ワインボキャブラ天国【第4回】「攻撃的な」英:aggressive 仏:agressif

ワインボキャブラ天国【第4回】「攻撃的な」英:aggressive 仏:agressif

連載企画『Firadis ワインボキャブラ天国』は、ワインを表現する言葉をアルファベットのaから順にひとつずつピックアップし、その表現を使用するワインの例などをご紹介していくコーナー。
このコラムを読み続けていれば、あなたのワイン表現は一歩一歩豊かになっていく・・・はずです!

取り上げる語彙の順番はフランス語表記でのアルファベット順、ひとつの言葉を日本語、英語、フランス語で紹介し、簡単に読み方もカタカナで付けておきますね。
英仏語まで必要ないよー、という方も、いつかワイン産地・生産者を訪れた時に役に立つかもしれませんから参考までに!!

ということで第4回にご紹介する言葉は・・・

「攻撃的な」
英:aggressive
仏:agressif (アグレスィフ)

 

「アグレッシヴな」という言葉、日本語では「積極的な」とか「行動的な」的なニュアンスで「あの人はなかなかアグレッシヴな人」 何ていう風に使うこともありますよね。「アクティヴな」という言葉と同列で使われているイメージですよね。

ですが、ワインの表現では言葉そのままに「攻撃的な」、 つまり酸やアルコールが強烈でやや不快な印象を感じるくらいの時に使うことが多いです。 味わいにパンチがあるパワフルなワインなどを飲んだ時に 「アグレッシヴだよね」という表現を使うと、それは海外の人ならそのまま
「飲み手に向かって強引に味わいを伝えてくるような、押しの強いワインですね」という印象に受け取るかも。

例えばワイナリー見学に行った時に生産者の前でワインを飲んで 「あなたのワインはアグレッシヴですね!」 なんていう感想は言わないほうがいいかな、と思います。
そういう場合は素直に「powerful=パワフル」や「rich=リッチ」を使うと良いのでは。 この言葉だと聞いた人も「ワインの力強さや豊かさを良い方に感じてるのだな」 と受け取るはずですよ。

実は僕もこの表現をつい使っていた時期がありまして、 何となく怪訝な顔をされたので「あれ、この表現っておかしいのかな・・」と思ったことがあるのでした。 ワインの表現、本当に難しいものです。。。

今日、あなたの表現するワインの世界が少し広がりました!!!

CTA-IMAGE ワイン通販Firadis WINE CLUBは、全国のレストランやワインショップを顧客とするワイン専門商社株式会社フィラディスによるワイン直販ショップです。 これまで日本国内10,000件を超える飲食店様・販売店様にワインをお届けして参りました。 主なお取引先は洋風専門料理業態のお店様で、フランス料理店2,000店以上、イタリア料理店約1,800店と、ワインを数多く取り扱うお店様からの強い信頼を誇っています。 ミシュラン3つ星・2つ星を獲得されているレストラン様のなんと70%以上がフィラディスからのワイン仕入れご実績があり、その品質の高さはプロフェッショナルソムリエからもお墨付きを戴いています。 是非、プロ品質のワインをご自宅でお手軽にお楽しみください!
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