絶対に知ってほしいスター生産者「シャルトーニュ・タイエ」の魅力
今年で入社6年目、営業を担当しています石井と申します。
入社当初はしばらく最年少だったのですが、気付くとたくさん後輩ができていました。
私が当時先輩方に感じていたように、頼りになる憧れの先輩と思ってもらえるよう日々邁進しております。
今回紹介したいワインは
『シャルトーニュ・タイエ キュヴェ・サンタンヌ・ブリュット N.V.』です。
営業では各ワイナリーの販売戦略を考えるブランドマネージャー(以下BM)という仕事があるのですが、
BM初年度にこのタイエを担当になりました。
フィラディスシャンパーニュの看板生産者であるタイエの担当を任されたことが嬉しくて
ワイナリーの勉強をしていくうちに、シャンパーニュ全体に興味を持つようになりました。
社内外でシャンパーニュセミナーを行ったり、自然と購入するワインもシャンパーニュに偏り...
今では自宅のセラーの中がほぼシャンパーニュです。笑
レコルタン・マニピュラン(以下RM)ブームが続く中、日本には優れたRM生産者が続々と入荷しています。
その中でも有名だったり人気だったりする生産者は数量も限られ中々手に入りません。
価格も高価なものが多いですし…
タイエとは世界的に評価が高くなる前からの長い付き合いですので、ありがたいことに世界でもトップクラスの割り当てをもらえています。
なので、決して生産本数が多いわけではないのですがフィラディスでは安定してご案内することができます。
ですが実は、タイエはシャンパーニュの展示会でブースに人だかりができて、迂闊に近寄れないくらいのスター生産者です。
海外の展示会等で、各国のエージェントからシャンパーニュの生産者はどこを取り扱っているのか
聞かれることがあるのですが、タイエと答えるとセンスいいね、割り当て分けてくれと言われるそうです。笑
そんな生産者のシャンパーニュを割と手ごろな値段で普段から飲むことができてありがたいなあと思っています。
(※賑わうタイエの展示会ブース)
また、サンタンヌブリュットは入荷ロットによってドサージュやデゴルジュ、セパージュが変わる場合があります。
これはタイエの当主アレックスが考える、ベストな状態が都度変わっていくからです。
例えば昨年の秋まではピノ・ノワールとシャルドネが半分ずつのセパージュでした。
少し前にピノ・ムニエが加わったセパージュになり、より複雑で丸みのある味わいになったと思います。
個人的には今回のセパージュがとても好きです!
デゴルジュが違うだけでも味わいががらりと変わるので、どうしても集めてしまいます。笑
サンタンヌブリュットは スタンダードキュベですが、十分タイエの魅力を感じることができます。
豊かなミネラルと旨味、 透明感のある果実の甘み、そして細く長く伸びる余韻。
飲む度にしみじみ「旨いなぁ」と思ってしまいます。
飲み手を選ばないので、お酒を持ち寄ってパーティするときや贈り物にも喜ばれます。
絶対外したくないときはタイエで勝負するので、大体自宅に1本常備しています…
知る人ぞ知る、でもだれからも愛されるタイエ。ぜひこの魅力を知ってほしいなと思います。
石井 理香子 全然そうは見えないが、実はお菓子作りを趣味とする乙女キャラ。菓子作り用エプロンはフリル付きらしい。 |
-
前の記事
ブルゴーニュ好きにこそ試してほしい!ピノ好きスタッフが薦める正統派ピノ・ノワール 2020.05.20
-
次の記事
ちょっと良いことがあった時にオススメのヴィンテージスプマンテ! 2020.05.27