コート・デ・ブランの中心、ル・メニル=シュール=オジェとオジェ。
シャルドネの銘醸地として知られるこの二つのグラン・クリュを所有するのが、名門クロード・カザルです。創業者クロードが長年にわたり磨き上げてきたこの畑のブドウは、ボランジェやルイ・ロデレールといった大手メゾンからも品質で信頼を寄せられてきました。現在は娘のデルフィーヌ・カザル女史が当主を務め、父の哲学を受け継ぎながらも、より区画の個性を引き出す醸造に力を注ぎ、その成果は国際的にも高く評価され、『死ぬ前に飲むべき1001のワイン』にも選出されています。
この「カルト・オール ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ」は、ル・メニルの張りのある酸とミネラル感に、オジェの柔らかな果実味が重なった一本。香りには白い花、レモンピール、青リンゴ、そして長期熟成によるブリオッシュのニュアンスが漂います。口に含むと、しっかりとした骨格の中に繊細な丸みがあり、余韻には心地よい塩味が残ります。
この泡は、本当に丁寧に造られているな。
思わずそんな感想が口をつく、実直で完成度の高い味わいです。
8〜10℃でゆっくりと。抜栓後10分ほどで香りが開きます。帆立のソテーや鶏胸肉のクリームソース、コンテチーズと合わせると、その上品な酸と旨味がより際立つでしょう。この価格帯で味わえるグラン・クリュのブラン・ド・ブランとして、品質と価格のバランスは非常に優れています。
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