ワイン職人に聞く、10の質問【第42回】ドメーヌ・ジュリアン・ブロカール(フランス・ブルゴーニュ地方シャブリ)
- 2020.05.30
- ワイン職人に聞く、10の質問
- ヴィエイユ・ヴィーニュ, コルク, シャルドネ, ステンレスタンク, テロワール, フランス, ブルゴーニュ, マリアージュ, 哲学, 生産者, 白ワイン, 職人, 開け方
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタヴュー!≫
『ワイン職人に聞く、10の質問』
第42回 ドメーヌ・ジュリアン・ブロカール(フランス ブルゴーニュ地方シャブリ)
オーナー・醸造家 ジュリアン・ブロカールさん
『ワイン職人に聞く、10の質問』、今週話を聞いた生産者は、フランス・
2012年にドメーヌを興し、
あっという間にシャブリ地区のライジング・
「デカンター」誌は2014年の「最高のシャブリ19本」
生き生きとしていて、
素晴らしいワインの誕生を紐解く一問一答インタヴュー、
Q1:ワイン造りを一生の仕事にしよう、
⇒家族の歴史を繋いでいきたいという思い、
Q2:これまでワインを造ってきて、一番嬉しかった瞬間は?
⇒僕の『シャブリ・ボワッソヌーズ』
転換までの様々な努力が報われた気がして、本当に嬉しかった。
Q3:その反対に、一番辛い(辛かった)ときは?
⇒2016年、激しい嵐がシャブリを襲って、
Q4:ワイン造りで最も「決め手になる」のは、
⇒圧搾の工程で、
それには勿論、健全で良質なブドウを収穫することが必要条件だ。
Q5:あなたにとっての「理想のワイン」とは?
⇒『魂を感じるワイン』かな。
Q6:今までに飲んだ中で最高のワインを1本だけ選ぶとしたら?
⇒銘柄も良く憶えていないんだけど、
Q7:自分のワインと料理、
⇒やはり、シャブリにはシーフードだね。
そして、
僕のシャブリなら、生牡蠣とバッチリ合うと思うよ。
Q8:もしあなたが他の国・地域でワインを造れるとしたら、
⇒今は内陸のシャブリでワイン造りをしているので、
全く異なるテロワールで育ったシャルドネがどんなスタイルになる
Q9:あなたの「ワイン造り哲学」を、一言で表現してください。
⇒『ワインは命ある存在だと捉え、
Q10:最後に・・・日本にいるあなたのワインのファンに、
⇒日本の食文化や考え方に、僕は本当に共感するんだ。
きっと、
・・・ジュリアンさんへの一問一答インタヴューは、以上です。
如何でしたか??
あのピュアでクリアなスタイルのワインには、やはりワインの「
彼の哲学は、
日本では白ワインと言えばシャブリ、
ビオディナミ栽培からコンクリートタンクでの醸造まで、新しい手法も次々に挑戦的に取り入れていく開拓者精神溢れる職人
ジュリアンさんの造る綺麗なシャブリ、
≪クリアで清廉、自然派生産者による現代的なスタイルの「
(フランス/ブルゴーニュ地方シャブリ地区産白ワイン ブドウ品種:シャルドネ100% / 1/3ステンレスタンク&2/3フードル12カ月)
≪東向き急斜面、今シャブリで最も注目されるプルミエ・クリュ『
(フランス/ブルゴーニュ地方シャブリ地区産白ワイン ブドウ品種:シャルドネ100% 樹齢25-35年/ ステンレスタンク70%&フードル30%で澱とともに14ヶ月)
≪樹齢60-65年のヴィエイユ・ヴィーニュによる、
『ジュリアン・ブロカールシャブリ・プルミエ・クリュ コート・ド・レシェ』
(フランス/ブルゴーニュ地方シャブリ地区産白ワイン ブドウ品種:シャルドネ100% 樹齢60-65年/ ステンレスタンク70%&フードル30%で14ヶ月)
≪このクラスが10,000円以下は、
(フランス/ブルゴーニュ地方シャブリ地区産白ワイン ブドウ品種:シャルドネ100% 卵型コンクリートタンク3/4&バリック1/4で 澱とともに14ヶ月)
★この生産者のワインを開けるときに・・・・★
1点だけ、事前にご案内しておいた方が良いかな、と思うのが「
この生産者のワインは全て、
通常のプラスティックやアルミのキャップシールではなく、
この種のワインを抜栓するのが初めての方もいらっしゃると思いま
蝋キャップの上からそのままスクリューを挿し込み、
蝋をナイフで削ったり、
若干蝋の屑が落ちますので、
ポイントは、躊躇せず力強く、まっすぐ上に引き抜くこと。
決して難しくはありませんので、ご心配なく!
-
前の記事
ワイン職人に聞く、10の質問【第41回】シャトー・デギュイユ(フランス・ボルドー地方) 2020.05.24
-
次の記事
ワイン職人に聞く、10の質問【第43回】ファルケンシュタイン(イタリア トレンティーノ・アルト・アディジェ州ナトゥルノ) 2020.06.05