シャルドネの聖地コート・デ・ブランの中でも、特に優れたブドウを育む特級アヴィズにおいて3世代続く栽培農家に生まれた夫とアルザス出身の妻によって2016年に設立され、2018年ヴィンテージがファーストリリースという新しい蔵元でありながら、既に三ツ星レストランでもオンリストされ、評価誌上でも高い評価を受けるなど、世界が注目するアヴィズの超新星ラ・ロジュリー。アヴィズを中心に、オジェやクラマンといったコート・デ・ブランにおける珠玉の特級村に畑を所有しており、特にアヴィズの畑はあのジャック・セロスやアグラパールなどの畑に隣接する優れた区画を所有しています。
このキュヴェは蔵元を率いる夫フランソワの父が少量のみ仕込んだもので、アヴィズの樹齢60年の区画で育まれた秀逸なシャルドネのみを用い、なんと96カ月という長い瓶熟を施してリリースされたキュヴェ。熟した青リンゴやハニーサックルを思わせる華やかなアロマが立ち昇り、やわらかな口当たりから、穏やかな香ばしさとともに熟したリンゴのような果実味とほのかな塩味んに緻密な酸味が溶け込んで、長く広がっていきます。秀逸なブドウを用いているからこそ生み出すことのできる味わいで、今後リリースされる蔵元のシャンパーニュに大きな期待を抱かずにはいられません。
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