ワインボキャブラ天国【第39回】「上品な、優美な、優雅な、エレガントな」英:elegant ,distinguished 仏:elegant
- 2020.06.24
- ワインボキャブラ天国
- 生産者, 試飲
連載企画『Firadis ワインボキャブラ天国』は、ワインを表現する言葉をアルファベットのaから順にひとつずつピックアップし、その表現を使用するワインの例などをご紹介していくコーナー。
このコラムを読み続けていれば、あなたのワイン表現は一歩一歩豊かになっていく・・・はずです!
取り上げる語彙の順番はフランス語表記でのアルファベット順、ひとつの言葉を日本語、英語、フランス語で紹介し、簡単に読み方もカタカナで付けておきますね。
英仏語まで必要ないよー、という方も、いつかワイン産地・生産者を訪れた時に役に立つかもしれませんから参考までに!!
ということで今回ご紹介する言葉は・・・
「上品な、優美な、優雅な、エレガントな」
英:elegant ,distinguished
仏:elegant (*e2つに右上がりのアクセント 形容詞:発音は「エレゴン」)
『Elegant』という言葉、
「上品な」「優美な」「しとやかな」「洗練された」「
・・・などの意味が並んでいます。
更には、「簡潔で美しい」「的確な」「明解な」などの意味も出てきます。
『エレガント』は幅広い意味を包含した、
だから僕はワインセミナーやイベントなどで「エレガント」について聞かれた時には
「このワインとこのワインを飲み比べてみてください。そうすると、こちらのほうが“エレガント”という言葉にふさわしい感じがしませんか?」
と、まずは比較試飲によって実感し、最初の「エレガント」感覚を得て戴く方法を取ります。
ですがこの時に「エレガントではない方」としたワインは「下品で優美さのないワイン」なのか、
「いい意味で下品だから(下世話だから)おいしいワイン」
では「エレガントなワイン」と「エレガントでないワイン」
僕にとってそれは「特定の香味要素が突出・
ということで今回はFiradis WINE CLUB取り扱いワインの中から皆さまにも比較的馴染み深く、飲んだことのある方が多いと思われる幾つかのワインを例に取りま
長くなりそうなので一旦今日はこのへんで。
このシリーズ初の前・後編で、「ワインのエレガンス」
今日明日で、
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