「ミュスカデ種について」 ワインはじめて講座

「ミュスカデ種について」 ワインはじめて講座

「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、本日からは白ブドウの4品種目『ミュスカデ』種です。
ここまで白ブドウはシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリングとご紹介してきたのですが、そのいわば「白ブドウ3大品種」に次ぐものとなるとどれ甲乙つけがたく。
だったらFiradis WINE CLUBで人気のある品種からご紹介していこうかな、と考え、それほど超メジャーな品種という訳でもないのですがまず『ミュスカデ』となりました。

『ミュスカデ』という品種は、別名『ムロン・ド・ブルゴーニュ=ブルゴーニュのメロン』と呼ばれています。
この名の由来は文字通り「ブルゴーニュ地方で生息していた、メロンを想わせる香りを持つブドウ品種」です。
(*ここで言うメロンは、「マスクメロン」です。つまり、麝香的な香りがするメロン、です。)

この品種の起源や分布の移動は定かではないようですが、17-18世紀ごろまではブルゴーニュ地方で栽培されており、同じ頃にロワール地方に持ち込まれたようです。
現在『ミュスカデ』の主要産地はもちろん、ロワール河河口のペイ・ナンテ地域。
大西洋の玄関口の一つでもある都市「ナント」の周辺で栽培され、「ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ」等のAOCワインとしてリリースされています。

残念ながら『ミュスカデ』の世間一般の典型的なイメージ・評価は、味も素っ気もない、水っぽくて個性のないワインになる品種、ではないでしょうか。
このイメージは、残念ながら決して間違いではありません。
AOC認定をされていながら市場価格は1,000円台、スーパーでも手軽に手に入るフランス白ワイン。
フレンチレストランのリストではヴァン・ド・ペイ等を除けば、ほぼ一番安いボトル白ワインの部類に入っています。

ですが・・・実は本当に素晴らしい生産者も確かに存在する、「発掘すれば安くて良いワインがざくざく見つかる土地」でもあります。
その証拠にFiradis WINE CLUBでは、この「ミュスカデ」が常に白ワインの売上本数TOP5に入り、リピーターのお客様続出の超人気ワインになっているんですよ。

今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!

CTA-IMAGE ワイン通販Firadis WINE CLUBは、全国のレストランやワインショップを顧客とするワイン専門商社株式会社フィラディスによるワイン直販ショップです。 これまで日本国内10,000件を超える飲食店様・販売店様にワインをお届けして参りました。 主なお取引先は洋風専門料理業態のお店様で、フランス料理店2,000店以上、イタリア料理店約1,800店と、ワインを数多く取り扱うお店様からの強い信頼を誇っています。 ミシュラン3つ星・2つ星を獲得されているレストラン様のなんと70%以上がフィラディスからのワイン仕入れご実績があり、その品質の高さはプロフェッショナルソムリエからもお墨付きを戴いています。 是非、プロ品質のワインをご自宅でお手軽にお楽しみください!
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