「ブドウ品種を詳しく知ろう」 ワインはじめて講座
- 2019.07.13
- ワイン初めて講座~ワインの基礎知識~
- カベルネ・ソーヴィニヨン, ソムリエ, ピノ・ノワール, 香り
今回からは「はじめて講座」新シリーズ『ブドウ品種を詳しく知ろう』に入ります!
好みの味のワインを選ぶための大事な情報、1品種ずつ丁寧に書いていきますので、 じっくり読んでくださいね。
このコラム、第4回から9回にかけて「ブドウ品種とは」という内容を書きました。
(*既にWINE CLUB30内のコラムページに記事として掲載されております)
その際にカベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワールという2品種程の例を紹介し、 「ワインは品種によって味が変わる」ということだけ触れてそのまま「ワインの製法」に入りましたので、 色々なブドウ品種を紹介していくのは改めてここから、となります。
ここからのシリーズを読んで戴くのにあたって、まずはこれだけ覚えておいてください。
ワイン用のブドウは国・地域によっても数多くのものが存在し、 果実の見た目も、出来るワインの香りも、味も、本当に千差万別。
同じ地域で同じブドウ品種で、更に同じ製法でワインを造ったとしても、 全く異なる味わいのワインが出来ることは珍しくない。
ブドウ品種を知ること。 それは目の前の「知らないワイン」に対してある程度の「手がかり」にはなるかもしれませんが、 品種の個性・特徴を画一的に信じ切ってしまっていると、結構騙されてしまうんですよね。
長年の経験を積んだプロですら、 カベルネとピノを取り違えてしまうこともゼロではありません。
ですが、別に「品種を当てられる」こと=ワインが分かっている、ではありませんから。
当てっこの楽しさもありますが、 自分好みのワインに出会うための手がかりを得ること、こそが品種を知ることの本質です。
各品種の紹介時には、その品種の典型的な個性が出ているワインを1本ずつご紹介していきます。
コラムを読みつつそのワインを飲んで戴いて、 「その品種の標準的香り・味わい」を自分の鼻と舌に刷り込む、ということから始めましょう。
それでは次回、「ブドウ品種を詳しく知ろう」編、スタートです!
今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!
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