気になるワイングッズ使ってみた!【第2回】高評価のソムリエナイフを試してみました!
コラムシリーズ「気になるワイングッズ使ってみた!」第2回。
ワイングラスやコルクスクリュー、ポアラーなど話題のワイングッズ諸々について僕がひたすら試し、皆さんに本当にお薦めできるものを見つけていく企画です。
ワイングッズといってもプロ仕様の高額のものではなく、お手頃価格で且つ通販サイトなどでレヴュー点数の高いものを中心に選んでいきますよ。
第1回はシャンパングラスについての検証をお送りしまして、今回はいよいよ「ソムリエナイフ(コルクスクリュー)」を取り上げてみたいと思います。
「失敗しないワインの開け方」動画を評価いただいているFiradis WINE CLUB、やはりソムリエナイフについてはしっかり検証しなくてはなりませんからね。
それでは早速本日検証したグッズからご紹介しましょう。
ソムリエナイフ検証1本目に選んだのは、こちら。
『OXOソムリエナイフ(メーカーサイトの掲載価格で2,000円)』です!
この商品、僕が商品を購入して検証した2020年11月下旬時点でレヴューが270件ほど付いておりまして、平均点が4.7という驚異の高評価。
「ソムリエナイフ」で検索した時にもかなり上位に出て来る人気商品でデザイン的にもなかなかユニーク。
1本目にふさわしいのはこれしかないだろう、ということで選んでみました。
まず、持ってみるとかなりどっしりと重量感のあるソムリエナイフです。
写真を見て戴くと分かると思いますが、大きめの王冠の栓抜きが付いておりましてこれがなかなかの存在感。
クラフトビールなどは王冠付きの瓶も多いですし、あると便利ですよね。
それでは早速、このソムリエナイフを使っての抜栓に取り掛かります。
今回は、先日リリースしたばかりのブルゴーニュワイン『ドメーヌ・デュパキエ ブルゴーニュ・ルージュ・コート・ドール』を開けてみます。
(*このシリーズでは、ヴィンテージワイン・古酒などではなくコルクが新しい状態の若いワインでの検証から始めます。)
最初にこのナイフで僕が唯一不満に思ったことから書きます。
下の画像を見て戴くとすぐわかるのですが・・・キャップシールを切るナイフが小さいこと。
刃の部分が婉曲していて、ボトルの婉曲とサイズが合わないのでちょっと切りにくいです。
そして画像だと分かりにくいかもしれませんが鋸状の刃になっているため、アルミのキャップシールだと切れ目がどうしてもギザギザになります。
ささくれなどが出来ることもあるので、手を切らないように気を付ける必要がありますね。
ただ、それを除けば非常に使いやすいコルクスクリューだと思います。
比較的直径を大きく5回巻いてあるスクリューはコルクに挿した時にしっかりとグリップしますし、コルクを持ち上げていく時の握りの部分も持ちやすく力が入れやすい。
そして、瓶口に引っかける梃の部分はダブルアクションになっているので、必要以上にコルクを傾けておってしまう心配もありません。
そして何より、黒い握り部分は少し柔らかな素材になっていまして、素材・形状とも力を入れても掌が痛くならないように考えられているのも良いですね!
100均で売っているソムリエナイフなどでは、握って引き上げる時に金属の溝が手に食い込んですごく痛いものもありますが、これは全くそういうことがありません。
結論としては、このナイフはさすがの高評価に間違いなし、とても使いやすい1本だと思います。
キャップシールの切り辛さは、キャップシールカッターなどを使えば良いだけですし、やや硬めのコルクに当たってしまったときなど、女性でも抜きやすいと思いますよ。
欲を言えば、スクリューの巻きがもう1つ多く、そしてスクリュー部分に溝が刻んであれば、ヴィンテージワインなどにも使いやすいかな、というくらい。
それでも、普段使い用に抜きやすいコルクスクリューを探している方には、お薦めできる1本ですよ!
OXOソムリエナイフの公式ページはこちらです
↓↓↓
https://www.oxojapan.com/steel-double-lever-waiter-s-corkscrew-560
1本目からとてもよいソムリエナイフを見つけることができましたので、次回第2回は自動で抜ける「電動ワインオープナー」をチェックしてみたいと思います。
これが便利だったら僕の動画なんて完全に無用の長物になってしまう訳で・・・
若干心配ではありますが客観的に検証していこうと思います。
次回の『気になるワイングッズ、使ってみた!』も読んでみてくださいね。
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