「ミュスカデ種について その3」 ワインはじめて講座
「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、白ブドウの4品種目『ミュスカデ』種も今回で最終回となりました。
これまで触れたのは『ムロン・ド・ブルゴーニュ=ブルゴーニュのメロン』という別の名前、随一の産地がロワール河河口のペイ・ナンテ地域であること、この地ではもはや定番の製法「シュール・リー(酵母粕の上で熟成させる手法)」についてなど。
今回はこの品種の最終回、『ミュスカデ』種のワインはどんな食材や料理と合わせるとおいしいか、について書いていきたいと思います。
まずは下の関連ワインのおすすめレシピを見て戴くと、このワインに合わせるお料理の方向性が分かりやすいのですが・・・
Firadisでは『鶏ときゅうりのレモン和え』なんていうレシピをご提案しています。
とにかくこのワインは非常にフレッシュ&フルーティでさっぱりとした辛口のワイン。
かと言ってフルーツの甘さが全面的に主張してくるようなパワフルな果実味ではないので、やはりお料理も「さっぱりとしたもの」が合います。
当然和食との相性も非常に良く、白身魚のお刺身に山葵醤油やポン酢などと良く合いますし、魚の塩焼きにレモンやすだちを絞っただけのシンプルな料理にも最適。
素材そのものの味を生かしたお料理の味わいをワインが邪魔しない、という関係性が維持されます。
ちなみにこのワインの産地であるフランスの街『ナント』は、牡蠣の産地としても知られるエリア。
当然、長年育まれてきた土着的食文化として、牡蠣とミュスカデの相性は間違いがありません。
生牡蠣にレモンを絞って、キリッと冷えたミュスカデ・・・なんて最高ですよ!
今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!
ワイン通販Firadis WINE CLUBは、全国のレストランやワインショップを顧客とするワイン専門商社株式会社フィラディスによるワイン直販ショップです。
これまで日本国内10,000件を超える飲食店様・販売店様にワインをお届けして参りました。
主なお取引先は洋風専門料理業態のお店様で、フランス料理店2,000店以上、イタリア料理店約1,800店と、ワインを数多く取り扱うお店様からの強い信頼を誇っています。
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