「シラー種について」 ワインはじめて講座

「シラー種について」 ワインはじめて講座

「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、赤ワイン用の黒ブドウ5品種目となりました。
今回からは『シラー』種についてご紹介していきます。
ここのところ、Firadisのワイン通販で人気が急上昇しているのですが・・・どうしたんでしょうね 笑
その人気の秘密についても考えつつ、皆さんにこの品種の魅力を知って戴きたいと思います。

まず『シラー』種の主要産地から話をはじめましょう。
やはり最もクオリティの高いシラー種ワインが産まれる場所は、 フランス コート・デュ・ローヌの北部地域だということに異論の余地は無いかと思います。
この地域の代表的な産地名としては『コート・ロティ』や『エルミタージュ』などが挙げられます。
Firadis WINE CLUB30では、もうちょっとお手頃な『コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ』の シラーを取り扱っています。
↓↓↓

『バスティード コート・デュ・ローヌ レカルラート』
(フランス / コート・デュ・ローヌ産赤ワイン ブドウ品種:シラー95%、グルナッシュ5%
熟成:コンクリートタンクタンクで8カ月)

ですがもしかするとこの品種については、 今やオーストラリアの品種、というイメージの方が強いかもしれません。
フランス語ではもともと『Syrah』という表記の名前ですが、 オーストラリアでは『Shiraz(シラーズ)』として大きな人気を博しており、 豪州の全ブドウ作付面積の3分の1を軽く超えるほどです。

フランス産のシラー100%ワインで店頭価格1,000円を切っているものはさほど多くありませんが、 オーストラリアのシラーズは1,000円以下で有名ブランドが膨大なヴォリュームで輸入されています。
例えばコンビニなどでも売られている『イエローテイル』などですね。

ただ、フランスのシラーと豪州のシラーズが単なる品種の変名に過ぎないのか、と言うと、 これは2か国のテロワールの違いを考慮したとしても意見がはっきり分かれるところ。
次回は、この品種の香りや味わい特徴にフォーカスしていきたいと思います。

今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!

CTA-IMAGE ワイン通販Firadis WINE CLUBは、全国のレストランやワインショップを顧客とするワイン専門商社株式会社フィラディスによるワイン直販ショップです。 これまで日本国内10,000件を超える飲食店様・販売店様にワインをお届けして参りました。 主なお取引先は洋風専門料理業態のお店様で、フランス料理店2,000店以上、イタリア料理店約1,800店と、ワインを数多く取り扱うお店様からの強い信頼を誇っています。 ミシュラン3つ星・2つ星を獲得されているレストラン様のなんと70%以上がフィラディスからのワイン仕入れご実績があり、その品質の高さはプロフェッショナルソムリエからもお墨付きを戴いています。 是非、プロ品質のワインをご自宅でお手軽にお楽しみください!
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