畑から類稀なるシャンパーニュを生み出すジャクソン。 ナポレオン皇帝が愛し、皇帝自身の結婚式にも振舞われたという逸話を持ち、その最高の栄誉を賞され皇帝よりメダイユ・ドールを献上された。 高級シャンパーニュメゾンのクリュ […]

Egly Ouriet(エグリ・ウーリエ)

「完璧主義者」という言葉がふさわしいシャンパーニュ、それがエグリ・ウーリエだ。 グランクリュ アンボネイ村に本拠地を構え、それぞれピノ・ノワールの銘醸地であるアンボネイに7.8ha、ヴェルズネイ、ブジーそしてヴリニーにを合計11.5haの畑を所有する。 4代目当主のフランシスに代替わりしてから高い評価を獲得し続けている。 2000年頃にジャック・セロスが華々 […]

Krug(クリュッグ)

Krug HP 『クリュギスト』(=熱狂的なクリュッグのファン。というより信者)という言葉が存在するほど、シャンパーニュ界の中でその存在は圧倒的だ。 多くの人を魅了して止まない、その秘訣はいったいなんなのだろうか。 それは間違いなく世界最高峰ともいわれるアッサンブラージュの技術だろう。 その証拠に1番低価格帯のグランド・キュベでさえ、40数種、6~10年にお […]

Touraine(トゥーレーヌ地区)

合計1.6万ha以上の広大な地域であるトゥーレーヌ地区。 赤、白、ロゼ、スパークリング、辛口から甘口まで多彩なタイプのワインが産出される。 ただ、広いトゥーレーヌの中で注目すべきAOCはシノン、ブルグイユとヴーヴレだろう。 シノンとブルグイユはロワール最高の赤ワイン産地の1つ。 ソーミュールと隣接しておりロワール河を挟んで北にブルグイユ、南にシノンという位置 […]

Hermitage(エルミタージュ)& Crozes Hermitage(クローズ・エルミタージュ)

15%までマルサンヌとルーサンヌをブレンドすることができるが、100%シラーのワインが一般的。 その昔、ロシア皇帝に愛され、19世紀前半まではフランスの中でも最も高価なワインと持て囃されていたのがエルミタージュだった。 そしてほとんど知られていないのだが、当時高価なボルドーワインにはエルミタージュのワインがブレンドされていた。 しかし、実はシラーというだけで […]

Fixin(フィサン)

■特徴 教会の勢力が活発だったためワイン造りの歴史は古く、11世紀の初頭からブドウ栽培されていた記録が残っている。 栽培面積約100haとややこぢんまりとしたフィサンは、人気アペラシオンであるジュヴレ・シャンベルタンに隣接しており、中々フォーカスされることがない。 コート・ド・ニュイ・ヴィラージュを名乗ることもできるため、フィサンの名を冠せず販売をされること […]

Marsanney(マルサネ)

■特徴 ブルゴーニュの首都ディジョンから南にすぐのところに、コート・ド・ニュイ始まりのアペラシオン、マルサネがある。 3つの村からなるこのアペラシオンの栽培面積は約240haにのぼり、その内20haではロゼの生産も認められている。 その歴史は古く、ブルゴーニュで唯一3つの色のワインを造ることができる。 そんな唯一無二のアイデンティティがあっても、どこかパッと […]

GC Corton(コルトン)、Corton-Charlemagne(コルトン・シャルルマーニュ)

■特徴   ラドワ=セリニー、アロース=コルトン、ペルナン=ベルジュレスの3つの村から成り立つグラン・クリュのコルトンとコルトン・シャルルマーニュは、コルトンの丘の斜面にぐるっとぶどう畑が広がっている。 その合計面積は約160haと非常に広大。例えるなら東京ディズニーランド3個分。 しかしその広さと特殊なAOC規定があいまってコルトンについての一般 […]

Pommard(ポマール)

■特徴 中世から骨太で男性的なポマール、しなやかで女性的なヴォルネイと表現され、ブルゴーニュでも2つのアペラシオンは特に高い人気を誇っていた。 日本ではそれほどではないのだが、今でもポマールの人気は高い。 赤ワインのみの生産で、AOC認定はブルゴーニュの中で最も早い1936年。 ブルゴーニュワイン=ポマールというくらい定評があったためブルゴーニュ大公や旧家が […]

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