『ブドウ品種を詳しく知ろう』シリーズ、今回からはイタリアの黒ブドウ品種『モンテプルチアーノ』種をご紹介します。 前回まで紹介していた白ブドウ品種『トレッビアーノ』と同様、イタリア産のカジュアル赤ワイン用ブドウとして非常に重宝されている品種です。
原産はトスカーナ州と言われており、『サンジョヴェーゼ』種が元になっているという説もありますが、トスカーナのDOCG『ヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ』とは特に関係はありません。 (*こちらはサンジョヴェーゼを70%以上使用しなくてはいけないという規定があります)
現在『モンテプルチアーノ』種の主な栽培地は、イタリアの中部から南部にかけて。 アブルッツォ州、ラツィオ州、マルケ州、モリーゼ州、ウンブリアそしてプーリア州等で広く栽培されています。
このブドウの特徴は、果皮が薄い割には適度なタンニンと色素があるので、中口程度の飲みやすくバランスの良い赤ワインを造るのに適していること。 また、収穫量と品質のバランス面でも栽培農家に利点が多いため、上級格付ワインが認定されていない地域で日常用ワインの原料として盛んに植え付けが促進されました。
低価格ワイン用ブドウのイメージが強いですが、クオリティの高いものも数多くあります。 バランスよい飲み口で価格も手ごろ、料理にも合わせやすく日常の食卓で楽しむのには最適のワインです。 是非とも、知っておいて戴きたい品種ですよ!
本日の「はじめて講座」関連ワインは、Firadis WINE CLUB最安値クラスのモンテプルチアーノ!
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≪はじめて講座関連ワイン≫
『チトラ ベッラ・トッレ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ』。
(イタリア /アブルッツォ州産赤ワイン ブドウ品種:モンテプルチアーノ種100% / ステンレスタンク発酵・熟成)
次回も『モンテプルチアーノ』種について。 この品種で造られるワインの香り・味わい特徴をご紹介していきます。 ・・・・合わせる料理まで、まとめて書ききれてしまうかも????
今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!
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