気になるワイングッズ使ってみた!【第9回】『エアーポンプ式ワインオープナー』って、どんなツール?
- 2022.05.23
- 気になるワイングッズ使ってみた!
シリーズ『気になるワイングッズ使ってみた!』第9回です。
こちらのコラム、定期的に掲載したいのですがなかなか皆さまにご紹介してお役立ちになりそうなグッズが見つかりませんで…ついつい長い間更新が止まってしまいました。その間もちょこちょこ通販サイトなどで新着グッズのチェックはしていまして、先日久々に「こいつは実際に使ってチェックせねば」と思えるアイテムに出会えた次第です。
ということで今回ご紹介するのはこちら、『エアーポンプ式ワインオープナー』です!
(*今回もグッズメーカーさんからの提案による企画ではありません。僕が個人的に勝手に実施する「使ってみた実験」です。)
目次
『エアーポンプ式ワインオープナー』って、どんなツール??
『エアーポンプ式ワインオープナー』、僕は現物を手にするまでもうちょっと複雑な仕組みのものなのかと思っていたのですが、非常にシンプル極まる仕組みのツールでした。ワインのコルクに注射器状になっている針を突き刺し、空気入れの要領で瓶内に空気を送り込み空気圧で強制的にコルクを持ち上げる、それだけのものです。
まずは実際のオープナーの画像をお見せしますね。
箱から出してみると、大きめの万年筆のような形状。キャップを外すと、ペン先の代わりに鋭い注射針のようなものがあります(*結構鋭く尖っているので取り扱いは注意が必要です)。
そしてここがなかなかのアイディアだな、と思ったのがキャップの部分。ペンのキャップだったらクリップが付いている部分が実はキャップシールカッターになっていまして。ちゃんとこれ1本でワインの抜栓が済ませられるようになっていました。なかなか芸が細かいです。
さて、それでは早速ワインを開けてみたいと思います!
コルクに突き刺してポンピングを数回…簡単にコルクを抜くことが出来ます
キャップシールを剥がしたコルクに、上の画像のように針を深く刺し込んでいきます。通常のスクリューではコルクの底を突き抜けてしまわないように差し込みの深さを調整しますが、この道具の場合はコルクと液面の空寸部分に空気を入れるのでしっかり深く突き刺します。コルクに針を刺す時それほど力を入れなくてもスッと入っていきましたが、万が一刺し損ねて手を怪我しないようには気を付けてください。
あとは、ペン状の道具の持ち手の部分を握ってポンピングを数回繰り返すとコルクが少しずつせり上がって来て・・・・
「ポンッ!」というかなり大きな音と共にコルクが抜けました(スパークリングワインを開ける時よりも大きいくらいの音。これほど大きな音は想定していなかったので結構びっくりしました 汗)。
そして、コルクが抜けた後の状態はこんな感じです。
実際に使ってみて感じたのは、スクリュー式のコルク抜きと違って刺し込み位置などを気にせずともかく真ん中に挿せば済むというのは失敗しにくくて良いかな、ということ。そして、スクリュー式の「てこの原理」で栓を抜くよりも更に省力で栓が抜けるのも助かります。
普段ソムリエナイフなどスクリュー式の道具を使っていて、特に使い勝手に不便を感じていない方がわざわざ追加で買う必要は無いツールではありますが、スクリューの挿しこみ位置を失敗してコルクを折ってしまうことが多い…という方は買っても良いと思いますよ。
今回僕がAmazonで購入した時の価格は税込1,599円、もっと安い出品もありましたがそれらは海外からの発送で3週間~1か月程かかるということでした。特に急がなければそちらで買った方お得だと思います。
ちなみに今回僕はヴィンテージの若いワインで抜いてみただけなのですが、後々に気付いたのはもしかするとコルクの乾燥が進んでいる熟成ワインの抜栓などだとスクリュー式よりも便利かもしれない、という点。ポンプで空気を勢いよく送り込むことで繊細な熟成ワインの状態に影響が出ないか、は多少心配ですので改めて検証してみたいと思います!
ということで今回はこのへんで。
皆さまからの「こんなグッズ、試して欲しい!」という実験リクエストもお待ちしておりますね。
お役立ちワイングッズで、もっとおいしく楽しいワインライフを!!!
*本日ご紹介したグッズは、Amazon他にて購入できます!
エアーポンプ式ワインオープナー フォイルカッター付き
(コラム作成時購入価格 税込1,599円)
↓↓↓
https://www.amazon.co.jp/dp/B09PKXGJ1W/ref=twister_B09QJP7N2Q?_encoding=UTF8&th=1
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