「ワインの保存に適正な温度は?」 ワインはじめて講座

「ワインの保存に適正な温度は?」 ワインはじめて講座

前回はワインの輸送・保管時の温度管理についての話をスタートしました。
ワインセラーが無ければ、家の中で比較的涼しくて直射日光の当たらない場所に置く、でしたよね。

では「ワインの保存に適正な温度は本来どういう温度なのか?」について今回はお話しします。
家庭用のワインセラーは温湿度の設定が出来るかと思いますが、
温度設定は13~15℃、湿度を70%程に設定するのが一般的です。

この温湿度帯は、例えば上の写真のような欧州ワイン産地の地下セラーの環境に近いもの。
洞窟のように深く掘られ、土壁や岩のブロックで守られた地下セラーの温度は、
四季を問わず年中一定、上記の環境が守られています。
この環境変化のない理想的な場所で保管し続けられることで、 ワインは適正な「熟成」をしていきます。

そしてこの温度が所謂ワインの「常温」にも近しいということを、今回は併せて覚えておいてください。
「白は冷やして、赤は常温で飲む」という風に聞いたことがあるかと思いますが、
ここでいう「常温」は、夏は非常に蒸し暑い日本の住環境における「常温」ではありません。
つまり、赤ワインをこの「常温」で飲むとどんな味わいになってしまうのか・・・?
次回はそのあたりについて迫っていきます。
家で飲む赤ワインがもっとおいしくなる方法も、教えちゃいますよ!!

CTA-IMAGE ワイン通販Firadis WINE CLUBは、全国のレストランやワインショップを顧客とするワイン専門商社株式会社フィラディスによるワイン直販ショップです。 これまで日本国内10,000件を超える飲食店様・販売店様にワインをお届けして参りました。 主なお取引先は洋風専門料理業態のお店様で、フランス料理店2,000店以上、イタリア料理店約1,800店と、ワインを数多く取り扱うお店様からの強い信頼を誇っています。 ミシュラン3つ星・2つ星を獲得されているレストラン様のなんと70%以上がフィラディスからのワイン仕入れご実績があり、その品質の高さはプロフェッショナルソムリエからもお墨付きを戴いています。 是非、プロ品質のワインをご自宅でお手軽にお楽しみください!
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