【ワインのテイスティング】ワイングラスを回す意味は?
色合いを見て、香りを取って、味わいを楽しむ。
ワインを楽しむ基本的な手順をご紹介するシリーズ、「香りを楽しむ」4回目。
前回は、ワイングラスにワインを注ぐ適量の話と、 ワインを注いだらまずはそのまま香りを取ってみる・・・というところまででした。
グラスをくるくる回す、その直前まで来たということです!
それでは今回は、いよいよグラスをくるくる、ワイン通っぽく回してみる練習です。
ではまず、グラスを上の写真のように持ってみましょう。
画像が見られない方は、 グラスの脚の一番下の部分を親指・人差し指・中指の3本でつまむように持ち、 手の平の下の辺りはテーブルに付けて安定させます。
それではここからワイングラスを回し始めましょう。
グラスの脚がテーブルにしっかりと接地したままの状態で、 右手が利き手でグラスを持っている方は、グラスを反時計回りに。
左手で持っている方は、時計回りに。
持ち手の向きから内側に内側にとワインを回すイメージです。
(これを逆回しに廻すと、ワインが外側に向かって飛び出すことが多いので気を付けてください。
お向かいの人に思い切りビシャッ・・・ってこと、ありますよ。)
あまりビュンビュンと勢い良く、何回も何回も回す必要はありません。
ワインがグラスからあふれ出ないようにゆっくりと大きく3-5回くらい。
回し終わったら、液面が落ち着くのを待ちましょう。
皆さん、上手に回せましたか??
さて、これが終わったら、 最初と同じようにもう一度グラスに鼻を近付けて香りを取ってみましょう。
どうでしょう・・・先程と、香りが変わったのにお気付きになりましたでしょうか。
次回は、グラスを回した後の香りの変化について、ご紹介していきますね。
それではまた次回。
今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!
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