ワインボキャブラ天国【第35回】「試飲/利き酒」英:tasting 仏:degustation

ワインボキャブラ天国【第35回】「試飲/利き酒」英:tasting 仏:degustation

連載企画『Firadis ワインボキャブラ天国』は、ワインを表現する言葉をアルファベットのaから順にひとつずつピックアップし、その表現を使用するワインの例などをご紹介していくコーナー。
このコラムを読み続けていれば、あなたのワイン表現は一歩一歩豊かになっていく・・・はずです!

取り上げる語彙の順番はフランス語表記でのアルファベット順、ひとつの言葉を日本語、英語、フランス語で紹介し、簡単に読み方もカタカナで付けておきますね。
英仏語まで必要ないよー、という方も、いつかワイン産地・生産者を訪れた時に役に立つかもしれませんから参考までに!!

ということで今回ご紹介する言葉は・・・

「試飲/利き酒」
英:tasting
仏:degustation (*eに右上がりのアクセント 女性名詞:発音は「デギュスタスィオン」)

今週ご紹介するのは「ワインの表現をするための語彙」ではありません。
そのまま直球に「試飲・利き酒」を意味する言葉。
英語で「テイスティング」、フランス語で言うとデギュスタスィオン」です。

今回この言葉を紹介したのは、例えば「以前あのワインを試飲したとき・・・」と言うのを「以前あのワインをデギュスタスィオンしたとき・・・」と言ったほうが格好良いですよ、本格的ですよ、ということではありません。
もしいつもそんな言い方をするようになったら、決して世の中に多くはない貴重なワイン仲間があなたとは一緒にワイン会をしてくれなくなるでしょう 笑

例えばフランスのワイン産地等を訪れた時に、見学のできる蔵元などには表にこの表記がしてあったり、試飲をさせてもらえないかをお願いしたい時には「デギュスタスィオン?(試飲できるかな?)」と疑問形で問えばそれで通じてしまう、結構便利な言葉です。

また、レストランにいくと「ムニュ・デギュスタスィオン」という、そのお店の旬の料理を少量ずつ楽しめる=デギュスタスィオンできる、なんていうコースを用意していることもあります。
「試食」という意味合いで使用されることもあるわけですね。
ワインや食に好奇心の強い僕たちには、こういうコースは魅力的ですよね!

ワインの香りや味わいを表現する語彙ではありませんが、是非とも知っておいて戴きたい言葉でしたので、取り上げました。
「デギュスタスィオン」、憶えておいてください!

ということで今週はこのへんで・・・
今日、あなたの表現するワインの世界が少し広がりました!

CTA-IMAGE ワイン通販Firadis WINE CLUBは、全国のレストランやワインショップを顧客とするワイン専門商社株式会社フィラディスによるワイン直販ショップです。 これまで日本国内10,000件を超える飲食店様・販売店様にワインをお届けして参りました。 主なお取引先は洋風専門料理業態のお店様で、フランス料理店2,000店以上、イタリア料理店約1,800店と、ワインを数多く取り扱うお店様からの強い信頼を誇っています。 ミシュラン3つ星・2つ星を獲得されているレストラン様のなんと70%以上がフィラディスからのワイン仕入れご実績があり、その品質の高さはプロフェッショナルソムリエからもお墨付きを戴いています。 是非、プロ品質のワインをご自宅でお手軽にお楽しみください!
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