サングリア、キティなど赤ワインで楽しむカクテル
- 2024.06.02
- ちょっと知りたい、もっと知りたいワインの話
- カリモーチョ, サングリア, スプリッツァー・ルージュ, 赤ワイン
いつものワインをカクテルに変身させて楽しんでみませんか?第2弾は赤ワイン編です。
ほんのりとタンニンを感じる赤ワインベースのカクテルは、見た目の美しさも味わいのうち。赤ワインの渋みが苦手という方に、初めの一歩として楽しんでいただきたいカクテルです。お好みで氷を入れたり、レモンやライムのスライス、ミントを浮かべたり。美しくて美味しいカクテルをご紹介します。
目次
サングリア
日本でも馴染みのある、鮮やかな赤色をしたスペイン生まれの人気のお酒。スペイン語の「sangre(=血)」が名前の由来となっています。お好みのフルーツやスパイス、甘味を漬け込んで作り、透明なカラフェなどに入れれば見た目も美しくパーティー映えすること間違いなし。加えるもの次第で味わいも色々。ぜひ、お好みの味を探してみて下さい。氷を入れたグラスに注いでフルーティーな果実味と甘味、酸味を楽しみましょう。白ワインで作っても、お好みで水やソーダで割っても良しです。
ただし、注意点が1つ!本家本元のサングリアは果実を漬け込んで作りますが、日本ではアルコール度数20度未満のお酒で果実酒を作ることは酒税法で禁止されており、ワインはアルコール度数が12〜15度くらいなのでこれに該当します。カクテルのように飲む直前に混ぜるのであればOKとされているので、飲む直前に飲み切りの量を作って楽しみましょう。
【材料】
赤(白)ワイン お好みの量 *フルーティーなワインがお勧め
カットしたフルーツ赤ワインには柑橘類のほか、赤や黒系果実など
白ワインには柑橘類、白や黄色、グリーン系果実など
スパイス(シナモン、カルダモン、クローブなど) 甘味(砂糖、蜂蜜、シロップなど)
●当店のおすすめ
スプリッツァー・ルージュ
【白ワイン編】でご紹介したスプリッツァーの赤ワインバージョン。赤ワインを炭酸水で割ったカクテルです。赤ワインがちょっと苦手という方への入門編として、まずおすすめしたいカクテルです。
【材料】
赤ワイン 1/2
炭酸水 1/2●当店のおすすめ
キティ
「Kitten(=子猫)」が名前の由来という可愛らしいカクテル。赤ワインをジンジャエールで割ります。赤ワインの果実味とジンジャエールの爽快感が調和した飲みやすい味わいです。
【材料】
赤ワイン 1/2
ジンジャエール 1/2●当店のおすすめ
カリモーチョ
スペインで親しまれている、赤ワインをコーラで割ったカクテルです。「なんだか、くすぐったそうな名前だなぁ」なんて、いつも思ってしまいます。味わいはご想像通り。とても飲みやすいカクテルです。
【材料】
赤ワイン 1/2
コーラ 1/2●当店のおすすめ
今回は自宅で簡単に作れるワインカクテル(赤ワイン編)をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?ブレンド比率はあくまでも参考ですので、お好みに合わせて色々と変えてみて下さい。ワインを選ぶとき、飲むとき、語るときにちょっと思い出していただけたら嬉しいです。楽しいワインライフをお過ごしください。
ライター紹介:新井田 由佳(Yuka Niida)
・J.S.A.認定 ソムリエ
・La Confrerie des Hospitaliers de Pomerol ボルドー ポムロル騎士団称号
大手総合商社在職中にワインに魅了され、退職して渡仏。ブルゴーニュを中心にフランス、イタリアの数多くの生産者を訪問し見聞を広める。知れば知るほど魅了されるワインの世界について、もっと知りたい!が現在進行形で継続中。
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