今月のおすすめワイン本【2020年7月】「ひとり飲みのお供にも最適な本」
- 2020.07.06
- 今月のおすすめワイン本
- テイスティング
毎月第1月曜日のワインコラムは、読むとワインを飲むのがもっと楽しくなる本を毎月1冊ご紹介する『今月のおすすめワイン本』コーナー。
今月のお薦め本は、長い話を読み通さなくても良い気軽な1冊。
手元に持っておけばちょっとした隙間時間にパラパラめくって楽しめる、ひとり飲みのお供にも最適な本を選んでみました。
『ワイン語辞典』
(中濱潤子さん:著/キムコ玉川さん:絵 誠文堂新光社 税抜1,400円)です。
ワインの言葉の辞典・・といえば、僕も毎週土曜日に同類のテーマ=「テイスティング用語」、について拙文を書かせて戴いておりますが、こちらはそういった専門用語よりももっと面白いワイン界の有名人やゴシップ的出来事なども紹介している本。
(「海原雄山」なんていう項目まで入っているくらいです 笑)
かつて90年代の終わりごろには葉山孝太郎さんの「辛口/軽口ワイン辞典」なんていうメチャクチャ面白い名著もありました。
こういった本は一瞬で読めるワインエッセイが大量に詰まっているようなものですので、10-20秒で一人の人物や事件についてザックリと知り、知識を増やせるのが良いところ。
気になった項目については他の専門書やネットで参考記事を探してを読んでみる・・という形で、ワインを様々な角度から切り取って自分の興味を深掘りするきっかけを沢山掴めるのではないかな、と思います。
勿論、絶対読んでおくべきワイン本も色々と取り上げられていますよ。
そしてこの本で忘れてはならないのが、キムコ玉川さんの絵。
全ページがカラーでイラスト満載、似顔絵がちょいヘタウマな感じで笑えるのもポイント高いです 笑
ワインを飲みながらリラックスして読むのにはバッチリな本だと思いますよ。
是非是非、ご自宅に1冊持っておいてください!!
ということで今月のワインコラムはこの辺で。
8月も第一月曜日におすすめしたいワイン・お酒・食に関連した1冊をご紹介させて戴きますね。
さて、次はどんなジャンルのワイン本を選びましょうか・・・?
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