Cramant(クラマン)

■特徴 コート・デ・ブラン地区のグラン・クリュであるクラマンは、日照量に恵まれた柔らかく豊かな果実と力強いがゆったりとしたミネラルにより、味わいの広がりは大きくクリーミーな質感が特徴である。アヴィーズやル・メニル・シュール・オジェに比べると酸やミネラルはそこまでタイトすぎず、よりふくよかな味わいが楽しめる。 テロワール モエ・シャンドンがほぼ独占し、そのブド […]

Ay(アイ)

■特徴 17あるシャンパーニュのグランクリュのうち、いち早く格付けに認定された村のひとつがアイである。 ヴァレ・ド・ラ・マルヌ唯一のグラン・クリュであるアイは昔から最高のピノ・ノワールを生む土地として、王侯貴族や法王の寵愛を受けてきた。 また現在では、ボランジェやドゥーツ、ゴッセなど名門シャンパーニュメゾンの拠点としても知られている。 同じくグランクリュであ […]

Fixin(フィサン)

■特徴 教会の勢力が活発だったためワイン造りの歴史は古く、11世紀の初頭からブドウ栽培されていた記録が残っている。 栽培面積約100haとややこぢんまりとしたフィサンは、人気アペラシオンであるジュヴレ・シャンベルタンに隣接しており、中々フォーカスされることがない。 コート・ド・ニュイ・ヴィラージュを名乗ることもできるため、フィサンの名を冠せず販売をされること […]

Marsanney(マルサネ)

■特徴 ブルゴーニュの首都ディジョンから南にすぐのところに、コート・ド・ニュイ始まりのアペラシオン、マルサネがある。 3つの村からなるこのアペラシオンの栽培面積は約240haにのぼり、その内20haではロゼの生産も認められている。 その歴史は古く、ブルゴーニュで唯一3つの色のワインを造ることができる。 そんな唯一無二のアイデンティティがあっても、どこかパッと […]

GC Corton(コルトン)、Corton-Charlemagne(コルトン・シャルルマーニュ)

■特徴   ラドワ=セリニー、アロース=コルトン、ペルナン=ベルジュレスの3つの村から成り立つグラン・クリュのコルトンとコルトン・シャルルマーニュは、コルトンの丘の斜面にぐるっとぶどう畑が広がっている。 その合計面積は約160haと非常に広大。例えるなら東京ディズニーランド3個分。 しかしその広さと特殊なAOC規定があいまってコルトンについての一般 […]

Amboney(アンボネイ)

■特徴 丘の斜面に南南東を向いて畑が広がるアンボネイでは、80%以上がピノ・ノワールの生産となる。 村のシンボルともいえる、11世紀初頭にテンプル騎士団が建てた教会の柱にはブドウの房と蔦が彫られ、この頃からブドウ畑は村の生活に深く根付いていたことがわかる。 ふくよかな果実とエレガントな酸を備えた朗らかなキャラクターが魅力のアンボネイのワインは、クリュッグをは […]

Bouzy(ブジー)

■特徴 モンターニュ・ド・ランス地区の南部に位置するブジーはシャンパーニュのグランクリュで最もパワフルなピノ・ノワールを生み出す。 隣村のアンボネイもピノ・ノワールで名高いグランクリュの村のひとつだが、それぞれのキャラクターは異なる。 アンボネイは、ふくよかな果実の中にいきいきとしたミネラルを備えた豊満な味わいとなる一方、ブジーでは、日照豊かなほぼ真南を向い […]

Pommard(ポマール)

■特徴 中世から骨太で男性的なポマール、しなやかで女性的なヴォルネイと表現され、ブルゴーニュでも2つのアペラシオンは特に高い人気を誇っていた。 日本ではそれほどではないのだが、今でもポマールの人気は高い。 赤ワインのみの生産で、AOC認定はブルゴーニュの中で最も早い1936年。 ブルゴーニュワイン=ポマールというくらい定評があったためブルゴーニュ大公や旧家が […]

Volnay(ヴォルネイ)

■特徴 その歴史は古く、1328年のブルゴーニュ公国戴冠式にはヴォルネイが振舞われていたらしい。 今よりもコート・ド・ニュイの評価が高くなく、コート・ド・ボーヌの赤ワインこそが至高とされていたため、当時ヴォルネイのワインはブルゴーニュ最高のワインだった。 かつて王家が直接管理をし、その食卓にも登場していたことからますます評価は上がることになる。 ブルゴーニュ […]

Chassagne-Montrachet (シャサーニュ=モンラッシェ)

■特徴 その名の通りグラン・クリュのモンラッシェをピュリニー・モンラッシェ村と2分する村で、こちら側では区別のためにル・モンラッシェと定冠詞をつけて呼ぶことができる。 人口約300人あまりの小さな村でありながら、 作付面積の約半分がプルミエ・クリュという異常なくらい高い割合で、そのどこでも赤白問わず生産が可能。 赤白共に長熟するものが多く、白は厚みが合って豊 […]

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