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Toscana(トスカーナ)

首都にフィレンツェを構え、イタリア随一の観光地でもあるトスカーナ。 ワイン造りの歴史は紀元前8世紀からと言われており、現在でもピエモンテと並んでイタリアを代表する銘醸地である。 主要なDOCGとしては、バローロと並びイタリアを代表するブルネッロ・ディ・モンタルチーノや、日本での知名度が非常に高いキャンティなどがある。 特にキャンティ・クラシコでは2014年に […]

Piemonte(ピエモンテ)

「山の麓」という意味の通りアルプス山脈の麓に位置するピエモンテは、1,000年以上前からワイン造りが続いており、イタリアの2大DOCGであるバローロを有する屈指の銘醸地。 2トップの片翼を担うDOCG、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノが徐々に価格を高騰させており、同程度の価格帯だったバローロとの差は開きつつある。ピエモンテにはまだこの波が届ききっていない。 […]

Agrapart et Fils(アグラパール・エ・フィス)

「私は、土壌に対する姿勢はブルゴーニュ的だが、ワインづくりにおいてはきわめてシャンパーニュ的だ」 コート・デ・ブランのレコルタン・マニュピュラン(RM)生産者の大御所、アグラパールの当主のパスカル・アグラパールは語る。 グラン・クリュ アヴィズ村に本拠地を置くアグラパールはコート・デ・ブランのテロワールを知り尽くした、シャルドネの天才的な表現者でありRMブー […]

Bollinger(ボランジェ)

Bollinge HP ボランジェは設立当初から現在まで家族経営の非常に珍しいシャンパーニュ・メゾンである。 他にもシャンパーニュのアヤラ、ブルゴーニュのメゾン・シャンソン、ロワールのラングロワ・シャトー、コニャックのデラマンを所有している。 主にグランクリュとプルミエクリュから成る178haもの自社畑を所有し、生産に必要な約60%を賄っている。 木樽での発 […]

Louis Roederer(ルイ・ロデレール)

Louis-Roederer HP 高級シャンパンの代名詞でもあるクリスタルを擁するルイ・ロデレール。 ワイン業界にも他業種が参入して巨大なカルテルが誕生するなか、実は2世紀に渡って家族経営を守り通す稀少なシャンパンメゾンでもある。 現在はフランス国内のワイナリーをいくつか買収し、カリフォルニアにもワイナリーを設立し精力的な広がりを見せているが、あくまでその […]

Ulysse Collin(ユリス・コラン)

ユリス・コランは2004年がファーストヴィンテージとなるまだ若いレコルタン・マニュピュラン(RM)。 RMとしてスタートしたのはつい最近だが、実は200年前からブドウ栽培を稼業にしており現当主で6代目の歴史ある一族。 当主のオリヴィエ・コランはRMの巨匠ジャック・セロスの弟子のひとりで、単一畑でのシャンパン造りをモットーにしている。 所有する畑は10haほど […]

Jacquesson(ジャクソン)

Jacquesson HP 200年以上の長い歴史と伝統を誇り、グラン・クリュ アイ村、本拠地のあるディジー村などに自社畑を中心とした52haの畑から類稀なるシャンパーニュを生み出すジャクソン。 ナポレオン皇帝が愛し、皇帝自身の結婚式にも振舞われたという逸話を持ち、その最高の栄誉を賞され皇帝よりメダイユ・ドールを献上された。 高級シャンパーニュメゾンのクリュ […]

Lauren Perrier(ローラン・ペリエ)

Laurent Perrier HP ローラン・ペリエの物語は、前当主ベルナール・ドゥ・ノナンクールという男の物語でもある。 掴んだ栄光が戦争によって崩れ去るも、復興に尽力し現在ではモエ&シャンドンおよびヴーヴ・クリコに次ぐ世界第3位の販売量を誇るシャンパンブランドにまで成長した。 その陰には経営者でありながらも自ら畑に赴き、人と現場のつながりを誰よりも大切 […]

Egly Ouriet(エグリ・ウーリエ)

「完璧主義者」という言葉がふさわしいシャンパーニュ、それがエグリ・ウーリエだ。 グランクリュ アンボネイ村に本拠地を構え、それぞれピノ・ノワールの銘醸地であるアンボネイに7.8ha、ヴェルズネイ、ブジーそしてヴリニーにを合計11.5haの畑を所有する。 4代目当主のフランシスに代替わりしてから高い評価を獲得し続けている。 2000年頃にジャック・セロスが華々 […]

Jacques Selosse(ジャック・セロス)

Jacques Selosse HP 大手メゾン一強であったシャンパーニュ界の中で、レコルタン・マニュピュラン(RM)として製造方法を確立。 テロワールの表現に重きを置く、今までの常識を覆すようなブルゴーニュ的な造りでRMブームを興し、牽引し続けるカリスマ。 現当主アンセルム・セロス氏は「良いシャンパーニュは良いワインからしか生まれない、また良いワインは土地 […]

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