「ボルドーの5大シャトーについて」 ワインはじめて講座
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ワインの「熟成」についての話を4回ほど書いたところで、一旦閑話休題。
前回ちらっと「長く寝かせるべきワイン」の典型として触れた 「ボルドーの5大シャトー」についてご紹介したいと思います。
いきなり例に出ても、分からないですもんね。失礼しました!!
さて、まず「5大シャトー」と呼ばれるシャトーの名前、並べてみますね。
- シャトー・ラフィット・ロートシルト
- シャトー・マルゴー
- シャトー・ラトゥール
- シャトー・オー・ブリオン
- シャトー・ムートン・ロートシルト
たぶん、2番目の「マルゴー」は誰でも聞いたことのある名前だと思います。
さて、この「5大シャトー」は全てフランス・ボルドー地方でワインを生産するワイナリーで、
「第一特別級」という最高ランクの格付を与えられています。
ここでいう「シャトー」とは、フランス語で「お城」の意味。
古くからその地域の領主・地主が城を構え居住し、 所有する畑を小作人に管理させてワインを造っていた・・・
という非常に歴史の長い生産者が「シャトー・○○」には多いです。
ここで重要なのは「シャトー」と名乗るためにはちゃんと「お城があること」が条件。
城もなく、ただの小屋でワインを造っているのに、 『シャトー・イガラシ』なんて勝手に名乗ってはいけない、ということです。
今日はまず、5大シャトーの名前と、「シャトー」の意味だけ覚えておいてください。
次回は「特1級」とはどういう意味か・・・をご紹介しますね。
今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!
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