ちょっと良いことがあった時にオススメのヴィンテージスプマンテ!
2018年に新卒で入社しました、営業部の鈴木と申します。
学生時代にイタリアに留学。ワインの魅力にハマりフィラディスに入社しました。
(※写真右の眼鏡が私です。)
今回紹介したいワインは
ペーリ 2015年 タレント・ブリュット 46です。
なんといってもペーリのすごいところは単一ヴィンテージでシャルドネ100%のスプマンテというところ。
通常のスパークリングワインは、複数の収穫年のブドウを使って造られます。そのためブドウの出来具合が悪い年でも他の年のブドウでカバーして品質を保っています。
しかし単一ヴィンテージだとブドウの出来具合によっては作ることが出来ません。その代わりにとても良い気候条件がそろった年の単一ヴィンテージは非常に美味しいスパークリングワインが造ることができます。
「ドンペリ」や「クリスタル」などの値段が高いのはこのためでもあります。(もちろんブランド代もありますが・・・)
普通、単一ヴィンテージのスパークリングを飲むとなれば超高級なシャンパーニュ、イタリアでもこのペーリの2倍以上するフランチャコルタとなってしまいます。フランチャコルタの区域からわずかに外れているだけのペーリをこの価格で飲めてしまうのは非常に破格です。
この「タレント・ブリュット 46」のキュヴェは熟成が48か月とかなり長いです。
そのためトーストやバターのような熟成から来るリッチな香り、色合いも少し黄色く、見た目からもリッチさが感じられます。
シャルドネ100%なので味わいもリッチでわかりやすい美味しさが味わえます。
レストランで飲むように最初の1杯としてももちろん良いですし、前菜からメインまでどんな料理でも合わせることが出来るので1本で最後まで通すことも出来ます。
デイリーワインよりはちょっと良いワインを飲みたいという時に家庭的な料理から、ちょっと贅沢なデパ地下のお惣菜までどんな料理でも合わせられる守備範囲が広い1本です。
私がオススメしたいマリアージュは鶏の唐揚げやフライドチキンにペーリを合わせることです。
通常のスティルワインのシャルドネではやや負けてしまうところも、しっかりした泡とキレイな酸で脂っこさはきれいに流してくれます。
また、リッチなシャルドネのボリュームが鶏肉を揚げた料理の食感にぴったりと合います。
生産者のアンドレア・ペーリさんとはイタリアの「Vinitaly」に行った時と来日してくれた時の二度お会いしました。
非常に温厚な柔らかい方で、常に笑っており「ベーネ、ベーネ」(ベーネは英語でいうgood)といつも言っている印象です。
来日した時に会話した際、「久しぶりだね!元気かい?」と聞かれ、元気と答えるとイタリアらしい陽気な笑顔と大きな声で「ベーネ、ベーネ」と言っていたことを思い出します。
生産者に会うことでよりワイナリーやワインに思い入れが強くなり、このワインをもっといろいろな人に飲んで欲しいという気持ちになりました。
(※アンドレア・ペーリさんワイナリーにて)
ちょっと何か良いことがあったときに飲んでいただきたい
ペーリ タレント・ブリュット 46
のご紹介でした。
鈴木 皓貴 学生時代はお笑い研究会。同期にはあの有名人も。好きになったもので生活を埋め尽くすというハマリ症で、今はまさにワイン色の生活を送っている。髪の毛の量が多すぎる。 |
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