【ワインのテイスティング】ワインは香り半分、味半分
- 2019.03.03
- ワイン初めて講座~ワインの基礎知識~
- グラス, ソムリエ, テイスティング, 香り
色合いを見て、香りを取って、味わいを楽しむ。
ワインを楽しむ基本的な手順をご紹介するシリーズ、今回からは「香りを楽しみ、分析する」です。
何といってもワインは「香りを愉しむお酒」と言っても過言ではありません。
そもそも「香りを取る」意味、そして「香りの楽しみ方」、 何回かに分けて分かりやすくゆっくりご紹介させて戴きますね。
さて、このコラムを読んでくださっている方で
「ワインの香りなんて嗅いだこともない」という方はさすがに殆どいらっしゃらないですよね。
でも、お店や家でワインを飲むときに
「必ず、香りを楽しんでから口に含む」ことをしている方となると、少し少なくなるかもしれません。
でも、それはワインを楽しむ上で大きな損をしています。
ワインは「香り半分、味半分」くらいに言っても良いくらい、
そのおいしさ・楽しさに占める香りの比重は非常に大きいものです。
さすがに見ただけで満足できるワインはありませんが、
(シャンパンの泡が立ち上っていくのを見ていると幸せ、なんていうのはあり得ますね)
香りを楽しむだけでも十分満足できてしまうワイン、は確実に存在しています。
その素晴らしい香りだけで、飲まなくても料理が進んでしまう・・・
本当に素晴らしいワインって、実はそんなものです。
ワイングラスをくるくる廻して香りを取ってから飲むなんて、 気取った感じで恥ずかしい、自分は絶対やりたくない、と思っている方もいるでしょう。
でも、あの仕草にもちゃんと根拠と意味がある・・・
「香りを楽しむ」シリーズは、まずはそんなところから始めていこうと思います。
詳しくは次回に続きますが、 まずは今日以降ワインを飲むとき、グラスに鼻を近付けて香りをゆっくりと取ってみてください。
そして香りについて感じたことを、簡単で良いので、自分の言葉でメモしてみましょう。
「良い香り」「濃い感じ」「アルコールが強そう」とか、最初はそのくらいで十分です。
少しずつ、香りを表現できるように、ご紹介していきますよ!
今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!
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